33_宝町地区 出前トーク要約記録(令和5年度)

ページ番号1013787  更新日 令和5年12月27日

※ 報告書原文をそのまま掲載しています。

意見1

登下校の見守りをしているが、事故が多く、交通ルールを守らない人が多い。

子どもはしっかりルールを守っているが、大人が守っていない。

大人が子どもに模範を示すよう市としても指導して欲しい。

回答1

(安全安心課 防犯防災担当)

対応の内容

日頃より見守り活動にご協力いただきありがとうございます。

市では、交通ルールに関して、関係機関と連携しながら、キャンペーンや啓発活動を進めています。理解いただける方もいれば、響かない方もいるようで、一朝一夕では進まないのが現状です。

交番が主催する交番連絡協議会という管轄エリアの安全等に関する課題を出し合い、解決について話し合う協議会があり、定期的に地域の関係者と話をしています。

この場でいただいたご意見を共有し、より良い方法を皆さんと一緒に考えていきたいと思います。

意見2

春日市民図書館は本の貸し出しが一度に10冊までとなっている。近隣市町村も10冊のため平均だとは思うが、大野城市のまどかぴあは一度に30冊借りられる。絵本や自由研究の資料として利用する場合は10冊では足りない。

市では、貸し出し冊数の拡大の検討はあるか。

また、図書館への持ち込み学習ができないようになっている。大人も生涯学習ということで利用したい人が多いと思う。公共施設の無料開放等、のびのび学習できる環境が整備されたら良いと思う。

回答2

(文化スポーツ課 文化担当)

対応の内容

幅広い世代の方からもっと本の貸し出し冊数を増やしてほしいとご要望をいただいています。

市民図書館の指定管理者とも協議をしていますが、多くの方に利用していただいている現状において一人当たりの貸し出し数を増やすことで、返却待ちの本が多く出てくるのではないかと懸念しています。

同様のご意見はいくつかいただいているようですので、引き続き協議します。

また、市民図書館内では学習スペースの確保は難しい状況です。

市内のNPO法人等のコワーキングスペースを開放しているところとの連携や、春日原駅前の再開発等でスペースを利用する事業者があればそちらの活用等、さまざまな方法があるかと思います。ご意見として承ります。

意見3

子どもたちが学校のトイレがきれいになったと喜んでいる。

しかし、全てがきれいになったわけではなく、1年生はいまだに古いままでトイレ掃除が大変だと言っている。においや清潔さに不快感を覚えているようなので、今後改善される計画はあるのか。

回答3

(教育総務課 施設計画担当)

対応の内容

現在、市内の全小・中学校はトイレの改修を完了しています。

必ず和式トイレを1階に1基、各階女子トイレにも設置するようにしており、将来、子どもたちが不自由なく和式トイレを使用できるように整備しています。

トイレの清潔さについては、各学校に確認を取ります。先生の立ち会いのもと、トイレを清掃するように指導していますが、十分な指導が行き届いておらず、申し訳ありません。

全員が気持ちよくトイレを利用できるよう努めてまいります。

その後の対応状況

令和元年度から4年度にかけて、市内小中学校の普通教室棟の老朽化したトイレの改修を行い、トイレの乾式化、洋式化を行いました。春日東小は、令和2年度に改修しております。

一方で、建設当初から乾式化、洋式化しているトイレ、および普段使用頻度が低い特別教室棟のトイレは、今後の学校施設大規模改修時に改修を行う計画としています。

なお、臭いや尿石がひどい場合等については、業者による清掃を行います。

意見4

交通安全の見守りをしている。

外側線や車両の停止線が薄くなっているところがある。上塗りが必要なところがかなりあるように感じる。

また、自転車の運転は非常に危険だと感じている。

自転車の事故防止に対して、何か良い方法はないか。

回答4

(道路管理課 道路管理担当、安全安心課 防犯防災担当)

