天神山地区　出前トーク要約記録（令和元年度）

意見1

公民館へのエレベータの設置について、春日市の見解を聞きたい。

回答1

（地域づくり課　協働推進担当）

エレベーターの設置については、工事費用が約1,000万円かかります。それに加え、躯体の補強工事が必要となる点やエレベーターの設置による利用スペースの減少、メンテナンス面などを考慮した結果、エレベーターの設置は難しいと考えております。

意見2

（意見1関連）

エレベータを設置しないのであれば、高齢社会に向け、高齢者が階段を上がって来れるよう、リフトなどの検討はできないか。

回答2

（地域づくり課　協働推進担当）

階段に設置する簡易昇降機については、階段の幅が必要であり、2階へ上がるまでに5～10分かかります。設置の検討はいたしましたが、現時点では、有効性が低いとの判断をしております。今後、代替策として、小学校の多目的ホールを利用するなどの方法を検討したいと思います。

意見3

グラウンド・ゴルフ大会の開始時刻に合わせ、臨時的にコミュニティバスが運行できないか。グラウンド・ゴルフ協会にも話を聴いてほしい。

回答3

（健康スポーツ課　スポーツ担当、都市計画課　計画担当）

昨年ご意見をいただいた際に、グラウンド・ゴルフ協会にも確認し、同様のご意見をいただきました。しかし、コミュニティバスは、路線バスと同様、国の認可を受けて運行しており、臨時的な運行は困難です。このため、タクシーの乗り合わせや西鉄バスの利用、可能であれば大会の開始時間を工夫するなど、ご検討いただければと考えております。

意見4

高齢者の運転免許証自主返納について、都心部に比べ、春日市は交通の便が悪いが、返納のメリットはあるのか。

回答4

（高齢課　高齢者支援担当）

平成29年6月から、春日市では運転免許証を自主返納された70歳以上の人に、5,000円分の交通系ICカード「ニモカ」をお渡しする支援制度を開始しました。これは、コミュニティバスを始めとする公共交通機関の利用を促進する啓発の意味もあります。コミュニティバスが7路線あることから、福岡都市圏の中でも、春日市は、網の目のようにバス路線が走っています。70歳以上の運転免許保有者に占める春日市の自主返納率は4.1パーセントです。これは、支援内容が春日市より充実している市町村の平均2.9パーセントよりかなり高くなってます（福岡県内で2番目）。このことからも、春日市は交通の便が良く、免許を返納しやすい環境にあると認識しております。

意見5

天神山水城跡の今後の整備の方向性を伺いたい。

回答5

（文化財課　整備活用担当）

平成27年度に「特別史跡水城跡保存管理計画」を策定しました。その中で、子どもたちが歴史や自然を学習できる場、市街地の貴重な自然環境や憩いの場、自然と地域の共生の場などの方向性を示しております。今年度は、「特別史跡水城跡整備基本計画」を策定するため、専門家や関係する地域の人で構成する「特別史跡水城跡整備部会」を立ち上げ、検討を始めたところですので、もうしばらくお時間をいただきたいと思います。

（自治会長より補足）

整備計画の策定には、天神山地区と昇町地区自治会長も参加しており、途中経過を報告していきます。

意見6

大土居交差点において、50㏄バイクで右折したところ、警察の取り締まりを受けた。標識もないため、春日市から標識設置の要望が出来ないか。

回答6

（安全安心課　防犯安全担当）

原付バイクは、自転車と同じく、3車線の道路では、2段階右折と法律上定められています。標識の設置については、警察に確認いたします。

意見6の経過・補足

（安全安心課　防犯安全担当）

道路交通法により、原動機付自転車（原付バイク）は、

• 多通行帯道路（車両通行帯が3以上設けられている道路）
• 道路標識（二段階右折）があるところ

においては、軽車両（自転車）と同様の方法（二段階右折）で右折しなければならないと規定されています。令和元年7月19日に、春日警察署に確認したところ、標識は、交通状況に応じて設置しており、当該場所への設置は難しいとのことでした。

意見7

白水大池公園の芝生広場（多目的広場）の愛称は決まったのか。

回答7

（健康スポーツ課　スポーツ担当）

白水大池公園多目的広場の愛称は、「KASUGAスクラムパーク」と決定しました。市民が力を合わせて協働のまちづくりを進める春日市のイメージに合っていると考えています。市報8月1日号でお知らせします。

意見7の経過・補足

（健康スポーツ課　スポーツ担当）

市報8月1日号の8ページで紹介しました。