令和3年第4回定例会(12月) 委員長報告

ページ番号1009504  更新日 令和4年1月11日

本会議で報告された内容を掲載しています。

総務文教委員会 委員長 高橋 裕子(たかはし ゆうこ)

総務文教委員会委員長の髙橋裕子です。

本定例会において付託を受けております議案3件について、審査結果の報告をいたします。

初めに、第59号議案「春日市教育委員会委員の任命について」であります。

本案は、春日市教育委員会委員、谷 康浩(たに やすひろ)氏が令和3年12月22日付けで任期満了となることに伴い、その後任の委員として宮﨑 泰三郎(みやざき たいざぶろう)氏を任命することについて、市議会の同意が求められたものであります。

採決の結果、全員が原案に同意することに賛成いたしております。

次に、第62号議案「令和3年度春日市一般会計補正予算(第12号)について」であります。

本案は、歳入歳出予算の総額を9億850万1千円増額し、391億5,576万9千円に補正するものであります。

審査の過程で、債務負担行為補正における庁内ネットワーク更新業務委託について、持ち運び可能なノートパソコンの持ち帰りによる業務増や個人情報漏洩等が懸念されるがその対策は、との質疑が出され、執行部から、持ち帰りによる業務増については、管理職がしっかり管理していくこと、また、個人情報漏洩防止のため、パスワード、虹彩等の2要素認証の導入を検討している、との説明がなされました。

また、債務負担行為補正における西野球場等スポーツ施設整備事業に係る土壌汚染状況調査業務委託について、土壌汚染していることが前提なのか、との質疑が出され、執行部から、面積が3000平方メートル以上で一部切土をすることにより、県の基準に沿った届出、調査が行われるものであり、土壌汚染があることが前提ではない、との説明がなされました。

また、債務負担行為補正における天神山小学校校舎賃借料について、賃借する根拠、工事費との比較、所有権移転の時期について質疑が出され、執行部から、今回早急に建設完了させることを最優先で考え、設計して工事するのではなく、ビルドトランスファー方式によるプレハブでの賃借とする予定である、また、所有権移転の時期については、建設完了後所有権を市に移転し、5年間賃借料のみを払っていく形となる、との説明がなされました。

また、学校における無線LAN整備の対象区域はどこまで広がるのか、との質疑が出され、執行部から、屋内施設を網羅する形で考えている、との説明がなされました。

採決の結果、全員が原案を可決することに賛成いたしております。

次に、第67号議案「令和3年度春日市一般会計補正予算(第13号)について」であります。

本案は、子育て世帯臨時特別給付金として、一人あたり5万円を追加して支給するため、歳入歳出予算の総額を10億5,328万4千円増額し、402億905万3千円に補正するものであります。

採決の結果、全員が原案を可決することに賛成いたしております。

以上で、総務文教委員会の審査結果の報告を終わります。

市民厚生委員会 委員長 内野 明浩(うちの あきひろ)

市民厚生委員会委員長の内野明浩です。

本定例会において付託を受けました条例議案2件、予算議案3件について、市民厚生委員会の審査結果の報告をいたします。

初めに、第60号議案「春日市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について」であります。

改正の内容は、健康保険法施行令等の一部改正に準じ、出産育児一時金の額を改定するものであります。

審査の過程において、委員から「今回の改正に伴い、手続上の変更点はあるのか。」との質疑が出され、執行部から「手続上の変更点はない。加えて、産科医療補償制度掛金分を含めた支給総額にも変更はない。」との説明を受けました。

採決の結果、全員賛成により、原案を可決することにいたしております。

次に、第61号議案「春日市重度障害者医療費の支給に関する条例の一部を改正する条例の制定について」であります。

改正の内容は、特別児童扶養手当等の支給に関する法律施行令の一部改正に伴い、所要の規定の整備を図るものであります。

なお、執行部より重度障害者医療費受給資格の認定に係る所得要件には変更がない旨の説明を受けております。

採決の結果、全員賛成により、原案を可決することにいたしております。

次に、第63号議案「令和3年度春日市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)について」であります。

