25_下白水北地区 出前トーク要約記録(令和7年度)

ページID:1016159  更新日 令和7年11月17日

※ 報告書原文をそのまま掲載しています。

意見1

南島原市の民児協と意見交換をした際に、自治会が壊れつつあり、また自治会長のなり手がいないと聞いた。なり手不足は春日市も同じである。自治会長や民生委員のなり手不足についてはどのように考えたら良いか聞きたい。

回答1

(地域づくり課 協働推進担当)

価値観が多様化しているなかで、地域を取りまとめていくのが大変な時代になっていますが、その中でも、春日市は地域のためにということで引き受けてもらっているのが実情です。また自治会の活動を地域の方が理解され、頑張っておられる方を助けたいということで、自治会が運営されていると思っていますので、市もできる限りの支援を行っている状況です。

(福祉支援課 地域福祉担当)

担い手不足については大きな課題と考えています。民生委員のなり手不足、また様々な分野で担い手が不足しているのをどのようにして乗り越えていくのか、即効性のある対策を今は見いだせていませんが、春日市が今取り組みを進めている協働のまちづくりを推進し、人材を育成していくしかないと思っています。

意見2

市中央部の整備でできるコンビニは24時間なのか。

回答2

(経営企画課 企画担当)

ローソンには24時間営業をお願いしています。アンケートや地元説明会での意見等を踏まえ整備を行っており、防犯、治安面も協力しながら取り組んでいきたいと思います。

意見3

在宅ヘルパーの件である。1年前に社会福祉協議会から、在宅ヘルパーを中止するとの文書が来た。その理由として、諸般の事情とのことであった。そのような理由では納得がいかない。

回答3

(福祉支援課 地域福祉担当)

この事業については社協が独自に事業を展開してきたところです。社協の役割も変わってきており、ヘルパー事業よりも、例えば高齢者の権利擁護など今後の課題の方にシフトするために、ヘルパーの事業を廃止されたのではないかと推測しています。

意見4

(意見3関連)
諸般の事情とは何か。那珂川市や大野城市の状況はどうなのか。この件を市から社協に伝えてほしい。

回答4

(福祉支援課 地域福祉担当)

ヘルパーの事業は介護保険制度の中で、社協が1つの事業所として行っていましたが、民間の事業参入も進んだことから、社協にしかできない、例えば成年後見制度の支援や生活の困窮者の方々の支援などの役割を担うため事業を廃止されたと理解しています。

説明が難しいため諸般の事情という表現を使われたと思っています。

なお、ご意見があったことは社協に伝えます。

意見5

前回の出前トークでも空き家の話をしたが、市からその後の経過の説明もない。どうなっているか分からないと心配なので途中経過は教えてほしい。また市内に空き家はどれくらいあるのか。

回答5

(安全安心課 防犯防災担当)

対応の内容

建物の所有者には数回にわたって文書で改善を要請しながら現地の状況把握も行ってきました。現在に至るまで、改善がされていないということで、文書以外にも、自宅訪問や電話で連絡を取っていますが、所有者と接触ができておらず対応に苦慮しているところです。引き続き所有者に現状を伝え、一刻も早い改善をお願いしたいと思います。

また、状況の報告がなかったということで、今後は発言者また自治会長にも進捗状況の報告を行いたいと思っています。

空き家の数は、令和2年度の調査で市内に400軒ほどあり、下白水北地区には、適正に管理された空き家も含めて20軒ほどあります。

その後の対応状況

出前トーク翌日に公民館を訪問し、発言者と自治会長にこれまでの進捗状況の報告を行いました。また、今後は市で調査を実施した場合の進捗をお知らせすることと、当該空き家の状況の変化等に気づいた場合は市へ連絡していただくことを確認しました。

意見6

令和6年度の出前トークで要援護者リストをお願いしたところ、本人の同意があるものについては提供いただいた。自治会として、その方たちの状況を把握しておく必要があると思い、訪問したところ、申請したことを忘れた方や、施設に入所している方もいた。市は状況把握をどのようにしているのか。実際に災害が起こった際に、現状の把握ができていないと助けることができない。

回答6

(福祉支援課 地域福祉担当・障がい福祉担当、高齢課 高齢者支援担当)

対応の内容

市全体で高齢者・要援護者者台帳に5000人程度の登録があります。様々な情報を得ながら更新していく必要はありますが、すべてを適宜最新の情報にできていない状況もあると思っています。大きな宿題をいただいたと思いますので、確認をさせていただきたいと思います。

その後の対応状況

高齢者・要援護者台帳の情報は、福祉サービス等の申請の際に、ご本人の申し出により登録するため、随時更新することが難しく、最新の情報となっていないことがあります。このため、効果的効率的な更新方法の検討が課題の一つとなっています。現在は、他の福祉サービスを申請していただく際に、要援護者台帳も再登録という形で更新していただくほか、死亡や転出などについては、把握後に更新をしています。今後も機会がある毎に更新や登録の声かけをしていきたいと考えています。

