28_大谷地区 出前トーク要約記録(令和6年度)
ページID:1015346 更新日 令和6年12月11日
※ 報告書原文をそのまま掲載しています。
意見1
市中央部市民活動交流拠点の整備に関して、休日のイベントなどに備え、大谷小学校のグラウンドの一部を駐車場とし、子どもたちが安全に移動することができる動線を整備する計画であるとのことだが、その必要性を感じない。
また、大谷小学校に通う児童の保護者であるが、この計画を初めて聞いた。保護者と意見交換をする機会があってもよいのではないか。
回答1
(経営企画課 企画担当)
対応の内容
ふれあい文化センターや総合スポーツセンターで休日などに大きなイベントが開催される場合、施設の駐車場だけでは不足するため、大谷小学校のグラウンドを臨時駐車場として使用しています。しかし、駐車場として使用することでグラウンドが荒れてしまい、児童が安全に運動したり遊んだりすることができなくなり使いづらくなるという意見が寄せられています。このため、グラウンド横のスペースを含め、学校敷地内に駐車場を増設し、フェンスを設置することで、休日にも使用できる駐車場とグラウンドを分ける計画としています。
動線の整備については、休日に限らず平日であっても、登下校の時間帯などに車が進入することがあるため、安全確保のために車道と歩道を切り分けるためのものです。
保護者の皆さんとの意見交換の実施については、検討いたします。
その後の対応状況
令和6年11月20日に大谷小学校の保護者(PTA役員など)と大谷小学校の駐車場などの整備について、現地確認しながら意見交換を行いました。
また、令和6年11月23日に「(仮称)地域共生交流施設および周辺整備基本設計」について、周辺住民説明会を行いました。大谷小学校に通学している児童や保護者にも案内し、47人の出席があり、多くの意見をいただきました。
ご意見につきましては、今後の整備の参考とさせていただきます。
意見2
市中央部市民活動交流拠点として整備するため、敷地内の樹木を伐採して広場を整備するという計画について、昨今の酷暑により外に出ることができる季節が限られる中、どれだけ活用できるのか疑問に思う。
回答2
(経営企画課 企画担当)
対応の内容
市中央部市民活動交流拠点の整備に当たり、アンケートなどを実施したところ、緑の中でゆっくりとくつろぐことができる環境を希望する意見が多数寄せられました。そのような意見を生かし反映させるために、広場を整備する計画としています。現在、自然は残っていますが雑木林となっており、くつろぐことができる環境ではないため、子どもも緑の中で遊んでもらうことができる場として整備したいと考えています。
また、緑を残すことで暑熱対策にもつながります。すぐ横の施設内に広いオープンスペースを整備するため、暑くなればそこで涼むこともできます。過ごしやすい季節になれば、さまざまなイベントを開催し、交流の場として活用していただくことを期待しています。
現在、奴国の丘歴史資料館の横に大きな芝生広場(奴国の丘歴史公園)がありますが、そこでは多くの方が散策に来てゆったりと過ごされています。このような場所を中央部に整備することで、市民の皆さんに親しんでいただこうという計画としていますので、ご理解をお願いします。
意見3
(意見1関連)
駐車場として整備する予定としている場所は、昼休みの時間などに虫捕りをして遊んでいる児童も多いため、残してほしい。
回答3
(経営企画課 企画担当)
対応の内容
ご指摘の場所の横には、都市計画上の緑地となっている「大谷緑地」がありますが、現在整備がされていない状態です。この緑地も併せて整備を進めることで、子どもたちにも楽しんでもらえる場所にするという計画も立てています。
市中央部の全体的な整備により、最終的には皆さんに喜んでもらえるエリアとしますので、ご理解をお願いします。
また、今後も説明会などを行いますので、ぜひご意見を聞かせてください。
意見4
(意見1、3関連)
大谷小学校のグラウンドに30台、ひまわりクラブのところに10台分の駐車場を確保し、全体で159台分の整備を進めると、市ウェブサイトで見たが、それだけの規模の駐車場をつくる根拠はどこにあるのか。