歳入歳出それぞれ3億3,044万円を増額し、歳入歳出予算の総額を、101億8,895万円に補正するものであります。

審査の過程において、委員から「基金積立金について、どういった見通しを立てているのか。」との質疑が出され、執行部から「どこまで基金を積むべきか具体的な金額は決めていない。現在は、実質収支が赤字なので、まずは、現行の保険税率を標準保険税率へ引上げるなど、赤字の解消を目指したい。その後、基金について考えていきたい。」との説明を受けました。

また、委員から「令和3年度の一般被保険者療養給付費は、コロナ禍前の令和元年と比べて増えたのか。」との質疑が出され、執行部から「医療費の総額及び一人当たりの医療費ともに若干増えている。」との説明を受けました。

また、委員から「コロナ禍の影響で医療機関への受診を控えたことで、大きな病気を患ったり、病気の重篤化につながったケースはあったのか。」との質疑が出され、執行部から「病気の重篤化などにつながったケースは把握できていないが、日頃から、病気の重篤化などにつながらないよう特定健診や健康相談などに注視していくことが必要であると考えている。」との説明を受けました。

採決の結果、全員賛成により、原案を可決することにいたしております。

次に、第64号議案「令和3年度春日市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第2号)について」であります。

歳入歳出それぞれ4万円を減額し、歳入歳出予算の総額を、15億4,054万1千円に補正するものであります。

採決の結果、全員賛成により、原案を可決することにいたしております。

次に、第65号議案「令和3年度春日市介護保険事業特別会計補正予算(第3号)について」であります。

歳入歳出それぞれ763万5千円を減額し、歳入歳出予算の総額を、75億49万9千円に補正するものであります。

審査の過程において、委員から「介護予防・生活支援サービス事業費の減額補正の理由はなにか。」との質疑が出され、執行部から「コロナ禍で通所型サービスを控えたことである。通所型サービスの需要は回復してきているが、コロナ禍前までには至っていない。」との説明を受けました。

また、委員から「通所型サービスが減ることで在宅での時間が増え、認知症などが進行する恐れもある。ケアマネジャーや包括支援センター等はその状況を把握しているのか。」との質疑が出され、執行部から「コロナ禍での問題が発生する可能性もしっかり踏まえて情報を収集し、在宅でのサービスを提案している。」との説明を受けました。

採決の結果、全員賛成により、原案を可決することにいたしております。

以上で、市民厚生委員会の審査結果の報告を終わります。

地域建設委員会 委員長 岩渕 穣(いわぶち ゆたか)

地域建設委員会委員長の岩渕 穣でございます。

本定例会において付託を受けております議案1件について、地域建設委員会の審査結果の報告をいたします。

第66号議案「令和3年度春日市下水道事業会計補正予算(第2号)について」であります。

補正の主な内容は、4月の人事異動による職員給与費の調整と、一般会計繰出基準の算定率改定に伴う一般会計繰入金の増等によるものです。

補正予定額及び補正後の額につきましては、収益的収入が、1,513万1千円を増額し、総額を23億8,445万2千円に補正するものであります。また、収益的支出は、33万4千円を減額し、総額を18億5,043万1千円に補正するものであります。

次に、資本的収入の補正は無く、資本的支出を、51万9千円減額し、総額を20億7,915万9千円に補正するものであります。

なお、資本的収入が資本的支出に対し不足する額9億9,829万9千円については、消費税及び地方消費税資本的収支調整額6,564万1千円、減債積立金3億8,260万7千円、損益勘定留保資金令和2年度分4億6,053万2千円及び令和3年度分8,951万9千円で補填されております。

採決の結果、全員賛成により、原案を可決することにいたしております。

以上で、地域建設委員会の審査結果の報告を終わります。

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