16_日の出町地区 出前トーク要約記録(令和6年度)
ページID:1015127 更新日 令和6年10月21日
※ 報告書原文をそのまま掲載しています。
意見1
介護保険の認定を受けていない高齢者が8割いるとのことだが、元気な高齢者が働くことができる機会がもっとあれば、生活に張り合いが出て、長く健康に過ごせると思う。
回答1
(福祉支援課 地域福祉担当、高齢課 高齢者支援担当)
対応の内容
高齢者の働く場として、シルバー人材センターに登録をしていただくと、家事の手伝いや庭木の枝切り、ビル清掃などの仕事の紹介を受けることができます。
また、市では介護を受ける必要がある状態になることを遅らせ、元気なまま生活ができるような方策を研究しています。
意見2
車の免許証を自主返納したため、移動手段は自転車のみである。
しかし、道幅が狭いところが多く、安全に通行できる道路を増やしてほしい。
(自治会長)
70歳以上の人と13歳未満の人は、道路交通法上で歩道を自転車で走行してもよいとされているが、現実としては年齢を問わず歩道を走行している。スピードを出していると、特に見通しの悪い場所では車と衝突する可能性が高いので、安全を高めるための表示を増やしてほしい。
回答2
(道路管理課 道路管理担当・道路建設担当、安全安心課 防犯防災担当)
対応の内容
現在、春日市では「自転車ネットワーク」の整備を計画しています。新設道路を主な整備場所として指定し、自転車専用のレーンを設けるなど、自転車走行を安全かつ快適にするものです。既存の道路も道路幅員が許される限り、整備していきたいと考えています。
なお、歩道の自転車走行が認められている年齢の方であっても、あくまで歩行者が優先であるため、危ないと感じる場合は、一旦自転車を降りていただくなど、安全な自転車走行をお願いします。
その後の対応状況
令和6年度中に、自転車活用推進計画を策定する予定です。整備路線や整備手法を定めた同計画に基づき、自転車通行帯などの整備を実施する予定です。
また、既存の道路については、現実的には住宅が建て込んでおり、道路の拡幅が非常に難しい状況ですが、道路幅員に余裕がある箇所など、できるところから整備します。
意見3
(意見2関連)
陸上自衛隊福岡駐屯地沿いの県道31号線を自転車で通行する時が、特に狭くて怖い。
用地交渉により土地を取得し、道路を拡幅することができないか。
(自治会長)
歩道にある電柱だけでも、自衛隊の敷地内に移転させることはできないか。
回答3
(道路管理課 道路管理担当)
対応の内容
過去から要望が強く、防衛省と直接話をしたこともあります。しかし、国の安全保障のために重要な施設であることを理由に、受け入れてもらえないのが現状です。
電柱についても移設はできないと回答されています。
意見4
不登校の子どもが多いと聞くが、自分の悩みを親には言えなくても、近所のお年寄りの人には打ち明けることができて元気になることも考えられる。
そのような話し相手となるようなボランティアがいればよいと思う。
回答4
(福祉支援課 地域福祉担当)
対応の内容
社会福祉協議会のボランティアセンターでは、さまざまなボランティアに従事いただける方を募集しています。
提案のようなボランティアもありますので、関心があれば一度お問い合わせください。
意見5
市中央部の整備に伴うコンビニ誘致について、現在の総合スポーツセンターの駐車場入口付近に建てる計画とされているが、道路向かい側のふれあい文化センター第3駐車場付近に建てた方が、より集客できるのではないか。
知人の複数のコンビニ経営者からは、車での利用者が多いため、広い駐車場がある方が望ましいと聞いている。
また、既存のカフェと同じ側に建設した場合、競合することで共倒れになることが心配である。
回答5
(経営企画課 企画担当)
対応の内容
コンビニを誘致するに当たっては、現にコンビニを経営している複数の業者から話を直接聞いています。ご意見のとおり、できるだけ間口を広くとることが集客につながるという要素がありますが、第3駐車場の地下には、大雨対策として整備した大規模な雨水貯留施設があり、構造上、建設することが難しい状況です。また、朝の通勤時に紅葉ヶ丘方面から来る車が立ち寄ることが多いことも想定しています。
このため、現在計画している場所に建設することを考えていますが、さまざまなご意見を参考にして、できる限り多くの方に立ち寄っていただけるようなコンビニ整備に向けて研究します。
また、既存のプリマカフェと互いにマイナスにならないよう、さまざまなことを想定しながら調整を進めてまいります。
意見6
公民館の横から陸上自衛隊福岡駐屯地の北門に抜ける道路沿いにUR賃貸住宅があるため、夕方になると宅配便の車両が道路両側に複数台停車することで、車の走行がしづらく危険である。
UR側には、緑地帯と歩道があるが、そこの部分を少し削って、車両の待機場所をつくることはできないか。
(自治会長)