現在、ふれあい文化センターや総合スポーツセンターでのイベント時の臨時駐車場としてグラウンドを利用しているとのことだが、近隣住民としては、ほとんど利用されていないように感じる。
回答4
(経営企画課 企画担当)
対応の内容
大谷小学校のグラウンドを臨時駐車場として使用することは、実際に多々あります。また、ふれあい文化センターや総合スポーツセンターの利用者だけでなく、教職員の研修会など、学校関係者が利用することも想定しています。そして、新たな施設をつくることにより利用者数が増加することも見込まれます。
現在、ふれあい文化センターや総合スポーツセンターでは、極力駐車台数を減らすため、施設予約の段階で乗り合わせなどをお願いしていますが、それでも不足すると想定し、増設する計画としています。
意見5
令和5年度の出前トークで、春日市内の建物の高さ規制を設けている理由を尋ねたところ、「急速に増加していく市の人口に対し、給水人口やごみ処理の対応可能な量を超えないように人口を抑制することを目的として設定したが、現在、見直しを検討している」と回答された。
その後の経過を知りたい。
回答5
(都市計画課 計画担当)
対応の内容
高さ規制などに関しては、調査や検討を重ね、令和6年3月に報告書を作成し、現在、県において審査中です。審査が通りましたら、市報や市ウェブサイトなどでお知らせします。
意見6
地区の組長をしているが、自治会からの回覧など、紙がとても多く、無駄に思う。ペーパーレス社会が進んでいることを踏まえ、デジタル自治会を目指して取り組んではどうか。
回答6
(地域づくり課 協働推進担当)
対応の内容
情報技術が進む中、また、環境面においては紙資源の節約によりデジタル化を進めていく必要がある一方で、紙による回覧板は、増加している独居高齢者や高齢者のみの世帯の安否確認のためなど、地域のつながりを維持させるために重要な役割があると捉えています。
なお、各自治会でウェブサイトやLINE(ライン)によるお知らせをする取り組みも広がっています。また、各自治会長がデジタル化が進んでいる他市の自治会を視察するなどの取り組みも行っています。一足飛びには難しいところがありますが、徐々に進めてまいります。
その後の対応状況
現在、各地区の実情に合わせたSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などの活用が進められています。具体的にはウェブサイトの開設や、LINEを活用して自治会役員の連絡への情報配信を行っている自治会もあります(ウェブサイト:14地区、LINE:7地区)。
デジタル技術の利活用については、さまざまな観点から十分に研究してまいります。
意見7
総合スポーツセンターの指定管理者が令和7年4月から、新しい事業者に変わると聞いた。現在の指定管理者の運営の下で、さまざまな運動教室を利用しているが、指定管理者が変わっても継続してほしい。
回答7
(文化スポーツ課 スポーツ担当)
対応の内容
令和7年度からの総合スポーツセンターの指定管理者は、令和6年9月議会で新しい事業者を指定することを承認されたため、現在の指定管理者も含めて管理運営に関する協議を進めているところです。
教室の内容は現時点ではっきりとしたことは決まっていませんが、さまざまなニーズを拾い上げ、皆さんがより活発に利用していただけるスポーツ施設を目指しますので、ご期待ください。
意見8
ふれあい通りの歩道沿いの草木が、視覚障がい者のために舗装されている点字ブロックのところまで伸びており、歩行困難となっている。毎年、市に伝えて刈ってもらっているが、その前に市が気付いて刈ってほしい。
また、白水大池公園のベンチも、付近の草刈りが不十分であるため、あまり座っている人がいない。シルバー人材センターが管理していると思うが、適切に管理してほしい。
回答8
(道路管理課 道路管理担当、都市計画課 公園担当)
対応の内容
ご不便をおかけして申し訳ありません。道路の通行も公園のベンチの利用も快適となるよう、維持管理を適切に行ってまいります。
その後の対応状況
白水大池公園のベンチなどの休憩施設を快適に利用できるよう、公園を巡回した際に、周辺の状況を注視するようにします。
