15_千歳町地区 出前トーク要約記録(令和7年度)

ページID:1016148  更新日 令和7年9月17日

※ 報告書原文をそのまま掲載しています。

意見1

下水道施設の長寿命化対策について、千歳町地区も古い方ではないかと思う。

埼玉県八潮市の陥没事故もあったので、対策についてもう少し詳しく教えてほしい。

回答1

(下水道課 施設担当)

対応の内容

春日市の下水道管は、もっとも古いもので50年を超えています。老朽化した管を保全管理していくため、ストックマネジメント計画を作り点検補修を行っています。

八潮市の場合は4.3mの非常に大きな管でしたが、春日市内で一番大きな管は1.1m、県が管理する管で一番大きなものが1.3mです。1.1mの管でも破損すれば大きな被害が生じます。

事故を未然に防ぐために、計画に基づいて、定期的に点検調査、破損箇所の修繕、改築を実施しているところです。なお、千歳町地区についても、きちんと調査点検をしております。

意見2

星の館でボランティアをしているが、白水大池公園の駐車場が有料になると聞いた。有料化されるとボランティアにも行きにくくなるが、どのように考えているのか。

回答2

(都市計画課 公園担当)

白水大池公園におけるスポーツ大会時などの慢性的な駐車台数不足、目的外駐車や長時間駐車などの駐車場における課題に対応するため、駐車場の有料化を令和7年9月1日から行います。入庫後の30分間は無料ですが、その後1時間につき100円の料金がかかります。また、当日最大は平日で300円、土曜日曜祝日で駐車場の場所によって400円から500円です。車で来園された方に受益者負担の観点から駐車場使用料の負担をお願いすることになります。これにより慢性的な駐車台数不足などの課題に対応でき、駐車場の利用時間が現在の午前7時から午後10時までから有料化により24時間利用可能とすることで活用を図るものです。

なお、ボランティアをされているとのことですが、市が主催するイベント等のボランティアの方は無料措置の対象となります。

意見3

(意見2関連)
ボランティアは金土日の午後2時から、今は夏時間で午後9時半まで行っている。結構長い時間となり、有料化となると月5000円は払わないといけない。今でもガソリンを使って、手弁当で夜の9時半までボランティアをしている。
もし有料になると、ボランティアに来る人も少なくなるのではと心配している。

回答3

(都市計画課 公園担当)

星の館のボランティアは無料措置の対象になると思いますが、確認して後ほど連絡します。なお、課題解決のために有料化をまず実施しますが、必要に応じて駐車料金無料時間や無料措置対象なども含め、柔軟に見直しや改善を図っていきます。

まず、9月1日の有料化開始時から、春日市民を対象に、早朝の2時間を限度に実質無料措置となる払戻助成金制度を行う予定です。これは健康増進を目的としたウォーキングなどの早朝利用を踏まえ、春日市民の駐車場利用に対して午前4時から午前9時までの間で2時間を限度に払い戻しを行う予定です。駐車料金を一旦は払っていただきますが、2時間以内に駐車場を出庫されたレシートを後日市役所に提出いただければ、手続き完了後に銀行口座に振り込む予定です。

現在、運用の最終調整を行っており、内容が確定しましたら市報9月号などでお知らせします。

その後の対応状況

星の館でボランティアをしていただいてる方は、無料措置の対象になります。そのため、星の館に駐車場利用料金の無料措置を行うことができる機器を設置する予定です。
このことについては、令和7年8月1日に発言者に説明しています。

意見4

春日東中学校のボランティア部に所属しているが、校外活動が月に1回しかなく、ボランティア活動に関心があり、意欲もあるが部活だけではなかなか活動に参加できない。社会福祉協議会などでも探しているが、高校生以上が条件となっている。なぜ、高校生以上なのか。できるならば対象を広げてほしい。

回答4

(福祉支援課 地域福祉課)

対応の内容

大変心強い発言を聞きありがたく思います。地域の様々なボランティアに関心を持つ若い方が増えることに期待をしています。高校生以上となっている理由については、後日、調べて自治会長を通じて回答します。

