35_松ヶ丘地区 出前トーク要約記録(令和6年度)
ページID:1015410 更新日 令和7年1月7日
※ 報告書原文をそのまま掲載しています。
意見1
平成27年度の出前トークで、星見ヶ丘地区の造成に伴う来館者の増加に耐えうるよう、公民館に隣接する空き地(私有地)を市が購入し、駐車場を増設するよう要望したが、財政上の制約と他地区との平等性を考慮する必要があるため増設予定はないと回答された。現在その空き地は売られてしまい、住宅が建てられため、駐車場の増設の願いはかなうことがなくなった。元々、公民館は地区で建設したものを市に寄贈していることを踏まえ、もっと地区のことを考えてもらうことはできなかったのか。
隣接はしていないが、公民館近くに空き地がまだあるので、あらためて検討してほしい。
回答1
(地域づくり課 協働推進担当)
対応の内容
多くの地区から公民館が手狭であることや、駐車場が不足しているという声が寄せられています。そのような状況の中で判断してきたものですが、あらためて当時の経緯を確認した上で、説明いたします。
その後の対応状況
集会所の建設につきましては、その当時、地域の皆さんと協議を重ねながら、南部清掃工場周辺整備事業と併せて、市補助金などを活用して整備された経緯があります。清掃工場の建設などに当たっては、地域の皆さんの多大なご苦労とご協力の下、地区と春日市が丁寧に協議を重ねてきたことは忘れてはならない歴史だと考えています。
公民館に隣接する土地の活用については、平成27年7月に自治会から要望がありましたが、公民館の敷地面積は、市の条例で定める基準を既に満たしており、駐車スペースは他の地区公民館よりも多く確保できていることからも、駐車場の増設などは行わない旨の回答をいたしました。また、令和5年度にも自治会から同様の相談がありましたが、この時も同じ理由を説明し、ご理解をいただいているものです。
地区からのご要望などに関しては、今後も誠実に対応してまいります。
意見2
令和5年度の出前トーク終了後のアンケートで、自治会役員を対象としたハラスメント研修を実施してほしいと意見したところ、後日、市から自治会役員研修会で研修を実施する旨回答された。
その後、ハラスメント研修は実施されたのか。
回答2
(地域づくり課 協働推進担当)
対応の内容
毎月各地区の自治会長が市役所に一堂に会し、自治会長会を開催しています。
令和5年11月開催の自治会長会でハラスメント研修を実施し、各地区の役員に対しても、自治会長から研修の内容を伝えてもらうようお願いしています。
その後の対応状況
令和5年度は市主催で自治会長を対象に研修を行いました。
令和6年度は、地域活動全般について、ハラスメントに関する認識を深める必要があるとの考えの下、自治会連合会主催で令和6年10月23日に自治会長を含め、自治会役員など関係者向けの研修が実施されました。
意見3
数年後にナギの木苑を市の中央部に移すことについて、松ヶ丘地区の住民としては今の場所のままであってほしい。なぜ移転する必要があるのか。見た目はきれいに見えるが、建て替えの時期に来ているのか。
回答3
(経営企画課 企画担当、高齢課 高齢者支援担当、福祉支援課 地域福祉担当)
対応の内容
現在整備を進めている市中央部市民活動交流拠点には、ナギの木苑の他、市内のさまざまな施設を移転し、1カ所に集約することとしています。集約することにより、それぞれの施設で必要とする管理維持費などを削減することができます。そして、施設を市の中央部に整備することで、多くの皆さんに総合スポーツセンターやふれあい文化センター、図書館と一緒に楽しんでいただくという観点で進めているものです。
また、今後さらに独居高齢者や高齢者のみの世帯が多くなってくるため、さまざまな生活上の相談に対応していく必要があります。市中央部市民活動交流拠点には建て替えが必要となっている社会福祉センター(社会福祉協議会)も移転することとしているため、ナギの木苑に来られた際に、困り事があればすぐに相談することが可能となります。
なお、ナギの木苑は今すぐに建て替えが必要な状況ではありませんが、老朽化は進んでおり、費用を掛けてさまざまな設備を改修しながら運営している状況です。
松ヶ丘地区の皆さんにとっては場所が遠くなってしまいますが、令和6年9月からコミュニティバスを70歳以上の方は無料で乗車できることとしました。また、ナギの木苑には自家用車で来られる高齢者も多いですが、事故もしばしば起こっており、安全面の心配もあります。バスの発着場(バスセンター)もこの施設に整備しますので、ぜひコミュニティバスを利用してお越しいただきたいと考えています。
意見4
(意見1、3関連)
昭和56年度に南部清掃工場(現クリーン・エネ・パーク南部)が開業し、松ヶ丘地区住民は負担を強いられ続けてきた。
計画当初は反対運動を続けたが、当時の市長との直談判を重ねていく中で、最終的には春日市のためを思って賛成することにした。そして、その見返りとしてナギの木苑がつくられた。
このような経緯を踏まえ、令和5年度の出前トークでも、ナギの木苑を移転するのであれば、真っ先に地元のことを考えてもらうようお願いしていた。移転するのも良いが、松ヶ丘地区の住民が行きやすいようにコミュニティバスの経路などを整備してはどうか。また、来客が多いフォレストシティがあるので、松ヶ丘地区の価値を高めるため、大きな道路を整備してはどうか。
南部清掃工場の問題といい、公民館の市への寄贈といい、松ヶ丘地区は市にこれまで大きく貢献してきたことを、しっかりと考えてもらいたい。
回答4
(経営企画課 企画担当、環境課 環境推進担当、都市計画課 計画担当、道路管理課 道路建設担当)
対応の内容
松ヶ丘地区の住民の皆さんには、これまで多大なご苦労をいただきながら、市にご協力いただいてきたことに感謝いたします。さまざまなお考えがある中で市の施策を実施してこれたのは、地域の皆さんに一つ一つ理解をいただきながら進めてきたからだと思っております。当時とは状況が大きく変わっていますが、これからも皆さんからの意見を聞き、丁寧に説明をしながら施策を進めてまいります。
なお、道路の拡張整備については、周辺の環境上、非常に難しい状況です。メイン道路は県道であるため、渋滞対策など県に伝えていますが、なかなか動きがないのが現状です。
今後も住みよい地区とするために力を入れて取り組んでまいります。
その後の対応状況
回答1「その後の対応状況」参照。
このページに関するお問い合わせ
経営企画課 企画担当
〒816-8501
福岡県春日市原町3-1-5
市役所5階
電話:092-584-1133
ファクス:092-584-1145
経営企画課 企画担当へのお問い合わせは専用フォームへのリンク