ちくし台地区 出前トーク要約記録(平成30年度)

ページ番号1002543  更新日 令和元年8月24日

意見1

2025年までに春日市で必要な特別養護老人ホームの床数はいくつか。それに対して、どのような対策を行うのか。また、特別養護老人ホームを新設しても職員の人数が不足する可能性があるが、どのような対策を考えているのか。

回答1

(高齢課 指定指導担当)

広域型特別養護老人ホームの設置は、二次医療圏(筑紫地区など)ごとに福岡県が調整しており、春日市では、今後3年間で80床の新設が認められています。また、地域密着型特別養護老人ホームを29床整備し、合わせて109床新設の予定です。医療制度改革により、長期療養病床が減少し、地域で医療や介護を受けながら暮らしていくための制度づくりが行われています。春日市では、筑紫地区で唯一、24時間365日対応の定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービスが実施されており、この3年間で、さらに1カ所整備する予定です。このように、団塊の世代が後期高齢者となる2025年に向けて、入所施設だけでなく、さまざまな介護サービスの整備により、対応していきます。また、人手不足問題については、春日市主催の合同採用説明会の実施などにより介護事業者の支援に努めてまいります。

意見2

高知県では「かかえ上げない介護」という取り組みを進めているが、介護従事者の腰痛などによる離職防止のため、春日市でもこのような取り組みを進めてはどうか。

回答2

(高齢課 指定指導担当)

腰痛予防など介護従事者の負担軽減を図るため、国は介護ロボットの実用化などを検討しており、春日市内の施設で導入されたケースもあります。ご紹介の「かかえ上げない介護」については、貴重な提案と受けとめ、高知県の事例を確認するなど、今後の取り組みの参考にさせていただきます。

意見2の経過・補足

(高齢課 指定指導担当)

腰痛予防など介護従事者の負担軽減を図るため、春日市内の事業所で導入された介護ロボットの使用頻度と導入効果などについては、毎年度、実績を報告していただいており、現時点では、国において、導入効果が検証されている段階と考えています。

意見3

コミュニティバスの運行時間を、公共施設の閉館時間に合わせて延長してもらいたい。総合スポーツセンターやふれあい文化センターは午後10時まで利用できるが、その時間はコミュニティバスが運行を終了していて利用できない。

回答3

(都市計画課 計画担当)

コミュニティバスの運行時間の延長につきましては、これまでも試行して検討してきましたが、利用者が少なかった調査結果があります。また、現在では運転士が不足していることもあり、現在の本数を維持することも厳しい状況です。そのため、勤務時間が長くなる運行時間の延長は、難しいことをご理解ください。

意見4

(意見3関連)

大野城イオンや南福岡駅を通るルートの設定についてはどのように考えているか。

回答4

(都市計画課 計画担当)

春日市のコミュニティバス導入の主な目的は、利用者の春日市内公共・公益施設の利便向上であり、そのようにルートの設定をしています。また、バスセンター方式を採用しており、全路線のバスが定時(40分程度)でセンターに戻る必要があるため、ルートの延長は難しいと考えます。

意見5

春日市が訪問型介護サービスAを行っていない理由は何か。また、訪問型介護サービスBはどのような流れで運営されているのか。

回答5

(高齢課 指定指導担当、高齢者支援担当)

訪問型サービスは、制度改革により、要支援者などに対する訪問介護が全国一律の基準によるものから、市町村の工夫と責任で行うサービスへと移行したものです。訪問型サービスAは、有償ボランティアによる訪問型サービスBと介護事業者が行う現行相当サービスの中間に位置し、春日市においては、現時点で適切な位置付けをすることができていません。詳細が定まりましたらご報告します。また、訪問型サービスBは、社会福祉協議会とシルバー人材センターの協力により、春日市の講座を受講したサポーターが有償ボランティアとして、掃除、買い物などのサービスを行っています。

意見6

ちくし台地区の側溝工事について、6割程度は整備されているようだが、今後の計画はどのようになっているのか。

回答6

(道路管理課 道路建設担当、道路管理担当)

現在、側溝工事については、浸水などの被害が発生している箇所から優先して計画的に整備を行っております。ちくし台地区の昨年度実施後の工事再開については、もうしばらく時間をいただきたいと思います。

