03_大和町地区 出前トーク要約記録(令和6年度)
ページID:1014855 更新日 令和6年7月18日
※ 報告書原文をそのまま掲載しています。
意見1
令和5年の出前トークで、光町児童センターを0歳児に使いやすい環境にしてほしいことと、常設おもちゃの増数を要望した。プレイマットを設置してもらえたことで使いやすくなったと感じており、その点は感謝したい。
しかし、常設のおもちゃは数個増えた程度で正直なところまだ少ない。月に1度の子育てサロンの日に、倉庫に収納されているおもちゃを30分程度出しているが、常設されているおもちゃの数倍もあり、倉庫の中に眠っていることがもったいない。
須玖児童センターの5分の1から10分の1程度しか常設のおもちゃがない。なぜ常設のおもちゃを増やすことができないのか。
回答1
(子育て支援課 子育て支援担当)
対応の内容
令和5年にご意見をいただいた後、担当所管からは常設のおもちゃを増やしたことを聞いており、担当者も定期的に現場の確認をしています。須玖児童センターとの差については確認いたします。
その後の対応状況
春日市では、市内に4つの児童センターを設置しており、その数は、福岡市と筑紫地区の中では最も多く、県内でも3番目となっています。
児童センターは、乳幼児に限らず、満18歳までの児童を利用対象とした施設です。また、春日市は市域が小さく、生活圏がおおむね市全体に及んでいます。このため、各児童センターでは、その立地や建物の構造、建設時からの経緯などの特性を踏まえて運営しています。
その中でも、須玖児童センターは、過去に子育て支援センターとして設立した経緯もあり、他館に比べると、より乳幼児利用に重点を置いた施設となっています。こどもの成長段階や各施設の特性などに応じ、市内の4つの施設を自由に選択しながら、ご利用いただければと思います。
また、光町児童センターにつきましても、その施設の特性などに応じて管理運営されているところですが、今後ともいただいたご意見なども踏まえながら、指定管理者と情報を共有し、引き続きより良い環境づくりに努めてまいります。
意見2
市中央部に複合施設がつくられることを楽しみにしているが、その中で、グランドピアノを常時使えるようにしてほしい。
現在、グランドピアノはふれあい文化センターのロビーにあるが、以前は通るたびに誰かが弾いていたため、いつでも弾くことができるイメージがあった。しかし、コロナ禍のため一切弾くことができなくなり、ようやく再開されたが、年に3回ぐらい、抽選で当たった人のみが弾くことができるという扱いになっている。
那珂川市のミリカローデンでは、いつも使える状態でいつでも受け付けてくれるため、正直なところ負けているという印象を持っている。複合施設を整備していく中で、グランドピアノを有効活用できるようにしてもらいたい。
回答2
(文化スポーツ課 文化担当、経営企画課 企画担当)
対応の内容
現状のグランドピアノの使用状況について確認をするとともに、いただいた要望も含めて回答いたします。
なお、新たに整備する複合施設の2階部分は、市民の皆様に日常的に使っていただける賑わいのあるフロアとしており、隣接する広場と連動したオープンスペースでは、広く活動や発表会などによる活用も考えられます。
現時点でお約束をすることはできませんが、この場所にグランドピアノを置くことでこの施設を有効に活用するということも考えられますので、集約するさまざまな施設への音漏れの影響も考慮しつつ、検討いたします。
その後の対応状況
ふれあい文化センターでは、新館1階ロビーにピアノを常設し、演奏家によるロビーコンサートを実施しています。また、スプリングホール利用時は音漏れや周辺の混雑が予想されるため、ホール利用がない土曜日・日曜日のうち、年3回程度「ロビーピアノ無料開放DAY」として開催し、事前申込制で市民の皆さんにご利用いただけるよう、不定期に開放しています。
ホール事業や図書館への移動動線でもあり、館内での常時演奏は難しいところですが、施設利用者および来館者の皆さんの要望に添えるよう、今後、実施回数を増やすことについて、指定管理者と協議します。
