14_小倉東地区 出前トーク要約記録(令和7年度)

ページID:1016152  更新日 令和7年9月17日

※ 報告書原文をそのまま掲載しています。

意見1

市の職員も協働という面では、積極的に協力、努力してくれていることを評価をしたい。ただ、自治会にも市から様々な要請が増えている一方、まちづくり交付金は公民館の運営経費も含まれているのに、物価上昇も加味されず上がっていない。今後、まちづくり交付金を見直していく考えはあるのか。

回答1

(地域づくり課 協働推進担当)

対応の内容

まちづくり交付金につきましては様々なご意見をいただいており、現在、交付金の算出方法等の見直しを行い、特に小規模自治会については、増額の方向で検討を行っているところです。

また、まちづくり交付金は自治会運営の費用としており、公民館の管理に関する経費につきましては、まちづくり交付金に含まれていないため、施設の使用料や自治会費等を充てていただければと考えております。

なお、まちづくり交付金は使途を指定しておりませんので、自治会で工夫してお使いいただければと思います。

意見2

管理費は含まれていないとのことだが、指定管理者制度であれば0円で管理をすべきという考えなのか。

市が全く経費を持たないで指定管理をさせるのは、無責任ではないのか。

回答2

(地域づくり課 協働推進担当)

対応の内容

指定管理者制度により公民館の管理をお願いしていますが、公民館はもともと地域活動のための館が必要との要望を受け、市が公の施設として準備をしたものです。

公民館の運営については、まちづくり交付金も使えるかもしれませんが、自治会費あるいは公民館の使用料等を活用していただく仕組みとなっています。

また、交付金については、規模の小さい自治会でも一定の経費がかかることから、小規模自治会の交付金を増やす方向での見直しを検討しています。ただし、自治会によっては、基金や繰越金が多くあるところもあり、さらに市が交付金を出すことについて、35の自治会の公平性を保ちながら、それぞれの自治会がこれからも持続可能となるように、まずは自治会連合会の役員の方と話をさせていただいているところです。今しばらく方向性が出るまでお待ちいただきたいと思います。

意見3

(意見2関連)

自治会費を収入より多く使用している状況である。固定費は規模でそんなに変わらない。

国が給付金を出すように、市も何か給付金を考えてもらわないと自治会としてやっていけない。令和7年は、喜寿の祝いを中止したりしている。納得はできないが市が言ってることも分かる。早急に検討をいただきたい。

回答3

(地域づくり課 協働推進担当)

対応の内容

小規模な自治会も含め安定的な運営ができるように、具体的に検討しています。もうしばらくお時間をいただきたいと思います。

意見4

資料を前もってもらえれば、説明時間を少なくでき、質問時間を確保できると思う。

回答4

(経営企画課 企画担当)

対応の内容

出前トークの資料の説明については、市にとって重要な事業であり、1つ1つ直接説明をさせていただくこととしています。今後も同様の方法で続けていきます。

意見5

子どもたちがみんな一緒に、同じもので栄養の高い給食を食べれればと願っている。

給食以外にも不登校やヤングケアラーの問題が全部解決するよう子どもの権利条例を多くの市町村で作っているように、春日市でも作ってほしい。

回答5

(教育総務課 教育総務担当)

対応の状況

中学校は学校給食法に基づく選択制の完全給食を実施しており、管理栄養士を配置して必要な栄養価を確保しています。

また、春日市独自の取組みとして、月曜日には学校に来ることが楽しみになるようなメニューを用意するなどの工夫もしています。

給食の無償化については国の方針がでるのを待っているところです。

現在の中学校給食は、弁当箱方式となっていますが、喫食率がほぼ70%に達したことから、令和8年の8月下旬から食缶方式に変更します。

(こども未来課 こども政策・給付担当、人権男女共同参画課 人権男女共同参画担当)

対応の内容

子どもの人権や権利を保証することは行政運営の基本原則と考えており、この原則に基づき様々な施策を行っております。

現時点で市独自の「こどもの権利条例」を制定する予定はありませんが、国のこども基本法も踏まえながら、現在、市町村こども計画を策定しているところです。こどもの権利保障も含めた具体的なこども施策についてはそのなかに示し実行していきたいと考えています。

意見6

LINE等で情報を伝達するとのことだが、スマートフォンを持っていない人への情報伝達をどのように考えているのか。

回答6

(秘書広報課 広報広聴担当)

対応の内容

紙媒体である市報かすがも重要な伝達手段として、今後も取り扱っていきます。

また、双方向の情報交換の場も必要と考えており、出前トークもその手段として大切なものととらえております。スマートフォンをお持ちでない方に情報が十分に届かないということがないように配慮しながら、広報活動を続けていきたいと思っています。

意見7

小学校6年生が中学校体験をするときに東中校区では給食の体験もある。良い取組みと思うが、ないところもあるので、全校区に広げてもらいたい。

また、令和7年度は、東中校区でも給食の体験がないと聞いた。選択制である以上、体験が必要と思うので続けてほしい。

回答7

(教育総務課 教育総務担当)

