六中サミットトーク 出前トーク要約記録(平成30年度)

ページ番号1002554  更新日 令和元年8月24日

意見1

春日市民図書館に、自分が借りたい本の種類が少ない場合がある。新しい本の購入をリクエストできるような制度の導入は可能か。もし難しいのであれば、その理由も教えて欲しい。

回答1

(地域教育課 社会教育・読書推進担当)

春日市民図書館が所蔵していない本は、リクエストすれば、購入または他の図書館から取り寄せて貸し出すことが可能です。春日市民図書館には、リクエストカードを設置しています。借りたい本が具体的に分かっている場合には、こちらのカードに記入し、提出してください。借りたい本のタイトルなどが明確ではない場合は、カウンターで相談してください。また、福岡県立図書館が所蔵する本を春日市民図書館で借りることができます。詳しくは、福岡県立図書館のホームページをご覧ください。

意見1の経過・補足

(地域教育課 社会教育・読書推進担当)

福岡都市圏内の16市町の図書館と協定を結んでいますので、他市町の図書館で利用登録し、その図書館で本を借りることもできます。

意見2

自転車は原則車道の左側を通行することになっている。一部には自転車通行可能な歩道もあるが、ぶつかりそうになったりと危険を感じることもある。また、私自身も色分けされた「自転車レーン」があるところは安心して自転車を運転でき、とても通行しやすい。自転車を運転する人のマナーの改善も必要だが、事故を減らすためにも、春日市内の自転車レーンをさらに設置していただきたい。

回答2

(道路管理課 街路担当、道路管理担当)

春日市内でもいくつか自転車レーンを整備している場所がありますが、道路の幅や形状によっては、一律に設置が難しい場合もあります。自転車に乗るときは、ルールを守って注意して運転するようにしてください。

意見3

最近では、春日市内でも外国人の方を多く見かけるようになった。これからの国際交流のために、現在どのような取り組みを行っているか。

回答3

(地域づくり課 協働推進担当)

日本語を母語としない方への支援として、クローバープラザで、定期的に日本語教室を開催しています。また、英語で作成したごみの出し方や市民べんり帳を配付しています。

(健康スポーツ課 スポーツ担当)

来年度ラグビーのワールドカップが日本で開催され、春日市では2カ国の公認チームキャンプ地となることが決定しています。この機会を利用し、可能な限り市民の皆さんが世界のトップアスリートを間近に見ていただき、国際理解を深めたり、スポーツへの感動を味わえるよう企画していきたいと思っています。

(地域教育課 こども共育担当、学校教育課 学校教育担当)

国際化教育とは、交流のために異文化を理解する力を育てる機会だと捉えており、具体的には3つの取り組みを行っています。1つ目は、平成18年度から他市町に先駆けて、小学校1年生から外国語活動を導入したことです。導入の成果として、中学校の英語教師からは、生徒のリスニング能力が非常に高くなったと聞いています。2つ目は、春日野中学校の事例ですが、九州大学の大学院生で、東南アジアやヨーロッパなどの国から来ている方との交流をしています。3つ目は、日本語が使えない春日市内の児童生徒への対応として、日本語指導のための先生を配置しています。加えて、現在、六中生徒会サミット・市内六中学校の生徒会役員と外国の方との交流の機会を設けることができないか研究しています。まだ、結論は出ていませんが、実現できれば良いなと考えています。この取り組みは、皆さんの視野を広げ、役員以外の生徒にも国際化の考えを広げる契機になるのではないかと考えています。

意見4

春日市の今後の発展に、私たち中学生でも何か力になれることはあるか。

回答4

(地域教育課 こども共育担当、学校教育課 学校教育担当)

中学生の皆さんには、引き続き、春日市のまちづくりに貢献いただきたいと思います。一つの事例として、春日北中学校では、奴国の丘歴史公園スケッチ大会を実施され、その作品は奴国の丘歴史資料館に掲示されています。これも、まちづくりに貢献している一つの例だと考えています。また、春日市内の小中学生は、地域のクリーン作戦に取り組んだり、地域の祭りに参画したり、高齢者の訪問をしたりと、さまざまな形で「まちづくり」に関わっていただいています。難しく考える必要はありません。ぜひ、生徒会の中でも実行できることを考えてください。

意見5

バスケットボール部で部活動をする際に、体育館内にグラウンドの砂が入ることで、滑って事故やケガに繋がらないよう窓を閉めている。しかしながら、夏場は温度・湿度ともに健康面で非常に厳しい状況となる。体育館の窓に防砂ネットを設置して欲しい。

回答5

(教務課 施設計画担当)

対応策を学校とともに考えていきたいと思います。

意見5の経過・補足

(教務課 施設計画担当)