UR賃貸住宅の敷地内に停車可能と思われるスペースがあるが、常時施錠されているため入ることができない。引っ越しの時などは、そのスペースで作業してもらえれば助かる。
回答6
(道路管理課 道路管理担当)
対応の内容
現在の市道の幅では、荷物の積み下ろしの際の駐車スペースを確保することができないため、車両を停車するための敷地の確保について、UR都市機構と協議します。
その後の対応状況
令和6年8月29日に、UR都市機構に宅配便や引っ越し車両の路上駐車の防止をお願いしました。
宅配便や引っ越し車両の駐車については、UR都市機構の駐車スペースを利用するよう居住者に通知しているそうですが、再度、UR都市機構から居住者に通知を行うとのことです。
また、宅配業者に対してもUR都市機構から周知してもらうよう調整を進めます。
意見7
(意見6関連)
今後、大きな建物を建設する際は、車寄せの場所などを条件付きとすればよいのではないか。
回答7
(都市計画課 計画担当)
対応の内容
建築物の建て方をルール化するためには、自治会で地区計画を作成する必要があります。
県が行う開発許可のための条件として、車寄せの設置を加えることが可能かどうか、確認いたします。
その後の対応状況
現状の開発指導などでは、荷さばき駐車場の設置を義務化していません。しかし、昨今の物流停滞の解消などを目的として、新築の大規模マンションを対象に荷さばき駐車場を義務化するという動きもあります。
今後国の動向を見つつ、最善な方法を検討してまいります。
また、開発業者に対し、協議の中で荷さばき駐車場設置の要請を検討いたします。
意見8
自治会主催で、日の出小学校の5、6年生を対象にしたキャンプをしている。
過去に利用した県の施設では利用料の減免を受けることができ、安く利用できた。しかし、令和6年は、海の中道青少年海の家を利用したが、福岡市の施設であるという理由で、利用料の減免制度が無かった。
他市町村の施設を利用した場合でも、春日市から利用料を助成してもらえないか。
回答8
(地域づくり課 協働推進担当)
対応の内容
施設利用料の減免については、県営施設であれば交渉の余地がありますが、他の市町村の施設の場合は非常に難しいです。
なお、自治会に交付している「まちづくり交付金」は、使途の限定をしておらず、その配分は自由に決めることができますので、子どもたちのためにキャンプ活動の費用助成として配分することの検討もお願いします。
意見9
(意見8関連)
春日市内にキャンプ場をつくってもらえれば便利であり、引率する保護者も増えると思う。奴国の丘歴史公園につくることができないか。
(意見9関連)
昔、大野城市内に、春日市が運営するキャンプ場があった。水害により使用することができなくなったと記憶しているが、その後はまったく整備していないのか。
回答9
(文化スポーツ課 スポーツ担当・文化担当)
対応の内容
春日市には広い土地がなく、奴国の丘歴史公園もさまざまな用途に利用しておりますが、新たにキャンプ場を整備することは困難です。
また、ご指摘のとおり、過去、大野城市の牛頸山に、春日市が運営するキャンプ場がありましたが、平成15年7月の集中豪雨による土砂災害により、敷地内に入ることも危険な状態になりました。キャンプ場として再開することが現実的に不可能であったため、平成22年3月に廃止しました。
なお、牛頸山の頂上付近に整備していた天体観測所の観測設備は利用可能な状態であったため、現在、白水大池公園に移設し、星の館として活用しています。
意見10
地区の行事などで使用する備品が増えており、収納場所に困っている。市が所有する地区内の土地に倉庫を設置してもらえると助かる。
または、公民館を2、3階建てにすることで収納場所を確保させることができないか。
回答10
(地域づくり課 協働推進担当)
対応の内容
春日市内には、ご意見のような用途として使うことができる土地がないことが現状です。
自治会連合会や春日北中学校校区の自治会で開催している役員研修会などの場に課題として持ち寄り、校区内で解決策を検討していたければと存じます。
なお、公民館の延床面積は条例により世帯数に応じて定められているため、現状の世帯数では増築することができません。
その後の対応状況
地域では、さまざまな行事が行われており、それに伴う備品などの管理に苦労されていることは、他の地区からも聞いています。先日の自治会長会では、地区祭りなどで必要となる備品を相互に利用する(貸し借り)という提案もありました。
ぜひ、春日北中学校区でもご検討いただければと存じます。
意見11
最近、日の出小学校のグラウンドで夏祭りを開催したが、校内の草がかなり伸びて、うっそうとしている。定期的な草刈りは行っていないのか。
児童がハチの巣や危険な生物に気付かない可能性があるため、早めに草刈りをすべきだ。
意見11
(学校教育課 学校保健担当、教育総務課 施設計画担当)
対応の内容
