平田台地区 出前トーク要約記録(令和元年度)

ページ番号1004684  更新日 令和元年11月26日

意見1

春日運動広場は、広域避難所に指定されている。当広場の交換先になっている白水ヶ丘の土地は、引き続き広域避難所に指定されるのだろうか。また、避難場所が離れることになるが、今後の避難はどのように行うことになるのだろうか。

回答1

(健康スポーツ課 スポーツ担当、安全安心課 消防防災担当)

広場の交換先である土地の用途は検討中であり、避難場所となるかはまだ決定していません。今後、春日運動広場の交換後に残る土地(下の段)の利用用途については、引き続き検討が行われるため、現在のところ、近隣の広域避難場所は位瀬公園となります。平田台地区にお住まいの皆さんは、避難時にはまず、一時避難所である公民館に集まっていただき、その後、避難住民の人数に応じて収容避難所である学校などに移動いただく形となります。

意見2

(意見1関連)

春日運動広場の土地交換については、もう決定事項となっている、ということでよろしいか。

回答2

(健康スポーツ課 スポーツ担当)

春日市と西日本鉄道株式会社とで昨年から話を進めてきたものであり、令和元年8月に覚書を交わし、9月議会で測量・分筆するための予算などが認められたところです。今後、当広場の測量などを行い、年内に契約、年度内に土地の引き渡しを行う見通しです。

意見3

(意見1関連)

普段、春日運動広場でソフトボールをしている。広場が無くなる、ということはクラブにとっては死活問題である。平田台地区としては、春日運動広場がなくなることに賛成ということなのか。

回答3

(健康スポーツ課 スポーツ担当)

現在、さまざまな団体が当広場を利用しています。西日本鉄道株式会社との話がまとまったため、利用団体や地元への説明を行っており、ソフトボール協会にもお伝えしています。

(自治会長から補足)

平田台地区自治会が、春日市の財産の使い道に反対や賛成をする立場にはありません。ただし、自治会としては、これまで日常的に当広場を利用していたことから、さまざまな諸行事、活動に支障が出ることを想定しており、春日市にもその旨を伝え、共に打開策を検討しているところです。

意見4

(意見1関連)

どのような経緯で、春日運動広場を白水ヶ丘の土地と交換することになったのか教えて欲しい。

回答4

(健康スポーツ課 スポーツ担当)

当広場は学校用地として取得したものの、長年にわたり暫定利用という形が続き、議会においてもその活用の方向性などについてさまざまな意見をいただいてきたところです。 それに併せて、白水ヶ丘の交換対象地に隣接する西野球場の借地解消も課題となっていました。昨年から西野球場の借地解消を計画していましたが、その隣接地に西日本鉄道株式会社が宅地開発をするとの情報を得ました。宅地となれば、西野球場からのボールの飛び出しや照明などの問題で、西野球場の機能が制約される恐れがありました。このような両方の課題を解決するため、西日本鉄道株式会社の土地と当広場の一部を等価交換し、春日運動広場上段部は西日本鉄道株式会社が宅地開発し、白水ヶ丘の土地は、西野球場と交換地を含めた一体的なスポーツ施設を春日市が整備する運びとなりました。

意見5

(意見1関連)

等価交換とのことだが、西日本鉄道株式会社が保有する土地は当広場とは異なり、L字型の形状で、がれきが多く積まれており、さらに地中には文化財も埋蔵していると聞いた。西日本鉄道株式会社が利用には適さない土地だと判断し、春日市に持ちかけたのではないか、という噂を聞いた。

回答5

(健康スポーツ課 スポーツ担当)

平成26年に試掘を行い、埋蔵文化財があることは分かっており、その後に西日本鉄道株式会社は、その土地を取得しています。土地の交換の話は、西日本鉄道株式会社から話を持ちかけられたのではなく、春日市からの提案です。

意見5の経過・補足

(健康スポーツ課 スポーツ担当)

ご指摘のがれきなどは、西日本鉄道株式会社が除却した上で引き渡しを受けることになっています。

意見6

(意見1関連)

