29_塚原台地区 出前トーク要約記録(令和6年度)
ページID:1015347 更新日 令和6年12月11日
※ 報告書原文をそのまま掲載しています。
意見1
近年の異常気象により、公民館は災害避難所やクーリングシェルター(指定暑熱避難施設)などの要求を満たす必要が増えている。そのような中、公民館出入口は来館者の相談や情報交換の場となっているため、エアコンを設置してほしい。
回答1
(地域づくり課 協働推進担当)
対応の内容
猛暑が続く中で、共用部分でのさまざまな活動に制約を受けていることと思われます。他の自治会からも同様の要望をいただくことがあります。必ず設置するものではありませんが、共用部分の活用の実態や設置する場合のエアコンの種類など、自治会と協議をいたします。
その後の対応状況
令和6年11月12日、自治会長から共有部分の活用状況について、再度、説明と要望を受けました。市としては、現時点では共有部分に空調設備を設置する方針はありませんが、自治会と協議させていただき、施設の状況などを確認した上で、できる限りの対応策を講じていくことでご理解をいただきました。
なお、災害時の避難所やクーリングシェルターとして活用する場合の空調設備の必要性について、今後の検討事項としてほしいとの要望があり、今後の問題提起として捉えることでご了承いただきました。
意見2
市議会議員の政務活動費は、欠席している議員にも支給されるのか。
回答2
(議事課 議事担当)
対応の内容
議員の政務活動費は1人当たり月額1万2,500円、年間で15万円です。会派に交付する場合は所属する議員全員分となります。
年度当初に全額を交付し、年度末に必ず領収書の提出を受けて精算した上で公開しています。
1年間を通じての活動に対して交付していますので、病気などで議会を欠席した場合でもその月の分を差し引くということはありません。ただし、1年以上議会を欠席するようなことがあった場合は、議員報酬と同じように支給しないという決まりがあります。
意見3
地区の防犯強化のため、塚原台入口交差点に防犯カメラを設置してほしい。
回答3
(安全安心課 防犯防災担当)
対応の内容
防犯カメラには、交通量の多い道路などで警察から設置を依頼される場合と、自治会からの要望に基づき設置する場合があります。
後者の場合は、いくつかの基準があるため、詳しい場所を確認する必要がありますが、自治会と話をさせていただいた上での設置となります。
(自治会長)
ご指摘の場所への防犯カメラの設置については、これまで自治会内で協議していないので、役員会で検討します。
意見4
(意見3関連)
防犯カメラは設置をしていることで一定の犯罪抑止力はあるが、現行犯を防止するためには誰かがずっと映像を見ておく必要がある。
防犯カメラに頼らずに地域全体の防犯力を高める方法があれば教えてほしい。
回答4
(安全安心課 防犯防災担当、地域づくり課 協働推進担当、高齢課 高齢者支援担当)
対応の内容
警察によると、門扉にセールスのお断りのシールなどを貼ったり、玄関の電気も一定の時間までつけておくなど、地域全体で防犯意識が高いことを示す工夫をすることなども効果があるとのことでした。地域特性もあると考えられますので、効果的な取り組みがあれば情報提供したいと思います。
また、顔の見える地域は犯罪率が低いと聞きます。各中学校区ブロックでは、防犯防災、生活環境、福祉、コミュニティ活動の4つの分野で自治会長と役員の研修会を開催しています。市職員も参加していますので、一緒にアイデアを出していきたいと思います。
なお、最近、関東方面で高齢者宅を狙った強盗事件が発生しています。強盗を実行する前には、下見や点検をするため、普段見たことがない人や車など、不審な様子があればその情報を地域で共有し、警察に提供することで、パトロールが強化されます。市LINE(ライン)公式アカウントでは、不審者の情報を発信していますので、情報提供にご協力ください。
意見5
子どもがため池に入り、溺れてしまった際に安全に救助できるよう、付近に救命胴衣やペットボトルを入れた袋を設置してはどうか。
回答5
(都市計画課 公園担当)
対応の内容
塚原台地区には重池と惣利池があり、いずれも管理者により進入を防止するフェンスが設置されています。フェンスをよじ登って入ることは危険なため、子どもたちに注意をしていただくようお願いします。
