30_白水池地区 出前トーク要約記録(令和6年度)
ページID:1015454 更新日 令和7年1月7日
※ 報告書原文をそのまま掲載しています。
意見1
過去に自宅近くに土木工事の事業所があり、土砂の振り分けによる騒音・振動や粉じんなどにより、近隣住民は20数年間悩まされてきたが、5、6年前から空き地となっている。
今後、同じような業者がその土地を借り、以前の業者と同様の事業を始めることを危惧している。このような事業を行うためには、市の許可は必要ないのか。
なお、以前、市からはこの地域は第1種住居地域となっていると説明を受けたが、土砂の振り分けを規制することは難しいとの回答であった。
回答1
(都市計画課 計画担当)
対応の内容
当該地域は第1種住居地域として指定していますが、その中で過去に行われていた事業のようなことが可能かどうか、調査して回答いたします。
その後の対応状況
令和3年に静岡県熱海市で大雨に伴って盛り土が崩落したことを受け、危険な盛り土を規制する取り組みが始まっています。この規制は、ストックヤードにおける仮置きにも適用され、高さが2メートルかつ面積が300平方メートルを超える場合などには、周辺住民へ事前周知するとともに、県知事の許可が必須となることから厳しい規制を受けます。
今後とも、以前と同じような問題がないよう県とも連携して取り組んでまいります。
意見2
白水大池公園にカフェをつくる計画を検討していることを知り、よいことだと思う。
今後、公募に向けた準備を進めるとのことだが、せっかくであれば社会的な支援が必要な団体に運営してもらってはどうか。
回答2
(都市計画課 公園担当)
対応の内容
白水大池公園については、公園利用者の満足度向上を目的とし、民間活力の導入による飲食サービスの充実や老朽化施設の改修による安全の確保、慢性的な駐車台数の不足の解消など、さまざまな課題の解決に向けて効果的な手法を検討しています。
カフェなどの設置については、白水大池公園正面駐車場付近でキッチンカーなどによる飲食物販売の実証実験を令和6年10月7日から開始し、令和7年3月31日まで行う予定としています。この結果を参考にした上で、カフェなどの飲食店を設置する取り組みを進めていく予定です。
その後の対応状況
白水大池公園利用者の満足度向上を目的に、同公園内にカフェなどの飲食店を設置するため、令和5年度に複数の民間事業者へのサウンディング調査(対話型市場調査)を行いました。
調査の結果、民間事業者の意見としては、公園自体は白水池などの美しい景観があり、魅力的であると評価いただきましたが、事業の採算性に関する詳細なデータがないため、事業実施に向けた具体的な検討をすることが難しいとの回答が多くありました。
そのため、カフェなどの飲食店に対する公園利用者のニーズや課題を把握することを目的に、キッチンカーなどによる飲食物を販売する実証実験を行っています。
今後は、その実証実験結果を参考にした上で、公園内にカフェなどの飲食店を設置する取り組みを進めていきたいと考えています。
なお、ちびっ子広場側に春日市母子寡婦福祉会が売店を設置していますが、正面駐車場においても同様に売店が設置できるか検討してまいります。
意見3
白水大池公園は有効利用できていない場所があるように感じるが、家族で野外活動ができる施設やスペースをつくってはどうか。
回答3
(都市計画課 公園担当)
対応の内容
現在、白水大池公園全体を見直していくことを検討していますので、計画が一定程度まとまりましたら、皆さんにお知らせいたします。
その後の対応状況
白水大池公園において、公園全体の課題を把握した上で解決に向けた改善策を検討するため、利用実態調査を行う予定です。
今後は、調査結果を基に利便性の向上に資する施設などの設置を検討する予定です。
意見4
令和元年に市立小学校の新任教諭が亡くなった件について、令和6年になって遺族から県と市に対して裁判を起こされたということを報道で知り、驚いている。