また、ふれあい通りの歩道にはみ出した低木につきましては、歩行に支障がないように伐採しました。
意見9
夜にふれあい通りをサッカー帰りの子どもたちが自転車でたくさん走っていて危なく感じた。自転車は車道を走行することになっているが、車道の道幅が狭いため、1台でも自転車が走行していたら、車同士の離合ができない。もう少し自転車にやさしい整備をしてもらいたい。
また、新しくつくる施設とふれあい文化センターの間などに自転車で通り抜けすることができる遊歩道などを整備することで、敷地を大回りせずに済むようにできないか。
回答9
(道路管理課 道路管理担当・道路建設担当)
対応の内容
ふれあい通りは、車道も歩道も通行するための十分な幅員が取れているため、拡幅する計画はありません。
なお、自転車は1列並びで走行する決まりであるため、子どもたちが横並びで走行している場面を見かけたら、危険であることを呼び掛けていただくようご協力をお願いします。
(経営企画部 企画担当)
市中央部市民活動交流拠点の整備に当たり、施設内では自転車から降りて通行していただくようお願いしたいと考えています。
意見10
(意見9関連)
市から警察に依頼して、小中学生に対して自転車走行についての教育をさせてはどうか。
回答10
(学校教育課 学校保健担当、地域教育課 地域教育担当)
対応の内容
市内の小中学校では、具体例を交えた「小中学校における自転車交通安全教育に関する指導指針」により、発達段階に応じた指導を行っています。また、小学4年生および中学生では、警察官から自転車に関する指導や講習をしてもらっています。
しかし、生活場面の中でどこまで認識が深まっているかという点について、学校運営協議会などで熟議していただきたいと考えています。
意見11
市では、災害時に備えてどのくらいの食料を備蓄しているか。
回答11
(安全安心課 危機管理担当)
対応の内容
災害時のための食料などは、総合スポーツセンターに備蓄しています。春日市は市域が狭く、大きな山や河川もないことから、災害が発生した場合においても道が寸断されるような状況とはなりづらいため、さまざまなところから救援物資が届くことを想定した流通備蓄という手法をとっています。
その上で、食料については県による見込みを踏まえて、3食3日分を886人分は備蓄しています。
その後の対応状況
一般的に、災害が発生してから救援物資が届くまで、3日間かかるといわれています。市報、市ウェブサイト、全戸配布の防災ガイドブックでも案内していますが、災害の発生により、電気・ガス・水道などのライフラインが止まってしまうことも想定し、市民の皆さんには、平時に3日分の飲料水(3リットル/日)と食料を家族の人数分準備しておき、いざという時のための備えをお願いします。
意見12
春日市で生まれ育ち、良いまちだと感じているが、市内は地価が高く、若い世代は家を購入することが難しい。補助金の支給など、春日市に住みやすくするための取り組みがあれば教えてほしい。
回答12
(経営企画課 企画担当、都市計画課 計画担当)
対応の内容
令和4年度に実施した人口増減の分析調査の結果によると、春日市に実際に住んでいる方からは、特に子育て支援や教育、文化などの点において住みよさを非常に高く評価していただいています。
一方で、春日市に新たに住みたいという人に障壁となっている要因の一つは、周りの市と比べて建物の高さ規制が厳しいことです。このため、規制が緩い近隣市に人が移っている状況です。
また、市では光町大土居線の南側などを第1種低層住居専用地域としています。この地域では敷地の面積が165平方メートル(50坪)以上でないと建物を建てられないという決まりがあり、敷地を分割できないため、地価が高く、買えないという状況も調査の結果から出ています。
このような中、建物の高さや容積率、建ぺい率などの規制を緩和することを検討しています。しかし、現在の規制があることで住環境が良いため春日市を選んだという方もいらっしゃるため、ご理解をいただきながら時間をかけて進めていきます。
直ちに補助金を支給するということは難しいですが、現在、このような取り組みを進めているところです。
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