なお、令和7年3月31日現在の登録者数は4,546人です。

災害時の助け合いとして、災害情報や安否確認の声かけ等があるかと思いますが、日頃のお付き合いで顔が見える関係であることが災害時の地域での支援にも活かされるものだと考えます。このため、市としては今後も、社協を通じご近所のつながり活動の支援を行ってまいります。

意見7

(意見6関連)
提供されたリストにより回ったところ、施設に入られ、そこにはいないということが分かったので、市に知らせたところ、本人からの届け出でないと、更新できないと言われた。例えば本人が忘れてしまっているケースもあると思うのでもう少し柔軟に対応してもらえれば情報提供もしやすくなる。

効率よく、きちんと現状把握ができるような方法があれば、自治会としても、協力を惜しまないので考えてほしい。

回答7

(福祉支援課 地域福祉担当・障がい福祉担当、高齢課 高齢者支援担当)

個人情報保護のこともあり、本人の同意がないと自治会に情報提供できなくなったところはもどかしく感じていますが、地域の繫がりは重要だと捉えていますので、自治会や社会福祉協議会、民生委員と連携をしながら、ご近所の繫がり活動を広げて行きたいと考えています。

いただいたご意見をもとに、より良い方向性を探していきたいと思っています。

意見8

(意見6関連)
5000件もあるから市では確認に回れないと言われた。数が多いのであれば、自治会や民生委員に回ってもらうことが重要だと思う。件数が多いから無理だというのはおかしな話だと思う。
 

回答8

(福祉支援課 地域福祉担当・障がい福祉担当、高齢者 高齢者支援担当)

ご指摘いただいたとおりだと思いますので、いろいろな工夫をしていきたいと思っています。

意見9

下北だよりの手伝いをしているが、だよりの他に動画を出す試みをしたが、市から動画はだめだと言われた。写真は出しているが写真なら良いのか。

その写真も自治体によっては個人にぼかしをかけているところもあるが、そうでないところもある。市として基準なりガイドラインが必要だと思うがそのようなものはあるのか。あるならば公開されている場所を教えてほしい。

回答9

(地域づくり課 協働推進担当)

対応の内容

自治会だよりに関して、基準等はありません。ただし、写真の場合には事前に了承を取っているかや著作権に関する助言はしています。動画の何がいけなかったのか確認したいと思います。

その後の対応状況

10月15日に自治会長にお会いして、現状を確認し説明をしました。
今回、地区だよりに掲載を予定されていた動画は、外部講師による研修の様子であり、事前に撮影の許可は取られていましたが、地区だよりに掲載する等、活用方法については、許可を取られていませんでした。
このことを確認した上で、写真、動画にかかわらず、映りたくない人等がいらっしゃるため、撮影の際には活用方法を含めて了承を得る必要があることをお伝えしました。
特に、今回のような、外部講師による研修の内容には講師側の知的財産が含まれており、仮に撮影・活用の許可を取っていたとしても、その映像を編集することによって、講師の意図と異なる内容になる恐れがあり、編集後の映像についても確認を取る必要があることなどを踏まえ、それらの手続きが整っていないのであれば、トラブルを防ぐためにも、地区だよりにSNSをとおして不特定多数が閲覧できる動画の掲載はしないほうがよいという意図でお伝えしたことを説明し、ご理解いただきました。
なお、市においては地区だよりへの掲載の可否について基準等を設けていませんが、他地区の状況把握のために、中学校区や自治会連合会での情報交換や研修会の開催などを提案してはどうかとお伝えしました。研修会等を開催される場合には市としても支援してまいります。

意見10

(意見9関連)
写真も自治会ごとにいろいろあり、何が正しいのか判断に迷うところでもある。ガイドライン的なものを作ってもらえればそれに則って自治会だよりを作成できるので助かる。

(自治会長)
下白水北では写真を撮るときは必ず了承を得ている。動画のときも同じである。それでもだめだと市から言われた。
何度も言うが他の自治会では子供や大人のアップもあり、ぼかしてもいない。納得がいかない。

回答10

(地域づくり課 協働推進担当)

対応の内容

確認し、その状況を自治会に報告します。

その後の対応状況

(意見9参照)

意見11

下白水第2公園は、草が生い茂っているが、どのくらいの間隔で管理をしてるのか。

意見11

(都市計画課 公園担当)

対応の内容

年に4回除草をしています。令和7年は酷暑により草が伸びている状況です。現地を確認して対応を行います。

その後の対応状況

下白水第2公園は、公園愛護会に年に4回は除草をしていただいています。暑い時期は、除草作業中に熱中症になる危険性があるため、暑い時期を避けて除草をすることがあります。そのため、暑い時期に除草間隔が長くなることがありますのでご理解頂けると幸いです。

なお、同公園の除草は、10月14日に完了しています。

令和7年10月16日に自治会長に説明をして了解を得ています。

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