34_春日原南地区 出前トーク要約記録(令和6年度)
ページID:1015406 更新日 令和7年1月7日
※ 報告書原文をそのまま掲載しています。
意見1
春日市の直下には警固断層が走っており、大地震が起きると相当な被害が予想される。このため、公民館だけでは避難者を収容しきれず、小中学校などが避難所として使われることになると思われる。その際、校区内の複数の自治会により避難所を共同運営することになると考えているが、ノウハウがなく、訓練もしていないため、大混乱になると危惧している。自治会共同での訓練や避難所運営計画の策定については、市がけん引しながら進めてもらいたい。一斉に行うのは難しいと思われるので、まずはモデル地区を1カ所選定して行ってみてはどうか。
回答1
(安全安心課 防犯防災担当)
対応の内容
ご意見のとおり、災害の状況によっては、小中学校や総合スポーツセンターなどを避難所とする場合が想定されます。そのような場合に備え、複数の自治会共同で避難所を運営するすべを身に付けておきたいと考えていただき、大変心強く感じます。
避難所の運営については、安全安心課の防災危機管理専門官を中心に専門的な知見を生かしながら、マニュアルを作成することとしており、地域の皆さんからもご意見を聞きながら進めていきたいと思います。
ご提案のモデル地区選定による共同訓練や計画策定などについては、今後、研究させていただきたいと考えます。
その後の対応状況
毎年、中学校区の自治会合同で開催している防災訓練では、救助方法や避難所設営などの実践に取り組まれています。ぜひ、春日野中学校区においても自治会合同防災訓練を検討していただき、ご提案の避難所運営の視点なども取り込んだ訓練を一緒に進めていければと思います。
なお、災害時の市と自治会との役割や関係性を概略的に示した「自治会避難所対応マニュアル」について、風水害編は令和5年度に自治会へ提供していますが、地震編は令和6年度中に提示する予定です。
意見2
西鉄春日原駅周辺整備事業について、4点、意見を述べたい。
- 筒井小倉線に自転車通行帯を設けるとのことだが、春日原交番の南側に新たに整備を予定している駐輪場までの側道には設けないのか。
- 西鉄春日原駅前の一般車の駐車場は東口の駅前広場にしか整備しないとのことだが、春日市民にとってはメリットを感じられない。
- 西口側にある学習塾に通う子どもの送迎のため、夕方は周辺が渋滞しており、歩道に乗り上げて停車する車も多く、歩行者にとって危険である。十分なスペースをとったり、柵を設けたりするなど、安全確保を徹底してもらいたい。
- 高架下に保育所や一時預かり所などをつくってはどうか。電車を利用する保護者などにとって有益だと思う。
回答2
(道路管理課 道路建設担当、こども未来課 保育担当)
対応の内容
- 自転車通行帯の整備は筒井小倉線までであり、春日原交番南側の駐輪場までの側道については、自転車は車道を通行していただくことになります。
なお、筒井小倉線の北側の高架下には、大野城市が駐輪場を整備する予定です。 - 西口の駅前広場には、コミュニティバスや路線バス、タクシーの乗降場を整備するため、一般車は東口に回っていただくことになりますが、できる限り便利な動線を整備する計画としています。東口も西口も敷地面積に限界がある中で目一杯の整備となりますので、ご理解ください。
- 今回の整備において、車止めなどの設置により、駅周辺の歩道に車が駐停車することができないよう、対策をとります。
- 保育所は、子どもを預けたいというニーズと受け入れができる子どもの数のバランスを勘案して整備していますが、現在、新たに整備する必要がある状況ではありません。
なお、駅に近い高架下の活用については、既にある春日原交番の南側に駐輪場を整備する計画としています。さらに南側となると、駅から離れてしまい不便であり、駐車スペースの問題もあるため、保育所などをつくることは難しいと考えます。
その後の対応状況
西日本鉄道株式会社に確認したところ、春日原駅直結の商業施設では民間の保育所や一時預かり所ができる予定はないとのことです。
また、高架下については、現在計画検討段階であるため、テナントの内容は未定とのことです。
意見3