意見3
公民館の仕事を始めて1年ぐらいになるが、ふれあいサロンや子育てサロンなどでボランティアをした人がハンコをもらい、最終的にクーポンのような券がもらえるという仕組みがある。しかし、その券を使うことができる施設がナギの木苑と総合スポーツセンターぐらいしかなく、少ない。
ボランティアをしてくれている人も高齢化が進んでいて、高齢者が高齢者のお世話をしているような状態であるため、40代、50代くらいの動ける世代の人をボランティアに誘いたいが、対価がないと誘いづらい。
もっとメリットを実感できるような工夫をしてもらい、ボランティアの人が参加しやすい環境をつくることを考えてほしい。
回答3
(高齢課 高齢者支援担当)
対応の内容
市が実施している介護予防ボランティアポイント制度は、介護ボランティアをすることで貯めたポイントを、その方の介護予防につなげるための施設利用料として使用していただくことを目的として始めたものです。
また、当初、ボランティアをしている方たちからは、対価を目的として活動をしているわけではないという意見もあり、ポイントを使用することができる施設等を限定しています。
しかし、制度を始めてからさまざまな意見をいただいており、今後どのような制度にしていくか検討を始めているところです。ご意見も参考にしながら、ボランティアをする方も受ける方も、納得できるよう、また、さらに積極的に取り組みたくなる制度になるよう、検討していきます。
その後の対応状況
介護ボランティアの令和4年度活動人数は431人、付与ポイントは7,351ポイントで、総合スポーツセンター、いきいきルーム、ナギの木苑での利用券配布は1,283冊です。
その利用券の令和5年度利用率は、全体で約50%です。
意見4
昭南踏切は夕方のラッシュ時に長時間遮断機が開かない。開いた瞬間、それまで踏切前で待っていた人が一斉に走り出すため、非常に危険である。ベビーカーの車輪がはまって動けなくなった人を2、3回手助けしたことがある。
この危険性を回避するために、アンダーパスまたは歩道橋の設置を要望したい。
場所が福岡市のため、調整は難しいと思うが、利用者の多くが春日市の人だと思うので、一度その危険性を確認し、JR九州や福岡市で何とかしてもらいたい。
回答4
(道路管理課 道路建設担当)
対応の内容
高架化やアンダーパス化については、効果を検証する必要があります。そのためには、春日市とJR九州での協議が必要ですが、これまでそのような機会があまりありませんでした。まずは、春日市の利用者が多いという点で協議の場を設けて要望を伝えたいと思います。
なお、北側(福岡市内)に相生踏切がありますが、非常に長い時間、遮断機が降りたままであるため、JR側に何度か話をしましたが、なかなか応じてもらえませんでした。
そこで、福岡市にお願いをして大きな歩道橋を作ってもらいましたが、ほとんど利用されていないという現状もあります。
いずれにしても福岡市の協力がないと解決が難しいため、今一度精査をしたいと考えています。
その後の対応
当該踏切は、福岡市の管理道路となります。横断時の歩行者の危険な状況について、改善策が検討できないかという問い合わせがあったことを伝えました。
その後、令和6年6月27日に福岡市に確認したところ、踏切内の道路部分で、急勾配な箇所や側溝が傷んでいる箇所については、福岡市が令和8年度に改修予定であるとのことでした。
また、踏切内の線路部分でつまずきやすい箇所については、道路管理者である福岡市から、JR九州に対して、是正ができないか相談するとのことでした。
意見5
市中央部につくられる複合施設にコンビニを誘致するという話であるが、市民の安全と健康を守るため、農薬や化学肥料、食品添加物が入っていない自然食品を扱ってほしい。
不登校児童の増加も農薬やネオニコチノイドの影響があったりするので、教育問題や医療費の圧迫なども含め、市民同士のふれあいやスポーツをすることができる場所には、費用をかけてでも健康的な物を扱うべきだと思う。
回答5
(経営企画課 企画担当)