春日運動広場の交換の件は、市長は一切関係していないという話があった、と聞いた。また、健康推進部長の独断で行ったと聞いたが、本当か。

回答6

(健康スポーツ課 スポーツ担当)

スポーツ施設の整備のため、担当所管として協議を進めたということです。組織としての意思決定は受けています。本件に関しては、市長を含め庁内で適宜情報を共有しており、健康推進部長が窓口として動いています。

意見7

(意見1関連)

春日運動広場が利用できなくなることに伴い、古紙回収の場所がなくなることを心配している。また、当地区の公民館も手狭になっており、当広場に60戸が新築されるとなると、公民館自体の移転や増改築を考える必要があると思う。当広場を移転先とすることは考えられないだろうか。

回答7

(健康スポーツ課 スポーツ担当、地域づくり課 協働推進担当)

当広場のうち、交換をしない土地(下段)の利用用途については、引き続き検討をしていきたいと考えています。地区公民館の移転については、公民館の場所が変わってしまうことや、まだ使える建物をどうするかということ、他の地区公民館とのバランスなど、検討をしていく必要があるため、お時間をいただきたいと思います。なお、時期は未定ですが平田台地区公民館は大規模改修を予定しています。当地区は現在、1000世帯を超えているため、春日市の基準に照らして床面積等の拡大も可能かと思われます。

(自治会長から補足)

古紙回収の場所については、平田台第2公園で実施したいと考えている。ただし、パッカー車の進入を考慮し、間口を広げることなども検討したいと思っている。

意見8

(意見1関連)

春日運動公園はもともと小学校予定地だった。この用途が変わり、今後は民間の事業用地となろうとしている。このような用途の変更については、決定に至る前に、事前に近隣住民に広報をする必要はないのか。事前に住民への説明があるべきだと考える。

回答8

(健康スポーツ課 スポーツ担当)

土地交換については相手があることであり、春日市の内部にも西日本鉄道株式会社の内部にもさまざまな意見があり協議を重ねてきたため、方向性が固まる前に市民の皆さまに公表することは難しかったと考えています。 今回は、目途が立ったところですぐに自治会長へ報告したところです。

意見8の経過・補足

(健康スポーツ課 スポーツ担当)

春日市の重要な施策については、市民の代表である議会に予算や条例などを提案し、さまざまな角度から審議していただくことが地方自治制度の基本です。今回も土地の交換の方向が定まった段階で議会の各委員会に報告し、9月議会に関連予算を提案して慎重に審議していただき、承認されました。併せて、広場を利用している団体や地元自治会など関係者の皆さまには、段階を踏んでご説明しています。

意見9

(意見1関連)

市長の話にもあったとおり、春日市の現状からすると、喫緊の課題となっている幼児保育の施設や高齢者施設の確保が急務なのではないかと考えている。総合スポーツセンターや春日公園などの運動施設を有する春日市が、今、さらにスポーツ施設を拡充することに対して、納得できない。

回答9

(健康スポーツ課 スポーツ担当)

担当所管として、高齢者施設の確保などの必要性は認識し、特別養護老人ホームの整備なども進めています。その中でも、今回は、西野球場などが抱える課題の解決が必要だと考えたところです。当広場の交換をしない部分(下段)については、地域の皆さまにご理解いただけるような形での用途を検討していきたいと考えています。

意見10

放課後児童クラブについて、先般、国から指導員の定員を1人にするという方針が出されたが、春日市ではどうなるのであろうか。1人で多数の子どもを見るのは大変ではないかと心配している。

回答10

(こども未来課 児童担当)

今回の国の指針は、全国的にクラブの指導員のなり手が少ないために、従来の基準を緩めたものであり、春日市においては従来基準から変更しないため、ご心配いただく内容のものではありません。今後も、放課後児童クラブの活動をさらに充実させ、また指導員が従事しやすい環境の整備に努めていきたいと思います。

意見11

中学校図書室の司書を民間に委託するという話を聞いた。私の子どもは教室に馴染めず、図書室を居場所とすることも多く、司書の先生には大変お世話になった。学校に登校し続けることができたのは、学校の先生と司書の先生の連携が良かったからだと感じている。民間に委託された場合、司書が直接、校長や教員と話すことはできなくなり、委託された会社としか話ができなくなるが、学校との連携は十分に確保できるのだろうか。