学校と協議し、防砂ネットを設置すると風が通らなくなり暑熱対策として課題があるため、外部から砂が入ってこないよう学校側でフェンスなどを置いた対策を講じることとなりました。

意見6

市報かすがで掲載する内容は、どのように決めているのか。

回答6

(秘書広報課 広報広聴担当)

市役所にはそれぞれに業務を担当する部門があり、それぞれの部門が市民の皆さんに伝えたいことがあります。また、春日市の職員が春日市内のイベントや人物などを取材したりもします。市報かすがの編集を行う広報広聴担当が、これらの情報の中から掲載内容を選び、内容を決定しています。

意見7

小学校の学校給食では、給食を配る量を調整できたが、中学校の学校給食は弁当給食となっているため、量を調整することができず、食べ残しの量が増えている。個人によって弁当の量の調整ができれば、食品ロスも減ると思うが、そのような調整は可能か。

回答7

(教務課 教育総務担当)

皆さんの弁当給食は、春日市外のセンターで一括して調理していますので、弁当の量を個人ごとに調整してつくることは困難です。個人で食べる量は異なりますが、みなさんの健全な食育を進めていくために好き嫌いで給食を残すことは極力減らしていただきたいと思っています。生徒会でも、どうしたら残食を減らすことができるのか、考えてみてはいかがでしょうか。

意見8

春日市の地域活性化に向けて、老若男女ともに楽しめる商業施設を作ってほしいと思う。可能だろうか。

回答8

(地域づくり課 商工農政担当)

地域の活性化のためには、商業振興を図ることも大切ですが、春日市は市域が狭く、広い敷地もありませんので、ご提案いただいた内容については課題とさせていただきます。

意見9

春日東中学校では、学校に来れていない生徒が多い。例えば、私の学年では1クラスで40人の生徒がいるが、各クラスとも5人ずつくらいは登校できていない生徒がいるような状況である。春日市としても、スクールカウンセラーを設置いただいていることは認識しているが、あまり現状は変わっていないように思える。春日市ではこの課題をどのように考えているのか。

回答9

(学校教育課 学校教育担当)

春日市では、不登校生徒への支援策として、心理の専門家であるスクールカウンセラーの配置のほか、平成23年度から他市町に先駆けて福祉の専門家であるスクール・ソーシャル・ワーカーや不登校の生徒を専門に支援する不登校専任教員を中学校に配置しています。不登校専任教員は、家庭訪問をしながら、学校に行けるようにしようと取り組んでいます。さらに、春日市では、全ての中学校の中に、不登校の生徒のための教室を設置しています。また、学校に来ることができない生徒の学びの場として、教育支援センターを春日市内に1カ所設置しています。現在行っているこれらの取組は、不登校の生徒をゼロにするまでには至っていませんが、不登校から登校への解消・改善は徐々に進んでいます。現在、日本全国で不登校の子どもが増えています。不登校となる子どもの約70パーセントは、複雑化する社会状況の中で、本人または家庭が「要因」となっている、と言われています。それに対し、学校は「誘因」と言われ、不登校となるきっかけとなることが多いようです。不登校となる子どもの数は、小学校、中学校、高等学校と学年が上がるにつれ、増えている状況です。中には、市外のご家庭が、不登校になった子どもを春日市の中学校に入学させるため、転入される例もあり、入学した結果、不登校が解消した生徒もあれば、していない生徒もいます。春日市で力を入れていることは、不登校となった子どもたちの高校への進路保障です。そのために、進路説明会(保護者)を実施しています。

意見10

今、春日市で一番深刻な課題、問題は何か。

回答10

(秘書広報課 広報広聴担当、教務課 教育総務担当)

一番深刻な課題は、これから進展していく少子高齢化だと思います。高齢化は、長生きができるという意味で大変喜ばしいことなのですが、同時に少子化が進むことで、高齢者を支える人の数が減ることが問題です。高齢者には、福祉や医療などの公的なサービスを必要とする機会が増えます。これらの公的サービスは、働く世代が納める税金で賄われてきました。しかし今後、働く世代が減る中で、今の豊かさを維持しながら、皆さんが長生きできる社会にするには、どうすればよいか考える必要が出てきます。この課題は日本全国共通の課題であり、春日市も考えていく必要があるものと思います。これを乗り越えるために、地域で高齢者を支える取り組みを進めているところです。皆さんも、社会科で少子高齢化についてぜひ学んでください。

意見11

卒業式や入学式に、市長からメッセージをいただき大変嬉しく思う。しかし、ここ2年で市長が本校の卒業式に来たことはないので、今年度の春日南中学校の卒業式には、市長にぜひ来て欲しい。また、市長が各学校に来る基準などはあるのか教えて欲しい。

回答11

(教務課 教育総務担当)

