60_全体トーク要約記録(令和6年度)
ページID:1015397 更新日 令和6年12月26日
※ 報告書原文をそのまま掲載しています。
意見1
令和5年度の全体トークでJR春日駅の地下道(千春地下道)を自転車走行することによる危険防止のため、スロープの中央部に手すり設置などを要望したところ、ポストコーンが設置された。しかし、隣り合うポストコーン同士の間隔が広く、自転車による逆走や追い越しが行われている。ロープを張ったり、ポストコーンの間隔を狭くするなど、さらなる対策をしてほしい。
回答1
(道路管理課 道路管理担当)
対応の内容
令和6年3月に、スロープ直線部に16本のポストコーンを追加設置しました。スロープは自転車に乗ったままで走行すると危険なため、必ず降りて通行するよう注意喚起の看板を設置しています。
スロープの幅は1.5メートルと狭く、ポストコーンを増やしたり手すりなどで仕切ってしまうと、接触して大きな事故につながるおそれがあるため、これ以上の設置は難しいと考えます。
意見2
高齢者の孤独死を防ぐためには、民生委員による安否確認の訪問が必要だと思う。しかし、65歳となって1年が経過するが、1度も自宅を訪問されたことがない。市に尋ねると、なり手不足だと聞いた。手当を支給するなどして民生委員を確保し、65歳以上の高齢者に対しては全員訪問するという体制を整えてほしい。
回答2
(福祉支援課 地域福祉担当、高齢課 高齢者支援担当)
対応の内容
民生委員が全ての65歳以上の高齢者宅を訪問することは現実的ではなく、必要と思われる人を訪問しています。
春日市の民生委員の定数は121人ですが、現在は109人と、10人程度の欠員が続いています。全国的になり手不足が課題となっており、国でも要件の緩和について議論されている状況です。
民生委員に対しては、市から地区の高齢者名簿をお渡しし、独居の方や高齢者のみの世帯の状況を確認していただく活動などをお願いしています。地域などからの声により心配と思われる方については、自治会の福祉委員などと協力して定期的な訪問をしています。しかし、なり手不足や民生委員自身の高齢化の問題もあり、すべての高齢者を訪問することは現実的に困難です。このため、配食サービスなどの他の方法で見守り体制の充実を図っています。民生委員が全ての困り事を解決するのではなく、必要な相談機関や必要なサービスに繋ぐことが大切な活動です。
申し出があれば、個別に訪問することは可能です。心配事などを相談していただくことで、必要な専門機関やサービスにつなぐなどの支援を行います。
なお、令和7年度は民生委員一斉改選が行われるため、それに向けて少しでも活動していただける方を確保し、充実を図りたいと考えています。
意見3
市民憲章の見直し、または新たな手法により、市の最上位理念と存在意義を明確にし、「奴国の王都かすが」の魂となる精神的な柱を作成してほしい。
回答3
(経営企画課 企画担当)
対応の内容
春日市の今後の方向性に係るご提案をいただき、ありがとうございます。総合計画の策定などに合わせ、参考とさせていただきます。
意見4
整備を進めている市中央部市民活動交流拠点の基本設計について、基本構想では3階に予定されていた会議室が2階に移り、ボランティア市民活動エリアは2階の手前から奥の方にコンパクトに集約されるようになった。
しかし、この計画の発端は、社会福祉センターの移転と併せて福祉分野を強化することであることに鑑み、次のとおり見直しを求めたい。
- 2階に配置されるボランティアセンターを、人通りの多い1階のカフェおよびキッズスペースの場所に変更してはどうか。
- 2階のボランティアルームを含めた市民団体エリアを、同じく2階の会議室エリアと交換してはどうか。
回答4
(経営企画課 企画担当)
対応の内容
現在、基本設計の第1版を公表していますが、これは、今後皆さんと意見交換をしたり、調整したりするための案であり、必要に応じてさまざまな見直しを図っているところです。
ご提案の見直し内容については、参考とさせていただきます。
意見5
市外住民だが、クローバープラザ内のプールやスポーツジム施設の営業時間を、午後9時30分から午後10時ぐらいまでに延長してほしい。
フレイル予防が重要だといわれる時代であり、少しでも運動をしたいという人が多いと思う。
回答5
(高齢課 高齢者支援担当)
対応の内容
クローバープラザは福岡県の施設であるため、春日市で開館時間を決めることができません。ご意見については、施設側に伝え、その回答をお伝えします。
その後の対応状況
クローバープラザに確認した結果、現在開館時間の延長(閉館時間の見直し)の予定はないとのことです。
詳しくは、クローバープラザにお尋ねになるか、福岡県の指定管理施設のため、担当所管である福岡県労働福祉部福祉総務課へお尋ねください。
意見6