回答11

(学校教育課 学校教育担当、地域教育課 社会教育読書推進担当)

令和2年4月から、中学校図書館の司書業務を委託する予定です。現在、中学校では、教室に入れない生徒の支援のため学校内に設けたスマイルルーム(別室)が生徒の居場所になっています。また、不登校専任教員を各中学校に配置し、さまざまな支援を行っているところです。中学校図書館における生徒の対応については、今後、事業者、学校と協議を行っていくようにしています。また、委託後は、6中学校の司書業務を統括する責任者を事業者が配置し、各校を巡回するなど、きめ細やかな対応をしていくように考えています。

意見11の経過・補足

(学校教育課 学校教育担当、地域教育課 社会教育読書推進担当)

学校図書館は、学校教育の中で、「学習センター」、「情報センター」、「読書センター」の3つの機能があります。特に中学校図書館は、進んで読み調べ学習活動に生かす生徒を目指す「学習センター」、必要な情報を収集し、活用・発信する生徒を目指す「情報センター」の機能が重視されます。これらの機能を高めるために、民間事業者のノウハウや経験を活用するものです。令和2年4月から中学校図書館の司書業務および小中学校図書館全体の支援を含め、民間活力を活用し、図書館の機能がさらに高まるように取り組んでまいります。

意見12

私が平田台に住むことを決めたのは、当時、平田台運動広場となっているところが学校予定地であったことと、大型のショッピングセンターができるという話があったからである。結果、学校が建つことはなかったのだが、学校予定地としていた当時の見通しが誤っていた、ということなのか。

回答12

(健康スポーツ課 スポーツ担当)

行政が想定していたとおりに、転入者の年齢層が入ってくることばかりではありません。当時、一つの将来像として、子どもが多く入ってくることを想定し、学校用地としたのだと思いますが、実際はバランスよく転入がありませんでした。当広場は、昭和59年に土地区画整理事業の保留地から土地開発公社が学校用地として取得したものですが、その後、春日野小学校などが建てられ、当広場を学校用地とする案は、想定されなくなっております。

意見13

(意見1関連)

市長の話にもあったように、現在春日市では保育施設が不足している。一方で、春日運動広場があった場所に60戸もの住宅ができるのであれば、保育所や学校に通う子どもたちはさらに増えることとなる。今回の移転の判断はこのような将来にわたる人口動態を見極めた上での判断ということなのだろうか。

回答13

(健康スポーツ課 スポーツ担当、経営企画課 企画担当)

今後は急速に人口が増加する見通しはなく、緩やかな微増になることを想定しています。

意見14

(意見1関連)

これまでの回答からすると、今後、春日市に学校を建てる必要は無くなった、と判断したということでよいか。どこまで見据えているのか。

回答14

(健康スポーツ課 スポーツ担当、経営企画課 企画担当)

今の時代においては、現在の学校数で十分対応できるものと考えています。右肩上がりで子どもが増え続ける、という人口の予測はありません。

意見15

地域に掲示している地図案内の表記の誤りを以前指摘し、春日市に修正いただいた。 このサインが消えかかっているので、対応いただきたい。

回答15

(都市計画課 計画担当)

現地を確認し、後日対応します。

意見15の経過・補足

(都市計画課 計画担当)

令和元年10月10日に、ご指摘のとおり文字が消えかかっていることを確認いたしました。早急に修繕する予定です。

意見16

太宰府市では、小字名の石標を道路脇に設置してPRする取り組みがある。春日市内にも29もの小字があるので、同様の取り組みを行ってはどうだろうか。

回答16

(文化財課 整備活用担当)

太宰府市が行っているような石標の設置は、現在のところ考えていません。

このページに関するお問い合わせ

秘書広報課 広報広聴担当
〒816-8501
福岡県春日市原町3-1-5
市役所5階
電話:092-584-1111(代表)
ファクス:092-584-1145
秘書広報課 広報広聴担当へのお問い合わせは専用フォームへのリンク