報道では、春日市の対応として、訴状を確認して遺族に誠実に対応するとのことだが、このようなことが二度と起こらないよう、どのような再発防止策を講じ、校長をはじめとした教職員にどのように研修をしているのか。
また、これから教員免許を取ろうとしている若者が安心して春日市の学校に勤めたいと思えるよう、今回の問題への対応について記者会見などで情報発信することは考えていないのか。
回答4
(教育総務課 教育総務担当)
対応の内容
なぜ未来ある若者を失うことになったのか、今でも無念でなりません。市教育委員会としましては、個人のプライバシーと尊厳に関わることであり、何よりも子どもたちに与える心理的な影響に留意しながら、ご遺族の意向を踏まえ、児童・保護者をはじめとする関係者の方々へ、急逝された旨の説明を行ってきました。
また、ご遺族に対しましては、真摯に向き合い、知り得た調査内容の説明や公務災害の認定などについても、できうる限りの対応を尽くしてきたところですが、意を尽くせず、市と県に賠償を求める訴えを起こされました。
市ならびに市教育委員会としては、裁判を通じて、経緯や原因を含め、事実関係を明らかにしていきたいと考えております。また、事案発生からこんにちに至るまで、節目節目に関係者とともにご遺族の自宅をお伺いし、弔意を示してまいりました。
再発防止策については、原因をつかめておりませんので、回答できないのが現状です。ただし、本事案とは関係なく、校長を含めた教職員に対するハラスメント研修は日頃から行っています。
意見5
令和6年5月頃、白水大池公園の管理棟付近でキッチンカーなどが来て飲食できるイベントが開催された。その際、車の進入を禁止するための車止めなどが設置されておらず、園路に進入した車が公道のようなスピードで走っており、恐怖を感じた。
イベントを開催する場合は、出店者や参加者に対して事前に注意したり、車止めなどを設置したりして安全を確保するべきだと思う。
(関連意見)
現場を目撃したため、車を制止した。池の端の方まで進入していた。翌日に市役所に電話をしたところ、情報は入っているとのことであった。カラーコーンを置いたり、ガードマンを配置したりするなど、安全対策をお願いしたい。
回答5
(都市計画課 公園担当)
対応の内容
業者に対しては、公園の使用について許可をしていますが、園路を車でスピードを出して走行することは許可の範囲を超えているため、事実関係を確認いたします。
また、ルールを守らない業者に対しては、次回以降の使用について許可をいたしません。
なお、一般の方が誤って園路に車で侵入しないよう、進入禁止であることを明示した看板を設置することなどを検討します。
その後の対応状況
白水大池公園でのイベント時に、園路を車がスピードを出して走行しているという指摘があったため、イベントの主催者に厳しく指導しています。
今後、同様の事案が確認された場合は、使用許可を出さない方針です。
意見6
白水大池公園のちびっ子広場から県道を挟んだ向かい側に新しくスーパーが開店したが、県道を渡るための最寄りの信号が遠く、行き来するために不便である。
近くに押しボタン式の信号か横断歩道を設置してもらいたい。
回答6
(道路管理課 道路管理担当)
対応の内容
ご意見の場所への横断歩道の設置については、以前から要望があります。その都度、春日警察署と協議を行っていますが、慢性的な渋滞をさらに悪化させる可能性が高く、また、交通量が多く歩行者の横断が危険であるなどの理由で、なかなか許可が得られない状況です。引き続き、協議を続けてまいります。
その後の対応状況
当該道路への信号機の新設や信号サイクルの変更などは、渋滞をさらに悪化させる要因となるため難しい状況です。
また、横断歩道の設置については、当該箇所が慢性的に渋滞しているため、横断歩行者の視認性が悪く事故を誘発することとなるため、設置が認められていません。
遠回りにはなりますが、道路を安全に渡っていただくため、信号機のある横断歩道の利用をお願いします。
意見7
(意見6関連)
白水大池公園東の三差路の信号機は、白水池地区方面から右折するための時間よりも、白水池地区方面に直進するための時間が短いため渋滞を引き起こしていると思う。一度信号の時間を点検してはどうか。