なお、中学生から自治会活動に参画して、高校生で自治会役員をしている人もいらっしゃいますので、参考にしていただきたいと思います。

その後の対応

社会福祉協議会のボランティアセンターに依頼される案件には、依頼元の希望により「高校生以上」という条件のものがありますが、そうでないものもあります。

ボランティアセンターに相談いただければ、中学生ができるボランティア活動を案内することができますので、ぜひ、ご相談ください。

お尋ねの件について、令和7年8月8日自治会長と直接お伝えしました。

意見5

(意見4関連)
春日東小でアンビシャス活動をやっていて、以前東中学校にボランティアを募集したことがあるが、中学校の授業と重なって来られないということがあった。活動ができる時間や曜日などが分かれば、声かけをできると思う。必要な手続きを学校などとも相談をしていきたい。良い話を聞けてとてもよかった。

回答5

(福祉支援課 地域福祉担当)

対応の状況

若い方で自治会活動にいろいろ参加されている方がいらっしゃり、中学生の頃から自治会活動に関わり、高校生で自治会役員をされてる方もいらっしゃいます。その後も自治会活動に関わりながらスポーツ推進委員をされてる大学生の方もいらっしゃいますので、ぜひ自治会活動の方にもいろいろお力をいただいたら、自治会も助かるかと思います。

(自治会長)
意思を十分受けとめる体制はできていますので、自治会そして市役所の方も、必ずバックアップしてくれると思うので安心してください。

意見6

春日市は住みやすいまちだと思っている。最近猛暑が続き、春日市の屋外作業の仕事をしているが中止となった。良い判断だと思う。

屋外作業と同じように、屋外での子どもたちの遊び場などが猛暑でなくなってしまうと思う。地球沸騰化を避けるため市もカーボンニュートラルを積極的に推進しているので、どのようにしてそれを実現するのか教えてほしい。

説明で中学校体育館への太陽光パネルを設置ということもあった。太陽光パネルの設置は他にもあるのか。
屋外での運動ができなくなると思うので、体育館の空調について、どのように考えているのか。

回答6

(環境課 環境推進担当、経営企画課 企画担当、教育総務課 施設計画担当)

対応の内容

公共施設への太陽光パネルの設置の計画は今の段階ではありません。

太陽光パネルについては、設置後の処分の仕方等に課題もあります。設置しやすいものなどが新しく出てきていますが新しいものがどの程度の効果があるのかを検証していきたいと思っています。

(教育総務課 施設計画担当)

体育館には空調設備はありませんが、春日市には小中学校のすべてに多目的ホールがあり、空調が整備されていますので体育の授業や地域の活動への開放などで最大限に活用しているところです。
小中学校のすべての普通教室、特別教室などに令和5年度までに完了しています。
体育館への空調設備につきましては、令和7年度、空調の方式、整備費やランニングコスト、活用できる国庫補助金などの調査整理を進めて、効果的な空調設備の導入に向けて検討しているところです。
早期に結論を出したいと考えています。

その後の対応状況

カーボンニュートラルを達成するためには、太陽光パネル以外にも、緑のカーテンや居室の断熱化など、省エネに効果のある身近な取り組みから市民、事業者、行政のそれぞれが協力して主体的に進めて行く必要があるものと考えています。

より多くの方が行動に移るように、まずは周知広報に力を入れていきたいと考えています。

意見7

太陽光パネルが設置できなかったので、再エネ電力に切り替えた例もある。太陽光パネルが設置できなくても、再エネの電力を購入することでカーボンニュートラル2050年目標が実現できるのではないかと思う。考えを聞きたい。

回答7

(経営企画課 公共施設マネジメント担当、環境課 環境推進担当)

対応の内容

再エネの活用については、資料等を持ち合わせていないので、確認をして後日自治会を通じて回答します。

その後の対応状況

住宅事情などにより太陽光パネルの設置が難しい場合でも、再生可能エネルギーの活用に貢献する方法はございます。再エネ電力プランへの切り替えは、個人として取り組める有効な選択肢の一つであり、こうした行動も2050年カーボンニュートラルの実現に寄与するものと考えております。

春日市では、「春日市地球温暖化対策実行計画」に基づき、2030年度までを計画期間とし、公共施設を中心とした再生可能エネルギーの活用や省エネ対策を進めているところです。同計画の基本目標3では、市有施設への再エネ電力導入について検討することとしており、現在一部施設において、非化石証書を活用した再エネ電力の導入を実施しています。

また、太陽光発電設備に関しては、今後老朽化が進む中で、撤去・処分に係る環境負荷や費用面の課題が全国的にも懸念されており、設備の導入にあたっては、こうした廃棄段階までを見据えた持続可能な取組が求められております。市としましても、今後のエネルギー政策を検討するにあたり、導入時のメリットだけでなく、撤去・更新・廃棄に関する社会的課題にも配慮しつつ、適切な対応を検討してまいります。