令和5年度の出前トークでも意見があったが、高架化により、春日市と大野城市の市境の踏切(旧春日原2号踏切)が撤去された場所の交差点に信号が無く、東側から西側に向かって高架下を走行する際、交差する道路を視認しづらく危険である。点滅信号の設置要望に対して、信号のルールを知らない人が多く、撤去を進めているとの回答だが、自動車運転の教本に書いていることで、基本的なことだと思う。
スクールゾーンでもあり、朝に子どもが横断している様子をハラハラして見ることも多く、大きな事故が起こる前に有効な対策をしてもらいたい。
また、場所が大野城市の管轄であるとのことだが、連携をしっかり取ってもらいたい。
回答3
(道路管理課 道路管理担当)
対応の内容
点滅信号の撤去が進んでいることについては、他県ではほとんど設置例が無く、不慣れな人が多いことが理由の一つです。また、信号機そのものが新しく製造されておらず、新品がほとんど無くなっているため、警察は廃止する方向で考えているところです。このため、点滅信号に代わるものとして、路面標示などの工夫により事故対策を進めており、市内でもそのような方法を取っています。
ご指摘の交差点については、令和5年度の出前トークの終了後、管轄する大野城市と春日警察署による協議により、令和6年度から令和7年度にかけて、路面標示を工夫するための工事が行われる予定であることを確認しています。大野城市の道路ではありますが、周辺住民の皆さんにとっては日常的に利用する道路となりますので、進捗状況についてしっかりと確認いたします。
その後の対応状況
大野城市に確認したところ、当該地の工事の予定について、次のとおり回答がありました。
- 令和6年度は既に道路の白線やドット線の引き直しを行っており、さらに、交差点内を赤く着色する工事を行う。
- 令和7年度は高架下(以前電車が通行していた場所)が、周辺道路より高くなっているため、高さ調整の工事を行う。
なお、警察との協議の結果、この交差点の信号機の設置はしないとのことです。
また、白線とドット線の引き直し前は事故が多発していましたが、引き直し後は、事故は発生していないと説明を受けました。
意見4
西鉄春日原駅の駅内や駅前に休憩ができるベンチを設置してほしい。市報かすが(令和6年10月1日号)で、伐採した樹木を利用してベンチなどをつくるという記事も見た。
回答4
(道路管理課 道路建設担当、経営企画課 企画担当)
対応の内容
現在、駅内のテナント工事が進んでおり、完成後は店前にベンチなどが設置されると考えられます。令和8年1月の完成に向け、ご要望については西日本鉄道株式会社に伝えてまいります。
また、整備を進めている駅前広場にはベンチなどを設置する予定です。
なお、現在、市中央部市民活動交流拠点の整備を進めている中で、雑木林を伐採していますが、その樹木を家具などに再利用することを予定しています。樹木の乾燥に2年程度かかりますが、さまざまな場所で活用したいと考えています。
その後の対応状況
春日原駅の駅前広場には、バス停などの付近にベンチの設置を予定しています。
また、西日本鉄道株式会社に確認したところ、春日原駅内や商業施設内へのベンチ設置については、検討すると回答を得ました。
意見5
市制50周年の記念事業の一環としてリメイクした春日讃歌を、市役所内の時報として流すことはできないか。
回答5
(経営企画課 企画担当)
対応の内容
ご提案も含め、市民の皆さんに広く知っていただく方法を検討いたします。
その後の対応状況
曲にかかる時間が長いことなどから、市役所庁内の時報としては、なじまないのではないかと考えられます。
リメイク版「春日讃歌」は、市制施行50周年記念事業「音楽とダンスの祭典KASUGA」として、令和4年10月8日に県営春日公園で、航空自衛隊および陸上自衛隊の音楽隊をはじめ、市内6中学校の吹奏楽部や市内キッズダンスグループなどによる吹奏楽とダンスにより披露されました。市ウェブサイトの「市の歌、市民音頭」のページ(ページ番号:1015301)に当日の事業の様子を動画で公開(YouTube配信)していますので、ぜひ見ていただき、地域の行事などでもご活用ください。
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