なお、市として救命胴衣などの設置は考えていませんが、フェンスが破れているなど、危険と感じる場所があれば、市都市計画課公園担当にご連絡ください。速やかに管理者に補修を依頼します。
意見6
塚原台交差点から那珂川方面へ向かう県道は、特に夕方の渋滞がひどい。フォレストシティ内に新しく人気スーパーが開店し、同じスーパーが惣利地区にも開店する計画となっていることから、今後ますます渋滞がひどくなることを心配している。県道ではあるが、市はどのような対策や対応をとるつもりであるか。
回答6
(道路管理課 道路建設担当)
対応の内容
ご指摘の県道は以前から交通渋滞についての意見をいただいており、その都度、福岡県の那珂県土整備事務所に伝えています。
過去に、現在の道路幅員の中でもう一車線増やせないか検討しましたが、那珂川方面から来た際の塚原台交差点の右折レーンの延伸を先に行い、渋滞の緩和について様子をみるとのことでした。令和4年にこの工事が実施されましたが、春日市から那珂川方面に向かう道路はやはり渋滞しています。
市は、令和6年度に交差点の交通量調査を実施し、そのデータを那珂県土整備事務所に渡しています。このデータに基づき、県において対策が講じられるものと考えています。
その後の対応状況
ご指摘の県道(以下「当該路線」という。)の塚原台交差点および白水大池西交差点の交通量調査を令和6年度に実施しました。その結果を県に提供し、渋滞状況の情報共有を行っているところです。
県も、渋滞緩和対策として、市内で現在着手している須玖交差点改良事業および須玖北交差点改良事業があり、当該事業が完了後、当該路線の交通渋滞対策の検討を視野に入れたいとの回答を得ています。
引き続き、当該路線の交通渋滞について、県と市で情報を共有し、今後の渋滞緩和に向けて連携していきます。
意見7
地区で大きなイベントを開催する際、塚原台第1公園を利用しているが、現在のスロープでは1トン車までしか入れない。このため、ステージ組みの材料は道路からフェンス越しにユニック車で入れる必要がある。しかし、ステージ組みをする人間も高齢化が進み、高所作業は危険である。そのため、4トン車のトラックステージが公園内に入れるよう、スロープを広げてもらうことはできないか。
回答7
(都市計画課 公園担当)
対応の内容
スロープの幅を広げることができるかどうか、現地を確認した上で検討いたします。
その後の対応状況
4トン車のトラックステージを公園内に進入させるのに必要な通路の幅員を検討するため、当該車両の軌跡図を作成したところ、6.5メートル以上の幅員が必要でした。
6.5メートル以上の幅員を確保した通路に改修する場合、相応の工事費と期間を要することから、今後の対応について自治会と協議を行っていく予定です。
意見8
(意見7関連)
塚原台第1公園で毎年夏まつりを開催しているが、参加者が途中でトイレのために家に帰り、終盤になると半分くらいになる。このため、令和6年の夏まつりでは仮設トイレを設置したところ、最後までほとんど人が減ることなく、大盛況に終わった。
しかし、今回、仮設トイレの設置に当たっては、ユニック車でフェンス越しに持ち上げ、何とか設置することができたが、今後、フェンスを3メートルまでかさ上げする計画であることを聞いた。その高さになると、ユニック車で運び込むための揚程が足りなくなるため、早急に車道から4トン車ぐらいのトラックが入ることができるようなスロープにしてほしい。もしくは、公園内に常設トイレを設置してもらえないか。
回答8
(都市計画課 公園担当)
対応の内容
塚原台第1公園のような、地区内にある街区公園には、春日市内で5カ所にトイレを設置していますが、設置条件として、市から交付する年間5万円の謝金の中で、清掃などの管理を自治会に行っていただく必要があります。
(自治会長)
令和4年度に自治会で検討しましたが、安全面やリスク面について慎重に検討していく必要があると考えています。自治会が管理することを決めた場合は、市で設置をお願いします。
意見9
塚原台地区にはため池があるため、その奥のマンションの住民などは公民館に来ることが難しい。タクシー券など交通費の助成があれば、高齢者なども来やすくなると思う。
(自治会長)
ため池奥のマンションは地区内の端にあるため、コミュニティバスの路線を検討する上で、惣利交差点を経由させることも考えてもらいたい。
回答9
(地域づくり課 協働推進担当、都市計画課 計画担当・公園担当、高齢課 高齢者支援担当)
対応の内容
