令和7年第2回定例会(6月)委員長報告
ページID:1016241 更新日 令和7年6月24日
本会議で報告された内容を掲載しています。
総務企画委員会 委員長 岩渕 穣(いわぶち ゆたか)
総務企画委員会委員長の岩渕 穣でございます。
本定例会において付託を受けております議案4件について、審査結果の報告をいたします。
初めに、第37号議案「春日市地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例の制定について」であります。
本案は、市民活動交流拠点地区地区計画の区域内における用途地域の変更に伴い、当該区域内における建築物の制限に関し、所要の規定の整備を図るものであります。
審査の過程において、委員から、「 建築制限の変更で、土地の使い方は変わるのか」との質疑が出され、執行部からは、「今回の改正による土地利用の変化は、現在建設中の新しい施設が建つ程度である。対象エリアの土地は春日市が所有しており、今後、商業施設や大規模飲食店などができる予定はない」との説明を受けました。
また、委員から、「 周辺住民への影響はあるのか」との質疑が出され、執行部からは、「現状とほぼ変わらない状態が続くと見込んでいる。新しい施設が旧大谷ふれあい公園エリアに建設される点が大きな変化だが、それ以外の開発予定はなく、周辺住民への大きな影響はないと考えている」との説明を受けました。
採決の結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、第38号議案「春日市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について」であります。
本案は、新たに整備予定の施設を平田台広場公園として位置づけ、適正な管理を図るものであります。
採決の結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、第42号議案「財産の取得について」であります。
本案は、春日市消防団東分団及び西分団の消防ポンプ自動車を取得するに当たり、地方自治法第96条第1項第8号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により市議会の議決を求められたものであります。
審査の過程において、委員から、「 普通免許で運転できるメリットはあるが、大規模災害時に性能不足にはならないのか」との質疑が出され、執行部からは、「小型化されても放水能力は現状の消防車とほぼ変わらず、消火活動に支障はない。積載量は減るが、消防団の活動に必要なホースやポンプなどは積載可能である。水タンクの容量は小さくなるが、市内には消火栓が整備されており、消防車はポンプ車であるため支障はない」との説明を受けました。
採決の結果、全員賛成で同意すべきものと決定いたしました。
次に、第43号議案「春日市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について」であります。
本案は、国会議員の選挙等の執行経費の基準に関する法律の一部改正に伴い、これに準じて選挙長等の報酬額を改定するとともに、業務に従事した時間に応じた報酬の支給を可能にすることに関し、所要の規定の整備を図るものであります。
審査の過程において、委員から、「 今回の条例改正は、春日市独自に内容を定めるものなのか」との質疑が出され、執行部からは、「上位法である執行経費基準法は上限額を定めているため、その範囲内で春日市が独自に時間に応じた金額を規則で定めるものである」との説明を受けました。
また、委員から、「備考部分の但し書にある「市長が特に必要と認める場合」とは具体的にどういったことか」との質疑が出され、執行部からは、「開票作業が想定より大幅に長引き、何十時間もかかるような不測の事態も起こりえる。そのような際に、例外的に2日分の手当を支払うことを想定している」との説明を受けました。
採決の結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で、総務企画委員会の審査結果の報告を終わります。
市民共生委員会 委員長 北田 織(きただ のぼる)
市民共生委員会委員長の北田 織です。
本定例会において付託を受けました議案2件について、市民共生委員会の審査結果の報告をいたします。
第36号議案「春日市税条例の一部を改正する条例の制定について」であります。
本案は、地方税法の一部改正等に伴い、公示送達の方法、個人の市民税に係る特定親族特別控除の創設、加熱式たばこに係るたばこ税の課税標準の特例等に関し、所要の規定の整備を図るものであります。
