26_須玖南地区 出前トーク要約記録(令和6年度)

ページID:1015260  更新日 令和6年11月15日

※ 報告書原文をそのまま掲載しています。

意見1

子育て世帯への支援の充実の点について、次の2点を尋ねたい。

  1. 保育料の引き下げは、認可外保育所も対象になるのか。
  2. 高校生世代までのこども医療費の無料化について、具体的な対象年齢は何歳までか。

回答1

(こども未来課 保育担当、国保医療課 医療担当)

対応の内容

  1. 保育料の引き下げについては、市内の認可保育所12園を対象としており、認可外保育所は対象外です。
  2. こども医療費の無料化は、18歳に到達した年度の3月31日までとなります。

意見2

教育相談員とスクールソーシャルワーカーの違いを教えてほしい。

回答2

(学校教育課 学校教育担当)

対応の内容

教育相談員は、教員免許を持ち経験豊富で、不登校対策などさまざまな教育相談全般を担っています。従前は、不登校専任教員という名称でしたが、現在は市内全小中学校で教育相談員という名称にそろえています。

スクールソーシャルワーカーは、福祉の専門職として児童生徒が抱える問題を解決するため、保護者を交えて面談するなどし、ケースによっては医療機関や福祉のサービスにつなげる役割を担っています。

意見3

令和5年度の出前トークで、須玖南4丁目の「クリニックホームドクターズ(旧:みやい内科クリニック)」の前に横断歩道を設置してほしいと要望したが、何らかの基準のため設置できないという回答であった。

危険な場所であっても、事故が起こらないと設置してもらうことができないのか。

回答3

(道路管理課 道路管理担当)

対応の内容

当該箇所は、クリニックホームドクターズの駐車場に面しており、横断歩道を設置した場合、横断したい人は車が横断歩道手前で停まってくれるのを待つ必要がありますが、その間も駐車場への車の出入りがあるため危険であることから、警察の基準により設置することができないとされています。

もう1点は、南側に須玖小学校前の押しボタン式信号がありますが、ここまでの距離が80メートルぐらいしかなく、当該道路であれば100メートルから150メートル程度以上は離れていないと横断歩道を設置することができないとされています。

これまで何度も要望されているため、その都度、春日警察署と協議していますが、認められていないのが現状です。

意見4

働き方改革について、市役所と学校での違いを教えてほしい。

回答4

対応の内容

(人事課 人事担当)

全国的に過酷な時間外労働が問題になっており、働く人の命と生活を守っていこうと提唱されている中、市でも同様に、職員が働き過ぎて体調を壊して病気を患ったり、継続が難しいと仕事を辞めたりといった状態にならないよう、働きやすい環境をつくり、時間外勤務を縮減するよう取り組みを進めています。

ただし、市の職員の場合は、民間企業で働く方々などとは異なり、市民の皆様のために働くことが当然の役割であり、特に災害などの発生時は、市民の皆様の命と安全を守るために全力を尽くすという使命の下で働く必要があります。いざというときに疲弊により対応できない状態とならないようにしていくことも、市役所での働き方改革のあり方の一つであると考えています。

(教育総務課 教育総務担当)

教職員の働き方改革として、国が定める超過勤務時間は月45時間以内で、年間を通して360時間以内とされています。令和5年度は、小学校12校はすべて基準以内でしたが、中学校では大きく超過しています。

超過勤務を少しでも減らすため、月100時間を超えた場合は校長が面談して報告書を提出するよう指示しており、3回報告書が提出された場合は、12月に教育長が面談し、改善につなげる体制をとっています。

意見5

(意見4関連)

すぐっ子アンビシャス広場の委員長として活動している。

毎年、学校の休みの日にバスハイクをしており、小学校の校庭に集合することにしている。しかし、令和5年に初めて、学校から働き方改革のため、休日は教職員が誰も出勤しないと言われて驚いた。

このような中で、イベントの際、事前に聞いていた保護者の電話番号が誤っていたため連絡を取ることができず、学校に電話しても誰もいないため、誰も迎えに来ず、とても困ったことがある。