交通費の助成は難しい状況です。ため池を要因とした移動の問題については過去から課題となっており、道路の問題も含めて引き続き検討してまいります。
その後の対応状況
塚原台地区を運行しているコミュニティバス星見ヶ丘線をため池奥のマンションまで延伸すると、バスセンターを出発し、再度バスセンターに到着するまでの運行時間が大幅に増大し、バスセンターでの乗り継ぎに支障が生じます。このため、運行ルートの見直しは難しいです。
意見10
(意見9関連)
敬老会を小中学校の多目的ホールで開催できるようになったが、その際の移動費の助成について検討してほしい。
回答10
(高齢課 高齢者支援担当)
対応の内容
令和6年度から小中学校の多目的ホールを利用して敬老会を開催できるよう、空調や備品を整備しました。また、開催のために必要となる人の移動のための費用や、機材などの運搬に必要な経費についても市で補助することとしています。
令和7年度に多目的ホールを利用することをお考えであれば、市高齢課にご相談ください。
なお、現時点で補助の対象事業は敬老会のみに限定しています。
意見11
地区行事で社会福祉協議会のバスを借りることがあるが、平日しか借りることができない。休日でも借りることができれば助かる。
回答11
(地域づくり課 協働推進担当、福祉支援課 地域福祉担当)
対応の内容
現在、バスの借り上げについてははどの自治会も費用面などで苦慮されています。
社会福祉協議会のバスより料金が高くなるかと思われますが、まずは、自治会の活動について使途を限定していない、まちづくり交付金を活用し、民間が運営するバスの借り上げをご検討いただきたいと考えます。
意見12
中学1年生の子どもがいるが、学校の給食がおいしくないため、弁当を作ってほしいと言ってくることが増えた。卒業生やその保護者などからもおいしくなかったということを耳にしており、学校の先生からは年配者向けの味付けになっているかもしれないと聞いた。
子どもたちに寄り添った給食に改善してもらえないか。現状では食育ができていないのではないかと心配している。
回答12
(教育総務課 教育総務担当)
対応の内容
春日市の学校給食は、小学校は全員給食で、中学校では家庭からの弁当持参か教育委員会が用意する弁当給食かの選択制となっています。高等学校以降になると完全に子どもたちが自分の感覚で選択することになるため、中学生のうちに食の観点や体調面により選択できる環境を整えて給食を提供しています。
毎年、小学6年生の保護者を対象に中学校給食の試食会を行っていますが、先日行ったアンケートでは97%の方がおいしいと回答されました。おいしくないと聞いていたという方からも、実際に食べてみると温かい物は温かく、冷たい物は冷たく、栄養管理も含めて提供されており、聞いていた話とは違うという意見も多数いただいています。
今後も残食の傾向や必要な栄養価などを細かく分析しながら、可能な限り子どもたちの好みに合う給食を提供してまいります。
意見13
(意見12関連)
試食会には現役の子どもたちを入れてもらうことは可能か。保護者や先生ではなく、子どもたちが実際においしくないと言っているので、その声を聞いてもらいたい。
回答13
(教育総務課 教育総務担当)
対応の内容
給食を食べているかいないかに関わらず、子どもたち全員にアンケートを実施したところ、給食を頼んでいる子どもが67%でした。給食がおいしいと言う子どもは増えてきており、注文率も高まっています。
カレーやチキンライスなどは子どもたちが楽しみにしている献立であり、休み明けに元気に登校してもらおうと、月曜日に提供するような工夫も行っています。
意見14
塚原台地区内では、特別養護老人ホームかすがの郷内が土砂災害警戒区域と指定されているが、山を切り崩した後の法面はブロック塀でしっかり整備されているため、なぜ指定を受ける必要があるのか知りたい。指定が外れるようであれば、警報が発表された際に自主避難所を開設する必要がなく、地区の価値自体が高まると思う。
回答14
(安全安心課 危機管理担当)
対応の内容
土砂災害警戒区域の指定については、福岡県が調査し、一定の基準により指定されます。指定後、さまざまな要因で状況が変わることもあるため、市からの再調査依頼に基づき、県が現地を確認し、指定を継続するか指定を外すかを判断することとなります。
新規指定については、数年以内に県の現地確認があると聞いています。
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