令和4年第3回臨時会(11月)委員長報告

ページ番号1011314  更新日 令和4年11月10日

本会議で報告された内容を掲載しています。

総務文教委員会 委員長 高橋 裕子(たかはし ゆうこ)

総務文教委員会委員長の高橋裕子です。
 本臨時会において付託を受けております議案2件について、審査結果の報告をいたします。

初めに、臨時会第3号議案「令和4年度春日市一般会計補正予算(第6号)について」であります。
 補正の主な内容は、市民税非課税高齢者支援金支給事業費 1億4,171万7千円の増額、子ども応援給付金給付事業費 5,956万9千円の増額、介護サービス事業所物価高騰対策支援事業費 809万6千円の増額、小学校給食管理費(事務局) 330万9千円の増額などであり、歳入歳出予算の総額に、2億3,241万2千円を増額し、398億994万1千円に補正するものであります。
 なお、子ども応援給付金(第2弾)については、「コロナ禍でのエネルギー・食料品価格等の物価高騰に伴い、子育て世帯への支援を行うもので、支給額は、子ども1人につき5千円である。支給対象者は18歳以下の市内在住者で、対象者数は2万2千人で見込んでいる」との説明を受けております。
 審査の過程において、委員から、「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の充当先は、どのように決めたのか」との質疑が出され、執行部からは、「全所管に対して支援策の提案を募り、出された提案を踏まえて協議を行い、交付金の範囲内で可能な事業を総合的に決定した」との説明を受けました。
 また、子ども応援給付金給付事業について質疑が出され、執行部からは、「支給対象は、平成16年4月2日から令和5年4月1日までに生まれた子どもで、令和4年11月1日時点で市内に在住している必要がある」「支給金額については、他の支援策とのバランスを考慮し総合的に決定した」との説明を受けました。
 また、市民税非課税高齢者支援金について質疑が出され、執行部からは、「課税世帯に属する市民税非課税高齢者に対する支給額は1万円で、非課税世帯に属する市民税非課税高齢者に対する支給額は5千円である。支給対象者数は、それぞれ6,400人、8,600人と見込んでいる」との説明を受けました。
 また、「介護サービス事業所物価高騰対策支援事業の支給額や支給対象はどのように決めたのか」との質疑が出され、執行部からは、「福岡県において、本事業と同様の制度がすでに創設されているものの、県からの給付を受けることができるのは、県所管の施設や事業所に限定されている。そこで、県からの給付を受けることができない市指定の施設や事業所に対して、市が同様の支援金を給付するものである」との説明を受けました。
 また、「令和4年4月から8月までの消費者物価指数の平均上昇率等を採用して、学校給食食材高騰分補助金の積算を行ったのはなぜか」との質疑が出され、執行部からは、「現時点で把握できている数値を用いて積算を行ったところである」との説明を受けました。
 採決の結果、全員賛成で原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

次に、臨時会報告第4号「専決処分について(樹木の枝による住宅の損傷事故に伴う損害賠償の額の決定について)」であります。
 本案は、市内小学校の樹木の枝による住宅への損傷事故に伴う損害賠償の額を決定し、緊急に和解契約を締結する必要が生じたが、市議会を招集する時間的余裕がなかったため、令和4年10月12日付けで専決処分したことについて、市議会の承認が求められたものであります。
 審査の過程において、委員から、樹木の管理状況について質疑が出され、執行部からは、「従来から必要な予算を措置し、年間を通して伐採を行っているところだが、今後は、さらなる樹木管理の徹底を図りたい」との説明を受けました。
 採決の結果、全員賛成で本案を承認すべきものと決定いたしました。

以上で、総務文教委員会の審査結果の報告を終わります。

地域建設委員会 委員長 岩渕 穣(いわぶち ゆたか)

地域建設委員会委員長の岩渕 穣でございます。
 本臨時会において付託を受けております議案1件について、地域建設委員会の審査結果の報告をいたします。

臨時会報告第5号「専決処分について(建物の管理の瑕疵による自動車の損傷事故に伴う損害賠償の額の決定について)」であります。
 本案は、建物の管理の瑕疵による自動車の損傷事故に伴う損害賠償の額を決定し、緊急に和解契約を締結する必要が生じたが、市議会を招集する時間的余裕がなかったため、令和4年10月20日付けで専決処分したことについて、市議会の承認が求められたものであります。
 事故の概要は、令和4年9月6日に、浦の原集会所の屋根の一部が飛散し、駐車中の相手方自動車を損傷したものであり、損害賠償額については、38,500円であります。
 審査の過程において、委員から、集会所の管理状況についての質疑が出され、執行部から、昭和54年の建築で約40年が経過し老朽化が進んでいたが、十分な管理が行き届いていなかった。平成31年3月末で使用は終了し、令和5年度以降に取壊しを行う予定であるが、今後は管理をしっかりと行って行きたいとの回答を受けました。
 また、委員から、事故後の対応についての質疑が出され、執行部から、飛散した屋根部分についての補修は終了している、それ以外の部分については施工業者から直ちに補修が必要な部位はないとの報告を受けている、との回答を受けました。
 採決の結果、全員賛成により、本案を承認すべきものと決定いたしました。

以上で、地域建設委員会の審査結果の報告を終わります。

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