対応の内容

日頃より見守り活動にご協力いただきありがとうございます。

外側線は、市で引くことができます。車の停止線は警察が引くことになります。

現地を確認し、消えかけている外側線については塗り直し、報告いたします。上塗りが必要な停止線については警察に報告します。

自転車はヘルメット着用の努力義務化が進み、警察でも集中的にキャンペーンや街頭啓発等を実施していますが、十分に浸透していないのが現状です。

厳罰化の動きもあるため、その動きの中で状況の改善があるかもしれません。情報等が入りましたら、市報等でご案内いたします。

その後の対応状況

外側線が薄い箇所が広範囲に及ぶため、計画的に復旧します。また、停止線については、春日警察署に復旧を依頼しました。

また、自転車の事故防止に関しては、市報や啓発等を実施しております。

令和5年12月11日には年末の交通安全県民運動の初日にアクロスモールで交通安全キャンペーンを実施しました。

また、令和5年12月19日、春日市役所は、市職員のヘルメット着用に自発的かつ積極的に取り組むことを宣言し、「自転車ヘルメット着用推進宣言事業所」として認定を受け、自転車の交通安全に取り組みます。

今後もさまざまな啓発活動を継続して取り組んでいきたいと考えています。

意見5

大和町の合同宿舎付近の街路灯が1個しかなく、足元が見えないくらい暗い。

また、合同宿舎の雑草が生い茂っていたときは、塾帰りの中高生や女性は怖いのではないか。

危険だと感じているため、街路灯を明るくしたり、増やしたりして欲しい。

回答5

(道路管理課 道路管理担当)

対応の内容

街路灯以外にも、電柱等に設置している防犯灯というものもあります。こちらは自治会に設置をお願いしています。

夜間の状況を現地にて確認し、どちらが適しているのか市で検討いたします。

大和町地区自治会との協議も必要かと思われますので、市で検討した上で、自治会長に報告いたします。

その後の対応状況

当該箇所沿線の各交差点には、街路灯が設置されていますので、防犯灯で対応できないか大和町地区自治会に検討をお願いしています。

意見6

ご近所つながり活動に参加しているが、個人情報保護法の関連で、今まで積み重ねてきた活動が制限されるのではないかと思う部分が出てきている。

自治会役員をしていると、学校や近隣住民を通して、転入者の情報を得ることがあるが、本人からどこから情報を得たのかと思われるのではないかと不安に思う。転入者を支えられる活動ができるのか不安がある。

高齢者向けに敬老会等の行事を開催しているが、高齢のため参加ができない方もいる。その際は高齢者の状況を確認するためにあらゆる形でコミュニケーションを図り、その方の状況をご近所つながり活動内で共有している。

市は個人情報保護法の改正を踏まえ、私たちとどのように協働したいと思っているのか。

回答6

(福祉支援課 地域福祉担当、高齢課 高齢者支援担当、地域づくり課 協働推進担当)

対応の内容

個人情報の保護に関する法律が改正され、令和5年4月から地方公共団体にも全国的な共通ルールが適用されることとなりました。

個人情報の保護に関しては、従来、それぞれ地方自治体が条例を制定していましたが、東日本大震災や、デジタル化の進展、マイナンバーカードの交付等が進み、国として個人情報の保護に関して統一した取り扱いの基準が必要となり、法律で定めた経緯があります。

市としても非常に難しい課題です。ご近所のつながり活動においては、社会福祉協議会、民生委員児童委員協議会とも検討、協議をしていきたいと考えています。

1つの方法として、他地区自治会の取組事例には、隣組をとおして、気になる高齢者、何か対応が必要な高齢者の情報を集め、または本人からの申し出により自治会で集約して対応していく方法もあります。なお、この時に本人から同意を得る必要があります。その情報を、民生委員、社会福祉協議会、市とも共有していきます。また、情報に不足がある場合は市に連絡いただき、市で持っている情報を共有していくことも考えられます。

また、気になる高齢者、何か対応が必要な高齢者の情報を元に、市高齢課に相談いただきましたら、その方の情報が市にあり、本人の同意がある場合は自治会との共有も可能となるケースも考えられます。

その後の対応状況

改正後の個人情報保護法について、自治体の実情に合わせた運用が可能となるよう、国・県へ要望していきたいと考えています。

意見7

令和5年11月から令和6年1月にかけて福祉調査を行っている。

35自治会にアンケートを依頼したが、まとまって活動している印象で、素晴らしいシステムが整っていると感じた。

他市の公民館は誰もいない時間帯もあり、自治会としては最終形の仕組みを持っているように思う。

医療システム論を研究しているが、コロナで病院や患者情報等、市の対応に変化はあったのか。それに付随する考えがあれば教えて欲しい。

回答7

(健康課 健康づくり担当)