意見7

ふれあい文化センターで行っている文化サークルの講座数が今年から減少しているが、ふれあい文化センターの運営方法が変更されたことによる影響か。

回答7

(地域づくり課 文化振興担当)

ふれあい文化センターは、平成30年4月から指定管理者制度を導入しました。指定管理者を募集する際、文化サークルは、80以上の講座を実施することを条件としておりました。これは、近年、受講者数の減少、特に、新規受講者の減少があり、その原因の一つとして受講者の固定化が考えられたため、サークル事業の活性化や、より幅広い層への機会の提供を目的に行ったものです。今後、廃止された講座であっても受講者の増加が見込まれる講座があれば、指定管理者と協議してまいります。

(経営企画課 企画担当)

ふれあい文化サークルは税金を財源とした事業であり、同じ人が継続して参加するだけではなく、より多くの人に参加してもらいたいと考えております。なお、指定管理者制度は、民間活力の導入と経費の削減を目的として推進しております。

意見7の経過・補足

(地域づくり課 文化振興担当)

文化サークル事業の活性化とより幅広い層への機会の提供を目的に、春日市から指定管理者に対し「80以上の講座」という条件を明示しております。この条件を満たせば、講座数やその内容については、指定管理者の裁量の範囲内となります。現在、87の通年講座が展開されておりますが、これは指定管理者が、受講者数や講座回数、講座内容の重複などから総合的に判断し、決定しております。また、通年講座以外にも随時スポット講座を開講しており、大変ご好評いただいております。廃止された講座であっても、多くの需要が見込まれる講座などについては、今後新たに開講する可能性もございます。ふれあい文化センターに対するご要望やご質問については、指定管理者及び市にて随時受け付けておりますので、いつでもお寄せください(平成30年10月10日に、ちくし台公民館を訪問し、発言者と自治会長に説明済)。

意見8

春日市は産業が少なく、今後税収の増加も見込めないと思うが、どの税目をどれ程増税しようと考えているか。

回答8

(税務課 市民税担当、資産税担当)

住民税や固定資産税といった市税におきましては、国が定めた標準税率というものがあり、春日市も含めまして大多数の自治体がこの標準税率を採用しております。

(高齢課 介護保険担当)

高齢化の進展により、医療保険料と介護保険料については増額が見込まれています。現在、春日市の月額介護保険料は標準で5,800円ですが、2025年にはおよそ8,100円(全国平均と同じ程度)になる見込みです。保険料の増額を抑えるためには、介護予防などにより健康寿命を延ばしたり、地域での支え合いにより高齢者の人たちを支えていくことが大切と考えています。

意見8の経過・補足

(高齢課 介護保険担当)

介護保険料の算定方法ですが、介護サービスに必要な費用から、ご本人の負担分を除いた額(介護給付費)の約半分を公費(国・都道府県・市町村)で負担し、残りを40歳以上の人からいただく介護保険料でまかなうことになっています。このため、介護サービスを必要とする高齢者の増加に伴い、介護給付費が増え、介護保険料も上昇していくことになります。

意見9

ちくし台地区には街灯が少ないので、もっと設置数を増やしてほしい。

回答9

(安全安心課 防犯安全担当)

防犯灯は、必要と思われる箇所を自治会が確認し、設置する場合は春日市が補助をします。防犯灯が必要と思われる場所がありましたら自治会へご相談ください。

(自治会長)

自治会において、学校の通学路を実際に歩いて暗い道の把握に努めておりますが、暗いと感じる場所がありましたら教えてください。なお、防犯灯は年間11灯ずつLED灯に更新しています。

意見10

総合スポーツセンターの建て替えにより、多くの大会が春日市で開催されるようになったが、その影響で周辺の道路が混雑することがある。小倉バス停交差点からスポーツセンターまでは拡幅工事が完了しているが、紅葉ヶ丘1丁目交差点付近は道幅が狭く、歩道も曲折していて危険だと感じる。

回答10

(道路管理課 街路担当、道路管理担当)

ご指摘の道路は小倉紅葉ヶ丘線という計画道路でありまして、将来的に拡幅される予定ですが、整備の時期につきましては現在未定です。安全対策として更なる注意喚起や路面表示などについて検討してまいります。

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