30_春日原南地区 出前トーク要約記録(令和7年度)
ページID:1016180 更新日 令和7年12月1日
※ 報告書原文をそのまま掲載しています。
意見1
インフラの整備について、特に下水道のチェック体制と現状どのくらいチェックができているのか知りたい。予算を取ってやっているようなので進んでいると思っている。
回答1
(下水道課 施設担当)
対応の内容
春日市は平成10年度に下水道の整備が完了し、50年を経過した下水道施設もあることから、目視やカメラによるマンホールからの点検を行い、異常があれば、さらに詳細な点検を行っています。今後も計画的に点検を行いながら、改修や長寿命化のための工事を進めて行きたいと思っています。
なお、春日原地区も点検を行っており、早急な対応が必要なところはございません。
意見2
最近、高齢者施設の廃業や倒産の増加が報道されている。市も就職説明会を行うなど、取り組みを行っているのは市報を見て知っているが、その他に金銭的或いは人的な支援を行っているのか知りたい。
回答2
(高齢課 指定指導担当)
対応の内容
高齢者施設は基本的に介護保険制度の中で運営しています。ここ半年の間で廃業した事業所は、2か所ほどあったと把握しています。高齢者施設の運営に関する一番の課題は、人材の確保と捉えています。そのため、市でも人材の確保に向けて、就職フェアを開催するなど支援を行っているところです。
また、金銭的な支援については、光熱費等の物価高騰対策を施設の規模に応じ行っています。
意見3
市内の6中学校を避難所に指定して大規模災害時に対応すると聞いた。警固断層南東部の地震では避難者数が739人とマニュアルにあり、ひとつの中学校で120名も受け入れられるのか心配だ。
また、中学校の区域は広いので、高齢者がそこまで行くのも大変だと思う。できれば小学校単位の避難所運営にできないか。
回答3
(安全安心課 危機管理担当、防犯防災担当)
対応の内容
現時点では、震度6弱以上の地震が発生した場合に、中学校を避難所として開設する方針やマニュアルを自治会に対しお示したところです。今後は、このマニュアルをもとに、中学校ごとのマニュアルを、各中学校区の自治会の皆様・学校・市と一緒に作成していきたいと考えております。
なお、体育館の収容人数については、1人当たりの面積で計算をして問題ないと考えています。
その後の対応状況
11月11日に公民館にて、「避難所については、平時から67の公共施設を避難所として指定しており、大規模災害時に改めて6中学校を避難所として指定するというわけではございません。避難所の収容人数については、春日市地域防災計画に定めており、ひとつの中学校で120名でも受け入れは可能と考えております。また、小学校単位で避難所の運営をとのことですが、市内6中学校を優先的に避難所として開設するというのはあくまで方針でして、小学校を避難所として開設しない、というわけではございません。小学校については、被災状況や避難者数などに応じて避難所を開設することとしておりますので、ご理解頂ければと思います」と発言者及び自治会長にご説明しました。
意見4
避難所運営の訓練をしておかないと災害時に機能しないと思う。
何年かに1回でも良いので、できるだけ小学校単位でと思っている。令和6年の回答では中学校単位で自治会合同の訓練を行ってくださいになっている。自治会同士では難しいので行政主導で行ってほしい。
回答4
(安全安心課 危機管理担当、防犯防災担当)
対応の内容
現在、市内6中学校のうち4中学校区では、中学校区単位での防災訓練を行っています。
行政の主導でということでしたけれども、防災訓練は各中学校区の自治会合同で主催していただいており、市は訓練の実施に向けて支援や協力をさせていただいております。令和6年度と同じ回答になるかもしれませんが、中学校区単位で防災訓練の検討をしていただければと考えています。
その後の対応状況
11月11日に公民館にて、「中学校区防災訓練は地域の防災力向上のため、自主防災組織の主体的な活動として実施しています。市は訓練の計画段階から助言や支援を行い、訓練においては防災講話や資機材の貸し出し、実際の訓練指導などの協力支援を行っております。自治会単位や小学校区単位で防災訓練を検討される場合についても協力支援をいたしますのでお気軽にご相談ください。」と発言者及び自治会長に説明しました。
意見5
防災士の利活用について、今春日市に防災士は何人いるのか。春日市で年間数名しか取れないとも聞くので、資格を取れる人数を増やしてほしい。
回答5
(安全安心課 危機管理担当、防犯防災担当)
対応の内容
災害時は地域で助け合う共助が大切であり、防災士は地域の防災リーダーとして重要と考えております。現在の防災士の人数や資格取得については、持ち帰って確認し、自治会を通じて回答させていただきたいと思います。
その後の対応状況
11月11日に公民館にて、「日本防災士機構の登録名簿によると春日市の防災士は157名(令和7年2月末現在)です。防災士の資格を取れる養成研修は、春日市を通じて受講する場合は福岡県主催の研修となり、自主防災組織の活動に参加する意思があることが参加条件となっているため、各自治会から推薦していただいております。なお、その推薦について、市では人数制限は行っておりません。また、防災士養成研修はこのような自治体主催のほか、大学等教育機関や民間法人においても開催しておりますので、そちらもご活用ください。」と発言者及び自治会長に説明しました。
意見6
春日原駅前に行くと、工事の囲いが変わっていたりする。春日原が将来どのように整備されるのか、駅前のどこかに絵看板を立ててほしい。いつごろ、何が完成するなど、目で見て分かるようにしてもらえたら良いと思う。
回答6
(道路管理課 道路建設担当)
対応の内容