このような場合でも働き方改革は必要なのか疑問に感じている。

回答5

(地域教育課 地域教育担当、教育総務課 教育総務担当)

対応の内容

休日に子どもたちのためにさまざまな形で支援していただいていることにお礼を申し上げます。

学校現場の現状として、子どもたちに万が一のことがあれば、本来は警察や救急車を呼ぶことが最優先と考えますが、学校に電話をされるなど、言葉は悪いかもしれませんが、学校がコンビニエンスストアのような役割を担わされているような実態があります。教職員も、「子どもたちのために」と、これまで動いていたことが積み重なって、このような状態に膨らんできた経緯があると考えます。

教職員が本来の役割である子どもたちに向き合う時間を少しでも確保すること、また、可能な限り休日は休養や家庭生活、自己研鑽につなげることが本来の働き方改革であると考えていますので、ご理解をお願いします。

なお、万が一の場合は、市役所に電話をしていただければ、警備員が常駐していますので、警備員から教育委員会の職員、そして連絡を受けた職員から学校に連絡がとれる体制をとっています。

意見6

(意見5関連)

緊急時は市役所に電話すれば、市から学校に連絡するとのことだが、これまでそのようなことは聞いたことがない。アンビシャス広場として学校の休日に安心して活動するため、緊急時の対応策は考えておいてもらいたい。

回答6

(地域教育課 地域教育担当)

対応の内容

アンビシャス広場の休日の活動時の緊急時の対応について、今後は年度当初に加え、適宜、休日の連絡体制について周知を徹底してまいります。

意見7

(意見5関連)

回答は不要だが、学校はコンビニエンスストアではないという発言をされ、もっともだとは思う。

しかし、私たちの時代の学校の先生はやはり聖職で、地域の皆さんから頼りにされており、困ったことがあれば学校に聞いていた。その様相は今は変わってきていると思うが、何かしら温かさのある意味でのコンビニエンスストアのような要素は持っていてほしいという思いはある。

回答7

(教育総務課 教育総務担当)

対応の内容

当日の回答なし。

意見8

不登校児童生徒数について、春日市の状況と県や全国の状況が比較できる数字があれば教えてほしい。

回答8

(学校教育課 学校教育担当)

対応の内容

令和4年度の数字ですが、全国の不登校生徒(中学生)の出現率は5.98%で、福岡県では6.89%と全国よりも高くなっています。筑紫地区5市全体の平均は8.24%と、さらに高くなっていますが、春日市は6.8%と県平均よりは低くなっています。令和5年度は7.11%と上昇していますが、筑紫地区の中では最も低く、不登校対策のための人的配置をしながら、何とか食い止めている状況です。

しかし、不登校児童(小学生)の出現率では、令和4年度は全国2.09%、福岡県1.76%、筑紫地区5市2.42%の中、春日市は2.25%と、筑紫地区の中では最も低い数字ですが、全国および県の平均よりも多くなっています。さらに、令和5年度になると3.37%と、大きく不登校児童数が増えました。

小学校低学年に重点を置き、不登校対策を進めていきたいと考えています。

意見9

須玖小学校の横の木のはみ出しや、台風後の自宅前の川に流れてきた木のことなどで困ったことがあり、それぞれどこの課が担当なのか分からなかったが、市役所の代表電話に連絡したところ、電話交換手がすぐに担当課につなげてくれ、早く対応してもらえた。

電話交換手の対応が素晴らしいと感じた。

回答9

(管財課 管財担当)

対応の内容

お礼のため回答なし。

意見10

須玖小学校が4日間ほど休みのときに、廊下や教室の電気がずっとついたままのことがあった。警備員が巡回して消したりするようなことはないのか。電気代の無駄であるため、徹底してほしい。

回答10

(教育総務課 施設計画担当)

