令和7年第3回臨時会(5月)委員長報告

ページID:1016068  更新日 令和7年5月22日

本会議で報告された内容を掲載しています。

総務企画委員会 委員長 岩渕 穣(いわぶち ゆたか)

総務企画委員会委員長の岩渕穣でございます。
 本臨時会において付託を受けております議案1件について、審査結果の報告をいたします。

臨時会第5号議案「令和7年度春日市一般会計補正予算(第3号)について」であります。
 補正の理由は、「令和6年度に実施した国の「物価高騰対応及び定額減税補足に伴う給付金」の対象者のうち、同給付金の支給額に不足が生じる市民に対して不足額を給付するものであります。
 補正の内容は、歳入予算として、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金 5億9,356万2千円の増額。
 歳出予算としては、給付金・定額減税補足給付金給付事業費 5億9,356万2千円の増額であります。これにより、歳入歳出予算の総額を、437億5,830万3千円に補正するものであります。
 審査の過程において、給付金・定額減税補足給付金給付事業費について、委員から「追加給付対象者13,500件は差額分ではなく、1万円単位に切り上げを行った金額を見込んで計上しているのか」との質疑が出され、執行部から「1万円単位に切り上げた金額を予算計上している」との説明を受けました。
 採決の結果、全員賛成により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。

以上で、総務企画委員会の審査結果の報告を終わります。

市民共生委員会 委員長 北田 織(きただ のぼる)

市民共生委員会委員長の北田 織です。
 本臨時会において付託を受けました議案3件について、市民共生委員会の審査結果の報告をいたします。

臨時会報告第1号「専決処分について(春日市税条例の一部を改正する条例の制定について)」であります。
 本案は、地方税法等の一部改正に伴い、軽自動車税の種別割に係る税率の区分の新設及び老朽化マンションの管理組合等管理者による固定資産税の減額申請に係る規定の追加等に関し、春日市税条例の一部を改正する必要が生じたが、市議会を招集する時間的余裕がなかったため、令和7年3月31日付けで専決処分したことについて、市議会の承認が求められたものであります。
 審査の過程において、軽自動車税について、委員から「現行の原付バイクが今後、生産販売の継続が難しくなる分の税収と新基準原付バイクに係る税収は、相殺されることによって増減は少ないとの認識でよいか」との質疑が出され、執行部から「本改正による影響は少ないものと考える」との説明を受けました。
 また、固定資産税について、委員から「マンション管理組合が申請を行えば、全居住者が減免を受けられるという認識でよいか」との質疑が出され、執行部から「お見込みのとおりである」との説明を受けました。
 採決の結果、全員賛成により、本報告を承認すべきものと決定いたしました。

次に、臨時会報告第2号「専決処分について(春日市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について)」であります。
 本案は、地方税法等の一部改正に伴い、春日市都市計画税条例の一部を改正する必要が生じたが、市議会を招集する時間的余裕がなかったため、令和7年3月31日付けで専決処分したことについて、市議会の承認が求められたものであります。
 採決の結果、全員賛成により、本報告を承認すべきものと決定いたしました。

次に、臨時会報告第3号「専決処分について(春日市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について)」であります。
 本案は、地方税法施行令の一部改正に伴い、国民健康保険税の課税限度額の改定及び軽減の拡充に関し、春日市国民健康保険税条例の一部を改正する必要が生じたが、市議会を招集する時間的余裕がなかったため、令和7年3月31日付けで専決処分したことについて、市議会の承認が求められたものであります。
 審査の過程において、委員から「課税限度額が改定されることにより、何世帯にどのような影響があるのか」との質疑が出され、執行部から「令和6年度分で試算すると、423世帯、約632万円の増額になる」との説明を受けました。
 また、委員から軽減の拡充に伴う影響について質疑が出され、執行部から「令和6年度分で試算すると、軽減なしから2割軽減となる世帯が53世帯、2割から5割軽減となる世帯が60世帯であり、計約311万円の軽減となる」との説明を受けました。
 また、委員から「今回の改定は中間所得層へ配慮したものか」との質疑が出され、執行部から「高所得層への負担を大きくすることにより、結果として中間所得層への影響が抑えられているものである」との説明を受けました。
 採決の結果、全員賛成により、本報告を承認すべきものと決定いたしました。

以上で、市民共生委員会の審査結果の報告を終わります。

こども文教委員会 委員長 迫 賢二(さこ けんじ)

こども文教委員会委員長の迫 賢二です。
 本臨時会において付託を受けております議案1件について、審査結果の報告をいたします。

臨時会第6号議案「工事請負契約の締結について(春日南小学校校舎棟増築工事)」であります。
 本案は、春日南小学校校舎棟増築工事の請負契約を締結するに当たり、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により市議会の議決を求められたものであります。
 審査の過程において、委員から「応札業者が一者で、落札率が99.15%と非常に高い水準である。その理由をどのように分析しているのか」との質疑が出され、執行部から「今回の入札は参加資格を満たす業者が140者以上あり、入札期間も3週間以上設けているため、競争性は確保されたと考える。ただし、工期や技術者の確保の難しさで、参加しにくい状況があったのかもしれないと推測される。落札率については、業者が金額を提示するため、正確な理由はわからないが、一般論として、競合不在と判断されると高めの金額で応札されるので、そのような点が理由ではないかと推測している」との説明を受けました。
 また、委員から「新設される校舎に多目的トイレが設置されておらず、距離もあるが問題はないか」との質疑が出され、執行部から「多目的トイレの設置については、必要な整備数や実際に配慮が必要な児童が当該教室を使用するかを考える必要がある。新設校舎は通常教室として使用予定なので、学級編成を工夫するなど、学校運営上の配慮で対応できるものと考えている」との説明を受けました。
 採決の結果、全員賛成で同意すべきものと決定いたしました。

以上で、こども文教委員会の審査結果の報告を終わります。

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