コミュニティバスについて、障がい者が乗車する際の運賃を無料化してほしい。
回答6
(都市計画課 計画担当)
対応の内容
コミュニティバスの運賃は100円と安価に設定しており、現時点では障がいのある方を対象とした割引は行っていませんが、持ち帰って検討いたします。
その後の対応状況
障がい者の方の運賃無料化について、現時点での予定はありません。
意見7
市内のマンホールのふたのデザインを、須玖岡本遺跡から出土した副葬品の一つである前漢境の草葉文鏡にしてほしい。
回答7
(下水道課 施設担当)
対応の内容
現在、下水道マンホールのふたは、市の花である「ゆり」の花をデザイン化しており、定着しています。
デザインの変更については、費用面も踏まえて検討していく必要があると考えています。
その後の対応状況
マンホールのデザインの変更については、今後検討していきます。
意見8
「奴国の王都かすが」を春日市の公式名称とし、市ウェブサイトのトップページへの表示や、各種イベント、印刷物などに使用することで、市の宝である須玖岡本遺跡を積極的に宣伝してもらいたい。
回答8
(秘書広報課 広報広聴担当、文化財課 整備活用担当)
対応の内容
令和4年に春日市は市制50周年を迎え、その際に作成した記念グッズには「奴国の王都かすが」という言葉を用いました。市としても、大切な言葉であることを認識しておりますので、今後どのようにPRに活用できるか検討していくに当たり、ご意見を参考とさせていただきます。
その後の対応状況
須玖岡本遺跡は、中国の歴史書に記された「奴国」の王都である須玖遺跡群の中核的な遺跡で、国の指定史跡です。市ではさまざまな事業を通じて、我が国を代表するこの遺跡のPRに努めていますが、中でも奴国の丘歴史資料館・歴史公園で開催する「奴国の丘フェスタ」には、毎年多くの方が古代体験やコンサートに訪れており、市を代表するイベントの一つとなっています。
引き続き「奴国の王都かすが」をPRしてまいります。
意見9
居住する地区の令和6年度出前トークに参加し、市役所で市長に直接会って話をすることができる面会時間を設けてほしいと要望したが、「担当部署で話を聞かせてもらっており、市長と直接話をする場は設けていない」と回答された。
何度も市役所の窓口に行き、訴えているが何もしてくれない。本当に市民のためのことを思うのであれば、市長が出てきて話を聞くべきではないか。
回答9
(秘書広報課 秘書担当・広報広聴担当)
対応の内容
市に対する意見や要望などは、担当部署で詳しく伺っていますが、その中で大きな問題や不手際などがありましたら、必要に応じて市長まで共有した上で対応しています。各部署でしっかりと話を聞かせていたただいていますので、ご理解ください。
意見10
近年は水害が頻繁に発生しているが、環境問題が大きく影響していると思う。フランスのパリでは、令和6年1月、家庭でのコンポスト(生ごみの堆肥化)が義務化された。この取り組みは暮らしの食循環であり、環境面にとっても大切なことだと思う。
春日市でもダンボールコンポストの取り組みは行っているが、ダンボールで行う方法は不便でなかなか続かない。しかし、最近ではバッグ型のLFCコンポストの普及が進んでおり、手軽にコンポストを行うことができる。コンポストを始めたからといって水害を抑えることができるわけではないが、環境問題が私たちに降りかかっているという現実を認識し、「できることから始めていこう」と提案する。
回答10
(環境課 ごみ減量担当・環境推進担当)
対応の内容
大きな気候変動に対して、一手で何かできることはありませんが、皆さん一人一人が意識を持って取り組んでいただくことが大きな力になります。市でもさまざまな取り組みを発信してまいりますので、ご協力を願いします。
なお、LFCコンポストについては、令和6年度から購入費の補助対象品目に加えています。関心がある方は、市環境課にお問い合わせください。
また、家庭で作られた堆肥は、なかなか個人宅だけでは使い道がなく、余ってしまうことも多いと思われます。このため、令和6年度から農業が盛んな自治体と協力し、市に提供いただいた堆肥を農家に届けて活用するという「食の循環」の取り組みを試験的に始めています。
意見11
令和6年9月から開始した70歳以上のコミュニティバス運賃無料化について、70歳となる誕生日が12月30日であり、市役所の年末年始の閉庁期間(12月28日~1月5日)中であるため、70歳到達後すぐに申請することができない。救済策はないのか。
回答11
(都市計画課 計画担当)
対応の内容
70歳を迎えられてからの申請により無料で乗車できるICカードを交付しているため、申し訳ありませんが、令和7年1月6日以降に申請をしていただくようお願いします。
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