従前は階段の踊り場や仮囲いにパース図などを掲示していました。現在、西鉄が駅1階部分の商業エリアの工事を行っており、また、市施行事業も令和9年3月末完了に向けて整備を進めていることから、掲示場所も固定はできませんが、簡易なものになるかもしれませんが、できる限り掲示いたします。
その後の対応状況
現在、絵看板の掲示内容、大きさや立て位置について、施工受注者と協議を行っています。決定次第、自治会に回答予定です。
意見7
発掘調査の説明会に行ったことがあるが、空き地のようになっている、きょうの資料で、歴史公園としての整備プランがある事をはじめて知った。この構想の実現のスケジュール感というのがどの程度なのか。何年か先に形になりますというものなのか、それとも将来のイメージにとどまっているのか教えてほしい。
回答7
(文化財課 整備活用担当)
対応の内容
説明資料に記載しているのは将来のイメージ図です。これを実現するために具体的な計画を作っているところです。その中で、既存の岡本公園とその横にある史跡地を一体化して整備するため令和7年度から工事に着手しています。また、王族墓エリアを令和7年度から令和8年度にかけて整備をしていく予定です。
すでに奴国の丘歴史公園を整備していますので、そのようなところと一体的になるよう徐々に広げていくのための先行整備をお伝えしたスケジュールで今行っています。
最近、重要な鋳型が出土しおり、奴国の丘資料館で展示会を行っています。貴重な遺跡がたくさん出てますのでもっとPRに努めていきたいと思ってます。
終了後、須玖岡本遺跡については、令和7年度末に整備基本計画を策定する予定であることをお伝えしました。
その後の対応状況
今後、史跡須玖岡本遺跡は、一部先行整備を行っていますが、令和7年度末に策定が完了する整備基本計画に従い整備を行っていきます。なお、整備の順番については、遺跡の重要性や公有地化が完了した面積等を勘案し、発掘調査後に設計、整備工事を進めていきます。
大土居・天神山の水城跡は樹木伐採等の環境整備を含め、整備計画を策定しています。現在、大土居水城跡の県道東側の発掘調査、整備に関する基本設計を行っており、令和9年度に保存整備工事に着手する予定です。令和11年度には県道西側の自然丘陵部の整備、令和12年度には県道東側の解説広場整備等、順次整備を進めていく予定です。
11月5日にこの内容を自治会長に連絡し、発言者には自治会長から終了後報告書を渡していただくこととなりました。
意見8
コミュニティスクールについて、私も自治会から学校運営協議会に参加させてもらっている。子供たちに地区行事に参加してもらう働きかけを部会を通じて行っているが、春日野中学校の掲示板は小さくて生徒の目に触れる状況にはないという感じがしている。できれば昇降口の目につくところに各自治会ごとの大きな掲示板を作ってもうよう働きかけをしてほしい。
回答8
(地域教育課 地域教育担当)
対応の内容
春日野中学校に行き状況を確認したいと思います。コミュニティスクールで一番大事なのは学校運営協議会で熟議することです。是非、同協議会で要望してほしいと思います。
その後の対応状況
翌日春日野中学校を訪問した際に掲示板の状況を確認しました。学校では掲示板を活用し、様々な活動の報告や啓発が行われていました。御意見いただきました自治会活動の掲示については、場所や大きさ等、生徒たちの目につきやすいように工夫するよう学校側に伝えています。
意見9
令和7年は暑くて、雑草が生い茂っている。牛頸川が見えないくらい草が生い茂っており、道路の植え込みも木か草か分からないくらい生い茂っていて残念である。
JR沿線も草が生い茂っている。JRに言うと、言ったところだけは除草してくれる。それ以外のところも定期的に除草してもらうように市から働きかけをしてほしい。
回答9
(道路管理課 道路管理担当)
対応の内容
酷暑で草が生い茂っていますが、市道に関しましては、年4回以上除草を行っています。県道に関しましては、市より除草の回数が少ないため県と協議を行い環境改善に努めたいと思います。
また、JRの線路沿いについて、市が管理する緑地は年4回以上除草していますが、線路内などそれ以外のところが繁茂していますので、JRに働きかけを行いたいと思います。
その後の対応状
牛頸川法面の市の管理範囲の除草については、11月から除草業務を行っています。
また、県の管理範囲については、適正な管理を行うよう要請いたします。
JR沿線についても、適正な管理をしていただくよう要請いたします。
意見10
遺跡に関して、方向性が見えてとても良いと感じている。一方で、龍神池がなくなると聞いた。埋めた後の利用方法などを分かる範囲で教えてほしい。また、昔は、龍神池があったという痕跡をできれば残してほしい。
回答10
(都市計画課 公園担当、計画担当)
対応の内容
ため池の痕跡については市も考えており、龍神池の溜池保全地区の指定解除について、春日市溜池保全審議会において審議した結果、下流域における浸水被害の軽減に必要な雨水調整機能を確保すること、また、将来の住民が良好な自然環境を継承できるよう、ため池があった痕跡、ビオトープのようなものになるかもしれませんが、そのような痕跡を残すことの2つの条件を付して埋めることを許可しています。
なお、将来どうなるかはお伝えできる段階ではありませんが、開発を行う場合、事業者には市と十分に協議をしてもらい、この2つの条件を順守するよう、指導いたします。
その後の対応状
龍神池は直接河川に接続しておらず、雨水等の流入も少ないため、水質汚濁が進行していることから、例年悪臭などの苦情が数多く寄せられていました。そのような状況下、令和7年3月、ため池としての用途を廃止したことで今後、灌漑用水として利用することもなくなってしまったため、更なる都市環境の悪化を招くことが懸念されていました。このため、龍神池の溜池保全地区からの指定を2つの条件を付して解除しました。
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