学校の校務員が、業務として定期的に草刈りを行っています。現地の状況を確認し、必要に応じて草刈りをしますが、炎天下の中での作業は危険であるため、天候の状況により実施時期を調整します。
その後の対応状況
学校の校務員による定期的な草刈りを行っていますが、炎天下での作業は危険であるため、天候の状況により実施ができないこともあります。現地の状況を確認し、必要に応じて専門業者による草刈りを行います。
意見12
公民館の掲示板の設置場所が歩道に面しておらず奥にあるため、目に留まらない。設置場所を移してほしい。
また、日の出町は1丁目から7丁目まであるが、丁目ごとの掲示板があれば、伝達事項が広まりやすくなるため、検討してほしい。
回答12
(地域づくり課 協働推進担当)
対応の内容
現地を確認し、自治会長と協議して移設可能かどうか検討いたします。
その後の対応状況
令和6年8月9日に、担当者が公民館に伺い、自治会長と現地確認を行いました。その際に、掲示板の設置状況や移設先などを検討しましたが、移設は困難と判断し、ご理解をいただきました。なお、現状でも分かりやすく掲示する方法などを自治会と一緒に考えてまいります。
また、掲示板の増設については、自治会での設置と管理をお願いしています。掲示板が複数あれば情報の周知ができる反面、掲示物の入替えなどの作業量が増え、管理が煩雑になることが考えられます。
他地区においても、効果的な場所に自治会が設置していますので、ご理解ください。
意見13
精華女子短期大学(精華短大)前の歩道は狭く、春日北中学校の通学路でもあるため、過去から危険だという声が絶えない。
大学内の塀沿いの土地を用地交渉により購入し、歩道を広げることはできないか。
回答13
(道路管理課 道路管理担当・道路建設担当、教育総務課 施設計画担当)
対応の内容
過去からの危険性の訴えは承知しています。令和5年度の出前トークでも意見があり、その後、精華短大校門前の横断歩道に、押しボタン式の信号機設置ができないか春日警察署に相談したところ、1日当たりの横断歩行者数の調査を求められました。調査したところ、横断歩行者数が少なかったため、押しボタン式の信号機は設置できないと回答されました。
なお、横断歩道を渡った後、精華短大の敷地内を通ることが可能であれば、間にある諸岡川に歩行者専用の橋梁を設置することも一つの検討材料です。しかし、精華短大の土地は、市の所有地ではありませんので、大きな課題があります。
その後の対応状況
精華短大校門前の横断歩道部への押しボタン式信号機設置について、再度、春日警察署に確認します。
意見14
春日市の今後の人口予測を教えてほしい。
回答14
(経営企画課 企画担当)
対応の内容
春日市の人口は現在、約11万2,000人ですが、この先、徐々にではありますが、減少する見込みです。何も手立てをせず、社会情勢に任せたままでは、2060年には約9万1,000人まで人口が減少すると推計しています。
このため、春日市では、人口の将来展望として2060年に人口10万人を維持できるよう、若い世代の方が安心して結婚し、子育てができるよう、妊娠・出産の支援や、子育て支援施策を充実してまいります。
また、過去、人口急増に伴う環境悪化を防ぐため、建物の高さ規制を強化しましたが、今後、より多くの人が居住できる高い建物の建設ができるよう、現在、見直しを検討しています。
高齢の方も若い世代の方も、誰もが住みよいまちであることを実感いただけるよう、春日新50年プランを打ち立て、九州で最も住みやすく魅力あるまちづくりを目指し、さまざまな取り組みを進めています。
意見15
須玖交差点から昇町方面に向かう道路がとても狭く、交通量も多いため、自転車で通行しづらい。もう少し道路幅を広げることはできないか。
回答15
(道路管理課 道路管理担当・道路建設担当)
対応の内容
ご指摘の道路は、県道であり、通称なぎの木通りと呼んでいます。現在この西側に、県が都市計画道路として、長浜太宰府線の整備を進めています。
長浜太宰府線が整備されると、なぎの木通りは県道から市道に移行し、市が管理することになるため、路面標示などについては要望に応じて警察と協議しながら整備していきます。
しかし、周辺のメイン通りとなる長浜太宰府線が片側2車線ずつの道路で、歩道や自転車通行帯も整備されるため、今後、なぎの木通りの拡幅は行わない予定です。
意見16
市中央部に複合施設が完成すると、コミュニティバスの利用者が増えると思う。
多くの人から1時間に1本では利用しづらいと話を聞いているが、増便は検討しているか。
回答16
(都市計画課 計画担当)
対応の内容
全国的なバス運転手不足の問題があり、コミュニティバスの増便は難しい状況です。
なお、西鉄の路線バスとの乗り継ぎにより、可能な限り目的地に早く到着できることも考えられるため、西鉄と協議してまいります。
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