対応の内容

令和7年の東中は新1年生が多く、また南中はさらに多くて実施できていない状況です。給食のおいしさを実感してもらうためにも体験は必要と思いますので、学校の教育課程も工夫し、人数の関係も慎重に検討して、広めていきたいと思っています。

意見8

光町などに民泊があり、外国人が宿泊をしている。サンハイツの場合は、入居時に審査があるので、民泊となることはないが、市として民泊の問題をどのように考えているのか。

(自治会長)
民泊が悪いと言っているのではなく、今の状況では風紀が乱れやすいと思う。今から対策を講じていかないと、大変なことになると思う。

回答8

(地域づくり課 商工農政担当、環境課 ごみ減量担当・生活環境担当)

対応の内容

民泊に関しましては、市ではなく県への届出制度になっており、市で把握ができず、県が出している民泊宿泊一覧で確認をすることになります。

市で規制ができないため、例えばゴミ出しの問題や騒音などの住環境を乱すようなことがあれば市の環境課が対応しますし、問題に応じて市の担当窓口が対応しますので、ご相談いただければと思います。

その後の対応状況

簡易宿所の営業の許可権者は県保健所であり、民泊等の開設前に市が把握できないことを確認しました。しかしながら、地域でお困り事が生じた時や自治会に寄せられた情報などがありましたら、地域づくり課にご相談ください。

また、ごみの散乱や騒音については、市環境課で管理者への指導等の対応をしますのでご相談ください。

なお、騒音については緊急の場合には、警察へのご相談をお願いいたします。

意見9

小中学校の体育館に冷房をつけて、夏休みに体育館を開放して遊べるようにしてほしい。

回答9

(教育総務課 施設計画担当)

対応の内容

夏休み期間中に子どもだけで遊ぶために体育館を開放することは、安全上の問題があり行っていません。

また、冷房の設置は、小中学校の体育館をどうやって冷やせば効率的なのか、手法や費用の検討を行っているところです。

家庭につける場合と違って、設計など計画的な準備が必要なので時間が必要となります。

意見10

高校で教員をしている。子が春日東小学校に通っている。高い学力を維持している要因があれば、教えてほしい。

また、コミュニティスクールを進められた経緯や、今後の方針を聞きたい。

回答10

(地域教育課 地域教育担当、学校教育課 学校教育担当)

対応の内容

コミュニティスクールは平成17年の北中から始まり平成22年の春日南中で全校実施となりました。平成24年には全国大会も実施しました。教職員にお願いしていることは、小学校の間は地域の方々に徹底的にかわいがってもらい、中学校になったら、地域に還元しようということです。これは春日市独特のコミュニティスクールだと思っています。現在一番進んだ取組みは、地域の防災訓練に中学生も参加していることで、災害時にいろいろなお手伝いが出来る事を期待しています。
学力の高さについては、保護者の皆さまの取組みの成果だと捉えていますし、コミュニティスクールの取組も学力に結び付いていると思っています。

コミュニティスクールの原点は、この出前トークです。出前トークを行うことで市が地域の声を聞いてすぐ行動に移すように変わり、地域は市が行動に移すの見て、自分たちの地域のことは自分たちでやっていこうという機運が高まってきた。それは市民の皆さんたちの意識の高さです。

つまり、行政がやらないと、地域は変わらないということです。

子どもの学力もある程度高くなっていますが、それ以上に大事なのは、自分たちは地域に育ててもらったという子どもが育ってきたこと、社会性が身につくことで主体性や自尊感情も芽生え、自分たちが何かをすることで地域の役に立っているんだと感じられること、人間の土台を身につけているのが春日市のコミュニティスクールだと思っております。

意見11

ジェンダーバイアス、日本は118位。また今注目されている幸福度、日本は55位と低い状況である。一方で、春日市の住みよさは常に上位にあり、ともていい市だと思っている。

回答11

(経営企画課 企画担当、人権男女共同参画課 人権男女共同参画担当)

対応の内容

当日の回答なし

意見12

70歳以上のバスの無料化に感謝する。

バスが無料となり買い物に行くと、たくさん買って荷物が多くなり、バスを待つのが大変である。

バス停にベンチを置いてほしい。例えば、西鉄春日原駅である。

回答12

(都市計画課 計画担当、道路管理課 道路建設担当)

対応の内容

コミュニティバスのバス停にベンチを置いて欲しいという要望はいただいておりますが、生活道路で狭いためベンチを置くのは難しい状況です。
西鉄春日原駅につきましては、令和8年度完成の駅前広場の整備にあわせて設置できるよう検討しているところです。

その後の対応状況

西鉄春日原駅については、バス停留場を有する西口駅前広場が令和8年度に完成する予定です。

バス停前にはベンチを設置する予定です。

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