引き続き、再生可能エネルギーの導入促進と、地域の実情に応じた柔軟な対策を両立させながら、脱炭素社会の実現に取り組んでまいります。なお、記載の回答内容を質問者と自治会長に電話で説明しております。(令和7年8月6日)

意見8

都市計画道路の整備について、長浜太宰府線についてはやっと着工したようだが、県道31号線も渋滞解消を図ってほしい。
長浜太宰府線には未着手区間も残っているようなので、早急な着手を県に要請してもらいたい。

回答8

(道路管理課 道路建設担当)

対応の状況

長浜太宰府線は未着手区間が完成しないと、事業効果を最大限に発揮できず、県道31号線福岡筑紫野線の渋滞解消にもならないと思っています。現在も県に強く要望していますし、県道那珂川宇美線が令和8年度中に事業が完了する予定のため、これに引き続き未着手区間に入って欲しいということで今協議を進めているところです。

また、地元の自治会と一緒になって、期成会を立ち上げて、毎年要望活動を行っています。市としては、市の負担となる部分の費用については、基金を十分準備しており、用地取得も県の委託を受けて市が行うため、その体制は整えています。

県道31号線福岡筑紫野線を拡幅しても1車線しかできませんが、長浜太宰府線が完成すれば4車線の道路ができるので、県道31号線福岡筑紫野線の渋滞解消に十分な効果が現れると考えています。

その後の対応状況

県道福岡筑紫野線と長浜太宰府線の整備の優先について、平成24年に福岡県と協議を重ね、比較検討した結果、長浜太宰府線の整備開通により、市内の南北方向への主要道路が1本から2本となり、現状の福岡筑紫野線の3車線から、長浜太宰府線の4車線を合わせた7車線に増えることで、通行容量の大きな増加と交通網の分散が可能になるため、その整備効果は非常に大きいと県と市双方が判断しました。

このため、福岡筑紫野線の拡張整備より、長浜太宰府線の新規整備を優先したところです。
また、福岡筑紫野線の拡幅整備には、多額の建物補償等が必要となるため、完成までには、相当な期間がかかると考えています。

意見9

民泊について、千歳町には3月から営業しているのが4棟あり、そのあと2棟できている。その4棟については、管理会社を把握しているので何かあれば連絡できるが、ほかの2棟についてはどこが管理していて、どこに連絡して良いのか分からない。

きょうも違反ごみが千歳町の集積所に出されていた。騒音の問題もあったとも聞く。自治会としては、今後、民泊が増えるのではないかとも懸念している。自治会と市の情報共有はできてはいるが、対策協議会のような体制が作れないのか。考えを聞きたい。

回答9

(地域づくり課 商工農政担当、環境課 ごみ減量担当・生活環境担当)

対応の内容況

民泊でごみの問題があれば、環境課に連絡いただければ、市から指導が可能です。ただし、民泊については、県の許可、届出となっており、市で民泊の制限は難しいと思います。対策協議会などができるかについては、持ち帰って検討していきたいと思います。

その後の対応状況

簡易宿所の営業の許可権者は県保健所であり民泊等の開設前に市が把握できないことを確認しました。しかしながら、地域でお困り事が生じた時や自治会に寄せられた情報などがありましたら、地域づくり課にご相談ください。

なお、違反ごみの現状については、8月5日に環境課職員が公民館を訪問し、会長と現地確認等を行い、ごみの散乱や騒音については、市環境課で管理者への指導等の対応をしますのでご相談いただくようお伝えし、騒音について、緊急の場合には、警察へのご相談をお願いしました。

また、ご提案の今後の対応策につきましては、体制等も含め引き続き検討して参ります。

意見10

民泊に関するゴミや騒音など、近所のトラブルが今全国的にクローズアップされていて、それが自分の地域にできてくると、懸念材料として捉えていくしかないのかと考えている。1つでも解決できるように何とか頑張っていきたい。

回答10

(地域づくり課 商工農政担当)

対応の状況

協議会を設置するかどうかは別として、住民の安全を守るのは市の役割であると思いますので、管理会社を調べて連絡するなど、行政が責任を持って対応していきます。

その後の対応状況

意見9のその後の対応状況参照

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