17_桜ヶ丘地区 出前トーク要約記録(令和6年度)

ページID:1015176  更新日 令和6年10月21日

※ 報告書原文をそのまま掲載しています。

意見1

猛暑により熱中症で亡くなる方が増えている。近年の夏の暑さは異常であり、災害級の暑さという言葉も耳にする。

水害や地震の場合は公民館が避難所になるが、災害級の暑さとなった場合、公民館を避難所とする考えはあるか。

回答1

(環境課 環境推進担当)

対応の内容

気候変動適応法の改正により、気温が著しく高くなることにより熱中症リスクが高まることが予測される場合は、「熱中症警戒アラート」が発表されるようになりました。

また、それを上回る災害級の暑さが予測される場合は、「熱中症特別警戒アラート」が発表され、この場合、市町村は暑熱避難施設を設置することが法律上、義務付けられています。

現在、春日市では市役所、いきいきプラザ、奴国の丘歴史資料館を指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)としています。今後、各地区公民館も指定するよう準備を進めているところですが、空調の設定温度や収容人数、公民館内の場所の確保などの課題があるため、自治会長としっかりと協議してまいります。また、大きなショッピングモールなどの民間の施設とも協定を締結し、指定していくことも考えています。

熱中症特別警戒アラートについて、詳しくは令和6年7月15日号の市報に掲載していますので、ぜひ、ご一読ください。

意見2

母は96歳で亡くなったが、介護保険は1度も使ったことがない。しかし、亡くなるまでずっと介護保険料を支払っていた。

介護保険を使わない場合は、介護保険料を安くすることはできないか。

回答2

(高齢課 介護保険担当)

対応の内容

介護保険は、国民健康保険や社会保険と同様の考えのもと、所得に応じて保険料が決まります。介護保険サービスを利用するときも所得により負担割合が決まっており、低所得の方は負担割合が低く、減免の制度もあります。

介護保険制度は全国共通の仕組みで、被保険者の保険料と公費で成り立っており、使用の有無で保険料が変わるということはありません。

みんなで支え合う保険制度であるため、ご自身が介護を要する状態になったときに安心してサービスを利用できるよう納めていただくというものです。介護を要する状態にならない方もいらっしゃいますが、皆さんで保険料を納めていただくことで、必要な方に必要なサービスを利用していただくという制度ですので、ご理解ください。

意見3

春日市の税収は、法人税よりも住民税が多く占めていると思う。今後、市中央部の整備など、さまざまな取り組みを進めていくとのことだが、住民税のみに頼っているのでは、財源が不足するのではないか。

ふるさと納税などに力を入れて、少しでも財源を増やしていく工夫が必要だと感じる。

回答3

(経営企画課 企画担当、財政課 財政担当)

対応の内容

市中央部の複合施設の建設には、現段階で約70億円の費用が掛かると試算しています。しかし、この複合施設は、老朽化が進み、建て替え時期である社会福祉協議会の建物をはじめ、既存のさまざまな施設を集約することで、維持管理の経費を軽減できるというメリットがあります。

また、都市構造を再編していくための整備費用につきましても、皆さんからの税金などだけでは不足する分は、国の補助金などを活用することを前提としています。皆さんに納めていただく税率は、地方税法の中で定められており、財源が不足することを理由に税額を上げることはありません。

ふるさと納税につきましては、地場で生産した商品や農作物などでないと返礼品として出品できないという点で、春日市は苦慮しています。しかし、現在、JR西日本との包括連携協定に基づいた返礼品の企画も進めています。

なお、ふるさと納税は他の自治体に納税した場合でも、現に居住する自治体での公的サービスを受けることができるという点で、自治体にとっては非常に厳しい制度設計となっています。当然、制度上で認められている権利ではありますが、そのような側面もあることも踏まえて制度の利用を検討いただければ幸いです。

全国的に自治体の財政状況は厳しいところですが、新しい取り組みを進めつつ、これまで培ってきた協働のまちづくりを継続していくことで、より魅力あるまちとし、多くの方が春日市に住んでもらうことで人口を維持し、財政規模をしっかりと確保していきたいと考えております。

意見4

市の中央部に建てられる複合施設をとても期待している。できるだけ早く建ててもらいたい。

回答4

(経営企画課 企画担当)

対応の内容

予定では、令和11年度から供用開始することにしています。今しばらくお待ちください。

意見5

ふれあい文化センターではさまざまな催しがあり、楽しく利用している。

映画の上映会もあるので、特に中学生や高校生に見に来てほしい。思春期の中、映画を通して感じ得るものがあると思う。

回答5

(文化スポーツ課 文化担当)

ふれあい文化センターは、指定管理者制度のもと、管理運営を民間の指定管理者に委託し、さまざまなイベントを開催しています。中央部の複合施設が完成すれば、さらに多くの人でにぎわい、活発になることを期待しています。映画についても、子どもたちが見に行きたいと思うような工夫ができないか、指定管理者に伝えます。