審査の過程において、委員から「特定親族特別控除の創設について、市民税収への影響はどの程度見込まれるのか」との質疑が出され、執行部から「令和6年度における額からの概算で約640万円の減額が見込まれる」との説明を受けました。
また、委員から「税収減に対する国の補填はあるのか」との質疑が出され、執行部から「自治体から国へ要望が出されているところであり、今後何らかの措置がなされることを期待するが、現時点では未定である」との説明を受けました。
また、委員から「特定親族の所得に応じて控除する仕組み等について、どのように市民に分かりやすく周知していくのか」との質疑が出され、執行部から「市のホームページ等で周知するとともに、市税申告時期に配布する説明資料の中にも記載する予定である」との説明を受けました。
また、委員から「加熱式たばこに係るたばこ税の課税標準の特例について、たばこ税収への影響はどの程度見込まれるのか」との質疑が出され、執行部から「年間約9,000万円から1億円程度の増額見込みであるが、半年間の激変緩和措置があるため、令和8年度は約7,000万円の増額が見込まれる」との説明を受けました。
採決の結果、全員賛成により原案を可決すべきものと決定いたしました。
次に、第40号議案「令和7年度春日市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)について」であります。
本案は、納入通知書等印刷及び封入封かん業務委託料に係る債務負担行為について、限度額を補正するものであります。
採決の結果、全員賛成により原案を可決すべきものと決定いたしました。
以上で、市民共生委員会の審査結果の報告を終わります。
こども文教委員会 委員長 迫 賢二(さこ けんじ)
こども文教委員会委員長の迫 賢二です。
本定例会において付託を受けております議案1件について、審査結果の報告をいたします。
第41号議案「工事請負契約の締結について(ふれあい文化センタースプリングホール特定天井改修工事(建築主体工事))」であります。
本案は、ふれあい文化センタースプリングホール特定天井改修工事(建築主体工事)の請負契約を締結するに当たり、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により市議会の議決を求められたものであります。
審査の過程において、委員から「総合評価方式入札の評価項目について、「企業の技術力」よりも「地域貢献・その他」の配点が高く設定されている。評価のバランスについて、どう考えているのか」との質疑が出され、執行部から「「地域貢献・その他」の点数を高く設定しているのは、地場業者の育成という視点がある。他市と比較しても大きい割合ではなく、また、福岡県総合評価技術委員会の意見を聴取した上で配点を設定している。したがって、「地域貢献・その他」の配点が非常に高いとは捉えていない」との説明を受けました。
また、委員から「落札者の評価項目の中に過去3年間に春日市内における建築工事の実績が3件以上あるとのことだが、どのようなものがあるのか」との質疑が出され、執行部から「放課後児童クラブ舎の予防保全工事、春日市庁舎市民ホール点字タイル改修工事、春日南中学校屋内運動場他大規模改修工事である」との説明を受けました。
採決の結果、全員賛成で同意すべきものと決定いたしました。
以上で、こども文教委員会の審査結果の報告を終わります。
補正予算審査特別委員会 委員長 米丸 貴浩(よねまる たかひろ)
補正予算審査特別委員会委員長の米丸 貴浩です。
本定例会において付託を受けております補正予算案件1件について、審査結果の報告をいたします。
第39号議案「令和7年度春日市一般会計補正予算(第4号)について」であります。
補正の主な内容は、歳入予算として、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金1,170万7千円の増額、保育所等給食支援費県補助金1,170万6千円の増額、財政調整基金繰入金1,600万円の増額、自治総合センターコミュニティ助成事業助成金250万円の減額、J-ALERT機器更新事業債250万円の増額などであります。
歳出予算としては、地区関係費250万円の減額、保育所等運営事業費2,341万3千円の増額、災害対策総務事務費255万9千円の増額、事務局事務費1,377万6千円の増額、小学校施設整備事業費(事務局)198万円の増額などであります。
これにより、歳入歳出予算の総額は、4,031万2千円を増額し、437億9,861万5千円に補正するものであります。
採決の結果、全員賛成により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で、補正予算審査特別委員会の審査結果の報告を終わります。
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