また、渋滞により車が停滞することから、歩行者はゆっくり道路を横断できるため、横断歩道を設置しても危険ではないと思う。
なお、令和5年度の出前トークでも意見したが、白水池地区は高齢化が進んでおり、免許返納をした人が買い物をするのに困っている。フォレストシティに行くためのコミュニティバスが、午前と午後に2便ずつあれば、買い物をしながら、時間があるときはナギの木苑でゆっくり過ごすことができる。
回答7
(道路管理課 道路管理担当、都市計画課 計画担当)
対応の内容
当日の回答なし。
その後の対応状況
(回答6「その後の対応状況」を参照)
令和6年12月5日に、発言者から出前トーク当日の意見を再確認し、渋滞の状況に応じた信号機のサイクルタイムの調整を警察に行ってもらうこととしました。
なお、コミュニティバスについて、白水池地区を通る「上白水線」とフォレストシティを通る「星見ヶ丘線」は接続していません。上白水線をフォレストシティまで延伸すると、バスセンターを出発し、再度バスセンターに到着するまでの運行時間が大幅に増大し、バスセンターでの乗り継ぎに支障が生じるため、運行ルートの見直しは難しいです。片道約1時間ほど時間は掛かりますが、バスセンターで乗り換えて移動することはできます。
意見8
春日市は平和首長会議にも加盟し、非核平和都市宣言をした自治体として、毎年、平和の語り部コンサートと平和行進の接待により、被爆者の声を市民に伝える活動に熱心に取り組んでいる。
福岡市では、福岡大空襲があった6月19日に毎年、小中学校で平和学習をし、被災地の博多小学校に焼夷弾のケースや防空頭巾、戦争中の生活が分かる写真などを展示しているが、春日市でも保管展示をすることで、平和記念展の充実を考えてみてはどうか。
また、平和学習のため、紙芝居やビデオ教材の収集と貸し出しをすることで教員が活用できるようにするとともに、読み聞かせが上手な人を派遣してほしい。
回答8
(1.福祉支援課 地域福祉担当、2.地域教育課 地域教育担当、学校教育課 学校教育担当)
対応の内容
- 市は、筑紫地区の被爆者の団体の方と協力し、平和祈念展を開催しています。令和6年度は、筑紫琵琶の演奏による平和の語り部コンサートを開催し、参加された皆さんの平和に対する関心が深まったものと思われます。
毎年さまざまな工夫を凝らして開催していますので、いただいたご意見も参考にし、市民の皆さんに理解を深めていただけるよう啓発の手法を工夫し、企画してまいります。 - 福岡大空襲があった6月19日を中心に、平和学習をしている学校は多くあります。また、先日、春日まちづくり支援センター「ぶどうの庭」で開催された映画上映会と講演会の案内チラシを中学校で配布するなど、平和理解を深めていく上で、子どもたちの記憶に残る催しなどを積極的に案内するようにしていますので、そのような機会があれば教えていただきたいと思います。
なお、読み聞かせについては熟練された方により、特に小学校の低学年に対して行っており、平和学習なども行っています。
意見9
令和6年の春に、白水大池公園の桜の木を50本ほど植え替えているが、ソメイヨシノだけでなく、カワヅザクラなどを植えて彩りの変化を入れたら楽しめるのではないか。
回答9
(都市計画課 公園担当)
対応の内容
ご指摘のとおり、50年から60年ほど経つ古いソメイヨシノが、幹の中から腐ってきていたため、植え替えを行っています。その中で今回、新たにソメイヨシノを寄付していただいたので、そちらの木も植えました。植えた本数や場所については確認し、報告いたします。
その後の対応状況
新たにソメイヨシノ25本を公益社団法人福岡県造園協会から寄贈を受け、令和6年3月に白水大池公園のちびっ子広場から平成橋にかけての園路沿いに植栽していただきました。
今後、白水大池公園にサクラを植栽する際は、ソメイヨシノに限定せずに、他の種類のサクラの植栽を検討します。
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