意見6

少子化に対する考えについて、先日、テレビ番組でコメンテーターが話したことを紹介したい。

そのコメンテーター曰く、日本の総人口が減少してきたのは最近だが、子どもの人口は30〜40年前から減少しており、この間、何ら抜本的な解決策を講じてこなかった。それを今となって短いスパンで解決しようとしても無理であり、長いスパンをかけて取り組んでいく姿勢が必要であるとのことであった。

私も同感であり、春日市でもこのような考えを参考にしてもらいたい。

回答6

(経営企画課 企画担当)

対応の内容

日本で少子化が進んでいる要因は、結婚をしない人が増え、子どもの出生数が減っていることです。

社会が成熟するとともに価値観も多様化し、娯楽も増えていることから、一人で生活しても寂しくないという若い人が増えています。また、核家族化により、親だけで子どもを育てることが負担になっています。

さらに、非正規で不安定に働く方が増え、経済的にも結婚や子育てがしづらい社会となっていることが現状です。
 これらのことから、国は、異次元の少子化対策として幼児教育や保育の無償化をはじめ、さまざまな子育て支援策を打ち出していますが、まずは、結婚して子どもを産みたいという環境を整えなければ根本的な解決につながらないと考えています。

そのような環境をつくりあげるためには、ご意見のとおり何十年もかかるかもしれませんが、このまま待っているわけにはいきません。このため、結婚して子どもを産み育てる地として春日市を選んでいただけるよう、高校生世代の医療費の無償化や保育料の引き下げなどを先駆的に取り組むこととしました。また、全国のモデルとなっているコミュニティ・スクールや文化スポーツをさらに充実させていくとともに、高齢者になっても安心して生活ができると感じていただけるような取り組みも進めることが、春日市の少子化対策であると考えています。

意見7

私は1日に1.5リットルの水を飲むことを目標にしているが、最近、PFAS(有機フッ素化合物)という有害物質が全国各地で検出されていると報道されている。

春日市の水道水の水質検査の基準や頻度を知りたい。

回答7

(経営企画課 企画担当)

対応の内容

上水道は、春日那珂川水道企業団により管理運営されており、高度な浄水をされた上で安全性が確保された水が給水されています。

検査に関しては、同企業団に内容を確認し、後日、お答えいたします。

その後の対応状況

春日那珂川水道企業団では、安全で安心できる水を届けるために、水源から浄水場、家庭の蛇口に至るまで定期的に水質検査を行い、水道水の水質管理に万全を期しています。

水質基準値が定められた一般細菌や大腸菌、亜硝酸態窒素など、法令に基づいた全51項目の検査の他、水道法施行規則により策定が義務付けられた水質検査計画に基づき、水質管理上必要な検査が行われています。

なお「春日那珂川水道企業団水質検査計画」は毎年度策定され、同企業団ウェブサイトで公表されていますので、詳細は同サイトからご確認ください。

意見8

(意見7関連)

春日那珂川水道企業団が安全な水を供給しているとしても、水道管の汚れによる水の汚染が気になるため、安心して飲むためには浄水器を買うしかないと思う。

浄水器の購入費を助成することを検討してほしい。

回答8

(経営企画課 企画担当)

対応の内容

春日那珂川水道企業団によると、各家庭に給水されるまでに水が汚染されないよう、入念な消毒をしてあり、塩素の匂いがすることもあるようですが、そのことが逆に安全な証であるとのことです。

しかし、長期間、家を留守にして水道水を使用しなかった場合などは、停留した水の消毒効果が落ちてしまうので、そのような時は、使い始めのときに10リットルほど流すことが推奨されています。

なお、浄水器の購入費の補助については、検討しておりません。同企業団が安全に安心して飲むことできる水を提供しているということでご理解ください。

意見9

夫を車いすで福岡徳洲会病院に連れていくが、桜ヶ丘の信号機のところから横断した際、段差があるため危ない。

また、桜ヶ丘地区周辺の道路は道が悪いところが多いように思う。

高齢者や車いす利用者が安全に通行できるよう整備してもらいたい。

回答9

(道路管理課 道路管理担当)

対応の内容

ご指摘の横断場所については、県道31号線であるため、段差を少しでも解消できないか、管轄する那珂県土整備事務所に伝えます。

地区内の市道につきましては、後ほど具体的な場所を教えていただき、確認いたします。

その後の対応状況

令和6年8月27日に、県道31号線を管理している那珂県土整備事務所に、当該歩道部の段差改善を依頼しました。

意見10

自宅の隣が空き家になっており、かなりひどい状態である。木が生い茂っており、大雨で流されてきたごみが溜まり、アライグマも出没している。この家を含めて近くに3、4件空き家がある。

一度見にきてもらい、何とかしてほしい。

回答10

(安全安心課 防犯防災担当、環境課 生活環境担当)

対応の内容

ご指摘の空き家については把握しています。所有者にも定期的に連絡を取っています。

なお、アライグマにつきましては、罠を仕掛けていますが、なかなか捕まらないと報告を受けています。引き続き対応してまいります。

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