対応の内容

春日市の自治会と協働のまちづくりについてご理解いただき、ありがとうございます。

福岡市、北九州市、久留米市は保健所を設置していますが、春日市は一般市のため保健所を設置していません。そのためコロナウイルス感染症等の感染者の患者数の把握等ができません。先ほどの3市以外は県が保健所を設置し感染者対応等をしています。

春日市は、筑紫保健福祉環境事務所(筑紫保健所)が担当しています。そこから情報提供を受け、その情報や独自に収集した情報に基づき、市民や事業者向けの対策やお願いを、対策本部会議で議論しながら決定し、お知らせしていました。

意見8

通常、自転車は歩道を走ってはいけないと思うが、春日市は自転車道がどこにあるか分からない。今後自転車道を整備する予定はあるのか。

国が2050年に二酸化炭素排出量をゼロにすると言っている。自転車は排出量がゼロであるため、健康な人も増え、大きな効果があると思う。

自転車が走りやすいまちづくりとしてどのような計画があるのか。

回答8

(都市計画課 計画担当、道路管理課 道路建設担当)

対応の内容

市内の自転車専用通行帯はわずかしかありません。

全国的に自転車ネットワーク計画を策定しており、春日市においても、どの路線を自転車ネットワーク路線として位置付けるか検討しているところです。

自転車道、歩行者道、車道を分離しながら整備することが理想ではありますが、現状は自転車も歩行者も通っていい道があります。歩行者優先には変わりありませんので、危険に感じた場合は、降りて自転車を押して歩くか、車道に出て走行していただく必要があります。

今後の整備については、光町大土居線の交差点改良を含め、道路の拡幅を行いながら、車道内に自転車通行帯を整備する予定としています。

紅葉ヶ丘1丁目交差点からふれあい文化センターに向かう道路も都市計画道路となり、拡幅し、車道内に自転車通行帯を整備する予定としています。

意見9

小中学校空調設備整備事業について、「自治会によっては、公民館と小・中学校が離れているところがあるため、高齢者等の移動手段についても整理します」とあるが、具体的にどのように整理するのか。

令和5年に開催した敬老会が雨の日で、滑って転倒したら危険だと感じた。

移動手段として、公民館からバスで皆で行く、もしくは何人かを車に乗せて学校まで送迎してはどうか。

回答9

(地域づくり課 協働推進担当、経営企画課 企画担当)

対応の内容

敬老会の会場として小中学校の多目的ホールを使用する場合、自治会でマイクロバスを借りて移動するというのが移動手段の一つであると考えています。しかしながら、敬老会開催の時期が市内35自治会で重なるため、バスの予約が難しいことが予想されます。また、運転手が不足している実態もあるため、別の手段がないか検討しているところです。

他にも、地域の方の車に同乗させてもらう手段もあると考えていますが、事故発生時の保険の対象となるのか確認を進めているところです。

検討を進めながら、提案ができるよう調整をしてまいります。

意見10

市のコミュニティ・スクールは全国の模範となっている。

最近のニュースでは、いじめや不登校に関するものが多すぎる。

この問題を放っておいてよいのか。県や国にこの問題を挙げて、コミュニティ・スクールを生かして、明るい日本を作ってほしい。

回答10

(学校教育課 学校教育担当、地域教育課 地域教育担当)

対応の内容

いじめは受けた側がいじめと感じたらいじめです。したがって、市ではいじめの認知件数と呼び、いじめの事案を見逃さないように努めています。

市の立場としては、県や国に言うのではなく、子どもたちが学校生活の中でお互いの気持ちを配るよう進めていく必要があると考えています。

また、小学1年生から不登校になるケースが散見されており、日常的な生活習慣が身に付かず、第三者と接する機会がないため、集団生活になじめない等の課題があります。そのため、就学前の教育が必要だと感じており、乳幼児健診等で早めに保護者の方に関わりを持つようにしています。

義務教育の9年間を預かることになるため、市としても子どもたちの学びを補償をしていきたいと思っています。

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