23_上白水地区 出前トーク要約記録(令和7年度)

ページID:1016158  更新日 令和7年11月7日

※ 報告書原文をそのまま掲載しています。

意見1

白水大池公園は、とてもきれいな公園であり、健康増進で多くの方が利用している。私と同年代の人が白水大池公園を散歩されていたが、有料化になりほとんど来なくなってしまった。そのことに対する配慮か、早朝利用に対する駐車料金の助成が始まった。

目的外駐車はあるようだが、大きな駐車場以外はほとんどない。春日公園は、県の施設で無料のままである。他に方法はないのか考えてほしい。例えば、70歳以上に特典があれば他に行かずに引き続き白水大池公園を利用できる。利用者は以前の1/4程度で、特に75歳以上の方がいなくなった。引続き検討してほしい。

回答1

(都市計画課 公園担当)

白水大池公園の駐車場は土日祝日のスポーツ大会やイベント時に慢性的な駐車台数不足が生じていました。

また、近隣の民間商業施設の利用者等による目的外駐車及び正面駐車場に車を駐めてバスに乗り換えて通勤されるという事例もありました。このような課題があり、数年かけて検討した結果、有料化を始めたところです。午前7時から午後10時までの利用時間でしたが有料化によって現在は24時間利用可能となっており利便性が向上しています。

健康増進を目的としたウォーキングなどの早朝利用を踏まえて、午前4時から午前9時までの間の2時間を限度に払い戻しを行う助成制度を有料化とあわせて開始しています。この時間帯にした理由はウォーキングの方やラジオ体操の方が多いこと、また午前9時以降は近隣の商業施設が開店することに配慮したためです。様々なご意見がありますが、利用者からは利用しやすくなったというご意見もいただいています。

意見2

本年の春に、天神山水城跡の横に公園ができたが、外灯がない。また、休憩するにもベンチがない。トイレの設置は課題も多いと思うが、外灯とベンチがないのが残念だ。

回答2

(文化財課 整備活用担当)

対応の内容

天神山水城跡の南側の広場については、史跡地であるため、それを考慮した整備を行う必要があります。

なお、7月に整備を終えたばかりのため、できるものからにはなりますが考えていきたいと思います。

その後の対応状況

天神山水城跡の南側広場は、周辺住民の方から整備段階から広場利用にあたって要望があり、広場周辺の住民の方々に迷惑にならないように利用時間も含めルールを設けた経緯があります。ベンチ設置については、今後の広場利用の状況をみながら、検討していきます。

意見3

ふれあい文化センターにレストランがあると思うが、メニューに麺類がない。設備のこともあると思うが対応できないか。

回答3

(文化スポーツ課 文化担当)

対応の内容

麺類のご希望があるということは指定管理者に伝えます。なお、言われるように設備の関係もありますので、すぐには難しいと思います。

その後の対応状況

10月3日(金曜日)に、指定管理者へ麺類のご希望について伝えましたが、やはり設備の関係で難しい状況です。
ご理解ください。

意見4

「市民が真ん中」という市長の方針のもと、春日市は住みやすいまちになり、市民が胸を張って「春日市に住んでいる」と言えるようになったことに心から感謝している。次の50年に向けて「協働のまちづくり」という言葉が説明で出てきたが、協働のまちとはどのようなまちなのかはっきりしていないと感じている。

例えば白水大池公園の駐車場の料金について、私は取っていいと考えるが、しかし高齢者が来なくなったとの意見を聞くと、交流の場が減ってしまうことになってしまうと思った。場をつくることが協働のまちづくりにつながると考えているが、行政が場をつくれば、それで協働のまちができるかというと、私は決してそうではないとも思っている。

協働とはコーディネートのようなもので違ったものがそれぞれのよさを出し合って、合体することによって、もっと価値のあるよさをつくり出していくものだと思う。春日市の協働・協調のまちづくりとは、どのようなまちづくりをイメージしているのかをはっきりしてほしい。

回答4

(経営企画課 企画担当、地域づくり課 協働推進担当)

市民と行政が同じ方向を向いて協力する「協働のまちづくり」は、出前トークから始まりました。市長就任当時、春日市は人口10万人を超え、年間約2万人が転出入する若い市でした。そのため地域のつながりが希薄であったことから、地域への愛着を持ってもらうために、まず市役所を身近に感じてもらう必要があると考え出前トークを始め、最初は苦情が多かったものの、職員が現場を確認し対応することで信頼が生まれ、行政の活性化につながりました。それと同時に地域の人たちが自分たちも行政に対し要望するだけではなく、自分たちの地域は自分たちで良くしていこうという機運が出てきました。

区長制度や公民館長制度を廃止し、自治会にまちづくり交付金を渡す仕組みを導入し、地域が主体となり、行政はサポートする立場へと転換しました。さらにコミュニティスクールの導入により、地域で子どもを育てる意識が広がり、同じ方向を向いて、一緒になってやっていこうということが定着していきました。これが春日市の協働のまちづくりと考えています。

意見5

(意見4関連)
春日市はこれからの50年に向けて、環境整備をしている。すばらしい環境が出来上がることを期待している。その環境をどう生かすかは市民の役目だと思っている。また、環境をいかに整備しても、それが本当に協働のまちづくりに生かされなかったら何にもならない。

市役所の方々に心からお願いしたいのは、協働のまちが活性化するように関わりながら、市民が何を考え動いているか、時々こういう場に出てきてもらいながら理解し、行政に生かしてほしい。

協働のまちづくりのため力を合わせ、発展していくことを期待している。
 

回答5

(経営企画課 企画担当、地域づくり課 協働推進担当)

職員には機会あるごとに春日市の協働のまちづくりの成り立ちを必ず伝えています。また地域の皆さんが郷土愛と使命感を持って、自分たちのまちを良くしようと取り組んでくださっていることに、職員は感謝と尊敬の気持ちを忘れてはならず、これが崩れれば、協働のまちづくりは成り立たないとも伝えています。

地域の役員の皆さんは、いきいきサロンやふれあいサロンなど、福祉・地域活動を担う有償ボランティアです。もしこれを行政が担えば、数十倍の費用が必要です。地域の皆さんの御尽力があるからこそ、行政は限られた財源を他の必要な分野に充てることができると思っています。

春日市ほど地域活動が活発で、人が集まるまちは他に無く、これは地域への深い愛着の証です。だからこそ、行政はその思いに応え、感謝を忘れず、共に歩む姿勢を持ち続けなければなりません。今後も新たな課題に直面すると思いますが、見直しと改善を重ねながら、協働のまちづくりに力を注いでまいります。

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