紅葉ヶ丘地区 出前トーク要約記録(令和元年度)

ページ番号1004359  更新日 令和元年11月15日

意見1

自宅前の道路が一部舗装されておらず、雑草が繁茂し、除草をせざるを得ない状況であった。地域住民も高齢化し、容易に除草できなくなり対応に苦慮していたため、3年ほど前に春日市へ道路の舗装をお願いしたところ、「当道路は市有地と私有地が混在している。私有地部分は対応できない」という返事をいただいた。その後、市有地部分の舗装はされないままとなっている。経過を知りたい。

回答1

(道路管理課 道路管理担当)

現地や経緯を確認した上で、自治会を通して後日回答します。

意見1の経過・補足

(道路管理課 道路管理担当)

当道路については、私有地部分は所有者に管理いただく必要があり、春日市としても除草などの管理をお願いしてまいります。また、市有地部分は春日市で管理し、除草などを行います。舗装については、改めて検討してまいります。なお、このことは令和元年7月18日に自治会長へ、同23日に発言者へ説明しました。

意見2

自治会の加入率が年々低下している。自治会役員も年々高齢化しており、やりたくてもできないと言う人もいる状況である。将来にわたって自治会活動を存続させることは難しいのではないかと危惧している。自治会加入率100パーセントを目指して、春日市でも対策を検討して欲しい。

回答2

(地域づくり課 協働推進担当)

春日市内の自治会加入率は平均75.3パーセントです。自治会活動を紹介し、加入を促進する広報として、「市報かすが」や転入時に配布する「市民べんり帳」への掲載を行っています。また、宅建協会や宅地開発を行う開発業者には、自治会加入促進チラシの配布を依頼しています。100パーセント加入を目指したいところですが、加入は任意となっており強制することはできません。今後も加入率の向上を目指し引き続き自治会と共に施策を展開していきたいと思います。

意見3

春日市内中学校の図書館の管理運営を、今後民間事業者に委託すると聞いた。なぜ委託を行うのか、また委託を通して目指す目標は何かを知りたい。

回答3

(地域教育課 社会教育・読書推進担当)

小中学校図書館に対する支援業務と中学校図書館の司書業務を民間事業者に委託することとしています。中学校は、小学校と比較すると、図書の貸し出し冊数は少なく、授業への活用も進んでいない現状があります。このため、学校図書館の「読書センター」、「学習センター」、「情報センター」の3つの機能を高めていくことを目標として、民間事業者の専門性を生かしたいと考えています。

意見4

(意見3関連)

中学校図書館は、小学校と比べて貸出数等が少ないということであるが、民間事業者に委託すれば貸し出し数を増やすことができるということか。

回答4

(地域教育課 社会教育・読書推進担当)

中学校図書館では、今後「学習センター」、「情報センター」として、いかに学習へ生かすか、情報活用力を高めていくか、ということを重視しており、委託する民間事業者にはこの点を踏まえた事業提案をいただき、学校図書館の3つの機能を総合的な視点において評価していきたいと考えています。利用者は増えるものと考えておりますが、貸し出し数のみで評価するものではないと考えております。

意見5

春日市民図書館に指定管理者制度が導入され、1年が経過した。導入当初に、指定管理者の持つ民間のノウハウを生かした図書館運営を目指す、と聞いていた。1年の間に実施された、民間活力による具体的な改善事例を聞きたい。

回答5

(地域教育課 社会教育・読書推進担当)

指定管理者の導入により、さまざまなサービスの拡充が図られました。

  1. 開館時間を午前10時から午前9時に1時間早めるとともに、閉館時間を午後6時から午後7時まで1時間延長したこと。
  2. 移動図書館を祝日にも運行するようにしたこと。
  3. 書籍の消毒器の導入による衛生面での改善を行ったこと

などがあります。これらの取り組みにより、平成30年度の入館者数は前年比で約5パーセント増加し、貸し出し冊数は約2パーセント増加しました。また、利用者アンケートでは、約95パーセントの人に「満足している」との回答をいただいています。さらに、今年度は「図書館を使った調べる学習コンクール」に向けた講座の実施や本を返却できるブックポストのJR春日駅への設置などを行ってまいります。

意見6

(意見5関連)

春日市民図書館は、開館時間が8時間から10時間に前後2時間、約20パーセント増えているが、利用者数が5パーセント程度しか増えていない、という点において、春日市はどのように捉えているのか。

回答6

(地域教育課 社会教育・読書推進担当)

開館時間の延長と利用者数の増加率や貸し出し冊数の増加との関係性を分析することは難しいと考えています。実際に利用者からは、「朝早くなって助かる」、「仕事帰りにも利用しやすくなった」などの評価もいただいており、一定の評価を得ているものと考えております。

意見7

春日市職員の窓口対応は、筑紫地区5市でも最も良いのではないかと考えている。一方、春日市庁舎の正面玄関付近に雑草が繁茂している点が残念だと感じる。また、正面玄関付近に花でも植えてはどうか。

回答7

(管財課 管財担当)

春日市庁舎周辺の樹木などの管理は業者に委託しており、定期的に剪定、除草をしています。花を植える意見につきましては、参考にさせていただきます。

意見7の経過・補足

(管財課 管財担当)

特に梅雨の時期は、雑草の伸びが早いため、目立つ雑草については職員で対応します。

意見8

当地区の公民館は2階に集会室があり、高齢者や車いすの人が利用しづらい。このため、公民館の大規模改修の際には、エレベーターの設置を希望していたが、実現しなかった。春日市のエレベーター設置に対する考え方を知りたい。

回答8

(地域づくり課 協働推進担当)

エレベーターの設置については次の課題があり、現在のところ春日市内公民館には設置していない状況です。

  1. 設置費用に1,000万円程度の費用が発生する
  2. 公民館自体の躯体を補強する工事が必要となる
  3. エレベーター部分のスペースを確保するため、利用スペースが狭くなり不便になる
  4. メンテナンスなどのランニングコストが発生する

なお、高齢者の参加が多い敬老会などの自治会行事については、学校の多目的ホールなどの活用を検討しているところです。

意見9

以前、コミュニティバス事業の収支に関する質問をしたところ、運賃収入に対し、運行に必要な事業費は過大であり、増便後の収支状況としては年1億円程度の赤字とのことであった。国の補助もあるため、実質的な春日市の負担は2000万円程度とのことであったが、他の公共事業も考慮して、この支出は適正だろうか。また、利用者からは、コミュニティバスの便数が少なく、使い勝手が悪いとの声も聞くが、私個人としては、これ以上増やし続けて、春日市の負担を増大していくべきではないと考えている。春日市としてはどのように市民の意向を反映していこうと考えているのだろうか。

回答9

(都市計画課 計画担当)

春日市のコミュニティバスは、高齢者や障がい者などの交通弱者の人を中心に、路線バスとの競合を避けながら各公共施設や医療機関などへ容易に行けるようにという目的で導入しております。当事業は、運行経費として利用者1人当たり500円程かかっていますが、皆さまが利用しやすいように当初から100円の運賃設定をしています。高齢化の進展に伴い、現在、春日市としても高齢者の人には運転免許証の自主返納を推進しています。市民の皆さんが、健康づくりをするための施設まで、安心して移動できる手段を確保する必要性も高まっています。ご指摘のとおり、今後は生産年齢人口の減少に伴い、税収が減っていくことが見込まれます。今後も、他の事業とのバランスを注視しながら、当事業のあり方については引き続き検討していきますが、交通弱者の人のためにも必要な事業であると考えています。

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