令和7年第2回臨時会(3月)委員長報告
ページID:1015769 更新日 令和7年3月31日
本会議で報告された内容を掲載しています。
総務企画委員会 委員長 岩渕 穣(いわぶち ゆたか)
総務企画委員会委員長の岩渕穣でございます。
本臨時会において付託を受けております議案1件について、審査結果の報告をいたします。
臨時会第3号議案「令和7年度春日市一般会計補正予算(第2号)について」であります。
補正の理由は、「特別養護老人ホームかすがの郷」が立地する春日市所有の土地を、運営法人である社会福祉法人仁風会に売却するものであります。
この土地は、高齢者福祉の増進を目的に、仁風会に平成10年4月から30年間の契約で無償貸与しているが、社会情勢の変化により、無償貸与を解消し、時価での売買を行うものであります。
補正の内容は、歳入予算として、土地売払収入 5億4,371万3千円の増額。
歳出予算としては、公共施設等整備基金積立金 5億4,371万3千円の増額であります。これにより、歳入歳出予算の総額を、431億6,474万1千円に補正するものであります。
審査の過程において、土地売払収入について、委員から「土地の売買価格が、一般的な相場と比較して非常に安価であると感じられる。どのような基準で判断されたのか」との質疑が出され、執行部から「時価による正当な価格であると考えている」との説明を受けました。
また、公共施設等整備基金積立金について、委員から「全額を基金に積み上げる理由は何か」との質疑が出され、執行部から「余剰財源は原則基金に積み立てる方針であり、どの基金に積むのかについて議論した。公共施設マネジメント計画期間終了後も、公共施設の整備に費用がかかること。また、新50年プランや資材及び労務単価の高騰を考慮して選択した」との説明を受けました。
採決の結果、全員賛成により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で、総務企画委員会の審査結果の報告を終わります。
市民共生委員会 委員長 北田 織(きただ のぼる)
市民共生委員会委員長の北田 織です。
本臨時会において付託を受けました議案1件について、市民共生委員会の審査結果の報告をいたします。
臨時会第4号議案「財産の処分について」であります。
本案は、特別養護老人ホームかすがの郷等が立地する土地の売払いに当たり、地方自治法第96条第1項第6号及び第8号並びに議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により市議会の議決を求めるものであります。
執行部から「かすがの郷は、特別養護老人ホームの設置を求める市民のニーズに応え、市が土地を30年間無償貸与する条件で、平成11年に現運営法人が開設した。その後開設された市内他2箇所の特別養護老人ホームは、運営法人自ら土地を用意しており、不均衡が生じている。このため、契約満了を迎えるに当たり、土地の買い取りを現運営法人に提案したものである」との経緯が説明されました。
審査の過程において、委員から「事業撤退の場合、現利用者にはどのような影響があるのか」との質疑が出され、執行部から「入所施設については、筑紫地区圏域を対象に検討がなされるため、改めて県の認可を受ける必要があることから、必ずしも市内に再整備が図られるものではない。また、デイサービス等利用者については、他の施設を探す必要が出てくる」との説明を受けました。
採決の結果、全員賛成により、本案を同意すべきものと決定いたしました。
以上で、市民共生委員会の審査結果の報告を終わります。
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