コンビニ誘致については、市民の皆さまからいただいたアンケートの結果、総合スポーツセンターやふれあい文化センターの近隣には飲食店や売店が充実していないという意見が多数であったことから検討を進めており、現在、事業者からサウンディングという形で意向を聞かせてもらっています。
コンビニの設置に当たっては、事業者の採算も考慮し、継続的な経営をしてもらう必要があります。
今回提案いただいた内容については、一度、事業者にも投げかけて、運営が成り立つのかという点も含めて確認しながら、検討を進めてまいります。
(学校教育課 学校教育担当)
不登校の児童・生徒は確かに増加しています。
これまでは、中学校に重点的に人員を配置してスマイルルームを設置し、社会に出たときに、きちんと自立できるようなシステムをつくってきました。これにより、中学生の場合は不登校生徒をかなり少なくすることができ、筑紫地区では最も良好な状況です。
しかし、小学校低学年の不登校児童が急増してきているため、現在、小学校の方にシフトをしています。今後は、小学校に入学したときにスムーズに学校生活になじんでもらえるよう、こども支援部とともに教育施策を進めていきたいと思います。
健康というキーワードをいただきましたので、そのことも考慮してまいります。
意見6
春PASS(はるパス)の魅力をあまり感じない。
大和町でもそうだが、自治会に入ってくれない人や脱会する人が結構いて、そもそも自治会とは何か、自治会の魅力やメリットは何かさっぱり分からないという人が多いと思う。
それらのことを自治会としても広報を行っていくことが大切だと思うが、もっと大きな規模で、市や県、国からも自治会という存在を分かりやすく、魅力あるものとして伝えてもらうことはできないのかと感じている。
また、住民の方には自治会長や事務員の人が市の職員と勘違いしている人も時々いる。自治会長や役員の方は、ボランティア精神で務めていただいているので、その辺りのことも広く伝えることができる方法があれば良いなと思っている。
回答6
(地域づくり課 協働推進担当)
対応の状況
ご意見のとおり、ここ数年、高齢化もあると思いますが、役回りができないので脱会したいという人も増えてきました。
市では数年前から、自治会がなぜ必要なのかということを知ってもらうためのパンフレットを作り、転入者に配付しています。
このパンフレットは、自治会への加入申込書も兼ねており、例えば市役所で申し込みをされた場合は、個人情報の取り扱いの同意も得た上で自治会に提供し、自治会の方に訪問していただくという取り組みを進めています。
今回、新しく春PASSという取り組みを始めたところですが、自治会がなぜ必要なのかということと、普段から自治会の皆さんが頑張っておられることで生活の安全につながっているということを分かってもらえるように、地道に広報を行っていかなければならないと思います。
市報でも毎月1日号に自治会通信というタイトルで、自治会の活動を紹介するという連載も行っていますが、より良い方法がないか、自治会とも一緒に考えていきたいと思います。
その後の対応の状況
大和町自治会では、毎月「ふれあいサロン」や「カフェ」、「子育てサロン」などの開催や夜間パトロール、夏祭り、餅つき大会など、さまざまな行事が行われています。このような行事に参加することで地域の同世代の方同士の交流を図ることができ、住民同士のつながりが生まれるとともに、生活上の困り事や、相談事を共有できます。
市としては、地域の皆さんのご尽力で地域の行事が行われていることや、普段からのご近所づきあいが、いざという時に役立つことなど、自治会加入の必要性などを、転入時にお渡しする自治会案内パンフレットや市報などを通じてお伝えしながら、これまで以上に加入促進を図ってまいります。
また、国においても自治会を重要視しており、春日市の取り組みが高く評価されていることから、現在、国からの求めにより、春日市職員を内閣府に派遣しています。ここでも、春日市の自治会の魅力をしっかりと伝えてまいります。
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