対応の内容

各小中学校に対し、節電について徹底させてまいります。もし、電気がついたままの状態が続いていれば、教育委員会(市役所)にご連絡ください。

なお、小中学校の警備については、機械警備を導入しており、侵入者がいれば通報が入り、警備員が駆けつける体制をとっています。

意見11

自宅近くの高台にある土地だが、墓があり、一部は市の土地であると聞いている。その空き地部分に雑草が茂るため、対策について何度か市と話したが、最終的に年2回除草作業ができるよう予算組みをすると返答を得た。

その後、現状としては、私が草が伸びてきたと思ったときに公民館に連絡することで、自治会から市に連絡され、除草作業をしてもらうという流れになっているが、連絡してから1カ月以上経過してから作業されることが多い。

クリーン作戦が年2回あるが、市の土地である部分の雑草が多いため、地域の方に負担をかけているのではないかと思う。クリーン作戦の前に除草作業を行うことはできないか。また、その上で必要に応じて追加で除草をしてもらえないか。

回答11

(管財課 管財担当)

対応の内容

ご指摘の土地の管理状況を確認するため持ち帰り、いただいた要望と合わせて自治会長を通して回答いたします。

その後の対応状況

ご指摘の土地は、市で管理しています。定期的な除草作業を行っていますが、迅速な対応が行えず、ご迷惑をおかけしました。

除草作業を実施予定としていますが、業者のスケジュール上、作業は令和6年11月下旬になる見込みですので、今しばらくお待ちください。

意見12

意見交換前の「不登校児童生徒への支援」の説明の中で、マイスクールとスマイルルームが紹介されていたが、不登校児童生徒の中には、外に出ること自体に抵抗がある人もいると思う。学校から支給されているChromebook(クロームブック)などを使って、自宅から授業を受けることができるようなシステムがあるか。ない場合はそのようにできる動きがあるのか教えてほしい。

回答12

(学校教育課 学校教育担当)

対応の内容

各家庭から学校の授業にオンラインで受けることができるようにしています。各家庭にはお知らせしていますが、活用状況を再度確認し、積極的に進めてまいります。

意見13

春日市には現在、特別養護老人ホームは何施設あるか。

民間の施設は高い一時金や月額料金を支払う必要があり、将来が不安であるため、低額で入所できる特別養護老人ホームを今後もつくってほしい。

回答13

(高齢課 指定指導担当)

対応の内容

市内には特別養護老人ホームが3施設あります。

  1. かすがの郷(福岡県春日市塚原台3-129)
  2. グレイシャス春日(福岡県春日市星見ヶ丘2-55-1)
  3. 桜ヶ丘(福岡県春日市桜ヶ丘4-28-1)

※3は、地域密着型特別養護老人ホーム(春日市民のみ入所可能)です。

現在、民間の有料老人ホームが増えており、昔はかなり高額な費用を必要としていましたが、現在は生活費や食事代を入れて月15~20万円くらいで入居できる施設が多くあります。

特別養護老人ホームは介護保険を利用して入所する施設で、原則として要介護3以上の認定を受けている方が入所できます。施設の建設については、市が策定する介護保険事業計画の中で将来的な介護が必要な対象者数などを見込み、その上で受給バランスを十分に考慮して必要と考えられる施設数を計画します。そして、実際に建設を進める場合は、圏域の自治体も含めた需要も踏まえ、県の認可を得る必要があります。

特別養護老人ホームへ入所するためには、現実的には空床待ちが発生しており、すぐに入所できる状況ではありませんが、その間は在宅で介護保険サービスを組み合わせて受けていただいて対応しています。

その後の対応状況

特別養護老人ホーム、有料老人ホームの他、市内にはさまざまな高齢者の入所施設があります。市ウェブサイトに近隣の施設も含めた「高齢者施設等一覧(ページID:1008163)」を掲載していますのでご覧ください。また、入所対象者や施設の特徴については、市高齢課窓口でお尋ねください。

なお、市では、第9期介護保険事業計画(計画期間令和6~8年度)で、認知症高齢者のグループホームを設置する予定としています。現在、その設置者の選考を実施しています。

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