春日市内の12小学校、6中学校の入学式や卒業式には、市長、教育長、教育委員などで、特定の学校に出席が偏ることがないよう、順番を作って計画的に出席するようにしています。入学式、卒業式と年に2回出席しますので、ちょうど3年間で6校全て回ることができています。

意見12

全校生徒が集まる学校の体育館や多目的ホールには、クーラーが設置されていない。夏季には、先生の方も暑さに配慮いただき話を短くするなど苦慮されているようだ。どちらか1カ所だけでもクーラーを設置できないだろうか。

回答12

(教務課 施設計画担当)

現在、春日市では、昨年度と今年度の2年間で、春日市内小中学校の児童生徒が過ごす時間が最も多い全ての普通教室にクーラーを設置するよう取り組んでいるところです。体育館や多目的ホールなどへのクーラー設置は、膨大な費用が必要となること、春日市全体のさまざまな課題に対応する事業があることなどから、困難であると考えています。

意見13

屋外にある学校のプールは、泳ぐことができるシーズンでも、台風や雨の影響などで、水が緑色に変色したり落ち葉が入ってしまうことがある。これらの対策として、プールに屋根を設置して欲しいと思っている。

回答13

(教務課 施設計画担当)

プールの水が緑色に変色した原因は学校で調査をしたいと思います。

意見13の経過・補足

(教務課 施設計画担当)

学校に確認したところ、プールの水の変色は、衛生上、プールの水に入れる薬剤によるものであり、現在の水の状況は適切に保たれているとのことでした。

意見14

小倉地区に住んでいる。住吉神社から坂口町交差点まで通っている道路の幅員が狭隘である。この道路は通学路でもあり、小学生の下校時間は地域の方の見守りもあるが、それでも対向車が来ると非常に危険な状況となる。ぜひ対策を検討してほしい。

回答14

(道路管理課 道路建設担当、道路管理担当)

ご指摘のとおり、この道路は幅員が狭いですが、道路に隣接して家屋が建て込んでいるため、道路の拡幅は難しい状況です。すでに実施してはいますが、路面表示などの注意喚起策をさらに充実させていきたいと思います。

意見15

休日に、クローバープラザ内で自習することがある。しかし、クローバープラザは誰でも使用してよいので、スペースの関係上、利用したくてもできない中学生もいる状況である。そこで、春日市内に中学生が使える自習スペースを作って欲しい。

回答15

(地域教育課 社会教育・読書推進担当、こども共育担当、教務課 施設計画担当)

これまで、同様の趣旨で、春日市民図書館で勉強させてほしいなどの意見はいただいていますが、ここは「読みもの、調べものをする場所」と定めており、また、スペースの広さの関係上、勉強での利用は認めていません。基本的には、学習は集中できる家庭でされることをおすすめします。なお、学習空間の提供については、公民館の開放ができないか、学校運営協議会の中で協議することは可能だと考えます。また、夏休み期間中、学校の図書室を開放することもできるかと思います。施設管理上の課題もあり、結論は出ていませんが、現在、中学校の図書館を市民に開放できないか、研究しています。それが実現できれば、児童生徒の自習にも活用できるのではないか、と考えます。

意見16

春日野中学校にはクーラーがなく、暑さで保健室を利用する人もいる状況である。いつ設置されるのだろうか。

回答16

(教務課 施設計画担当)

春日野中学校は、航空騒音関係の事業としてクーラーの設置に取り組んでいます。当初は夏休み中の設置を予定していましたが、国との手続きの関係上、工事開始が遅くなり、年内の設置となりそうです。なお、夏休み明けの9月も暑くなることが想定されるため、簡易クーラーは9月から利用できるようになっています。

意見17

総合スポーツセンターのグラウンドについて、誰も使用しておらず、空き状況となっている場合には、申請なしに使用することができるのか。

回答17

(健康スポーツ課 スポーツ担当)

以前のスポーツセンターグラウンドは、フェンスなどの囲いをせず、貸し出しをしていないときは、誰でも自由に使用できていました。しかし、現在はフェンスで囲っており、申請していない人は使用できないようになっています。その背景は3つあります。1つ目は、総合スポーツセンターの整備に膨大な経費がかかり、市民全体の税金で作っているため、当センターを使用している人にも応分のご負担をしていただくためです。2つ目は、グラウンドを使用した後は、きちんと整備して返していただいており、次に使用する方が気持ちよく使用できるようにするためです。3つ目は、申請がなく、誰も見ていない状況で、けがや事故が起きた場合の安全性の確保も困難だと考えているからです。同様のご意見も多くいただいており、何とかできないか検討していますが、このような背景から難しい状況があることはご理解ください。なお、グラウンドの無料開放日も設けていますので、ぜひご利用ください。

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