10_春日原南地区 出前トーク要約記録(令和5年度)

ページ番号1012766  更新日 令和5年8月28日

※ 報告書原文をそのまま掲載しています。

意見1

若いまちと言われた春日市も高齢化が進んでいる。特に独り暮らしの方が気になる。独居の現状、課題、市の施策について知りたい。

回答1

(高齢課 高齢者支援担当)

対応の内容

市内の独居高齢者は、男性1,580人、女性3,340人となっています(令和5年3月末時点)。

また、高齢者のいる世帯17,660世帯のうち、独居世帯は28%であり、県全体の39%と比較すると少ないのですが、今後さらに増加していくことが見込まれています。

課題としては、認知症、うつなどの精神疾患がある人への支援や、親族との交流や、地域との交流がない孤立、孤独の環境の人の熱中症や孤独死などの対策が必要だと考えています。

介護の必要な状態になれば、サービスを受けるため、人との関わりがありますが、そうでない場合には、セルフネグレクト(自分の状況を判断できず放っておいてほしい人)といわれる状態に陥る可能性が高くなります。

対策として、「安心生活創造事業」(社協委託)や全地区自治会で「ご近所のつながり活動」を推進しているところです。

また、民生委員の皆様にも見守りや相談対応をしていただき、必要に応じて地域包括支援センターと連携し、個別支援に繋げています。

意見2

自転車事故が多発している。

4月からはヘルメット着用が努力義務となったところであるが、今後は青切符を切るとの話もある。

手軽に乗れる交通手段だが、ルールを守らなかったり教えられていなかったりする中で、規制が先に進んでしまっている。

市ではどのような取組をしているのか。

回答2

(安全安心課 防犯防災担当)

対応の内容

令和5年4月から自転車を運転する際のヘルメット着用が努力義務化されました。

その他にも規制が厳しくなっていますが、それでも使用する人のモラルやルールは徹底されていない現状があります。

小学生には交通安全教室、中高生にはスケアードストレート方式(スタントを通じて事故の衝撃、恐ろしさを視覚的に伝える手法)による講習会を行っています。

また、警察で行っている講習を春日高校でも行っていただくことを申し入れているところです。

その後の対応

令和5年8月8日、春日高校に対し、学生の自転車マナー改善についての申し入れを行いました。

市としては、今後予定されている県警の自転車マナーアップキャンペーンや筑紫地区内の高校への自転車マナーアップ教室に協力していく予定です。

意見3

(意見2関連)

春日公園からJR春日駅までの間や、春日大橋からアクロスモールまでの間では、歩道を学生が自転車で3~4列になって走行している。

歩行者に接触してからでは遅い。学生に向けて何か対策ができないか。

回答3

(安全安心課 防犯防災担当)

対応の内容

意見2参照

意見4

令和4年度の出前トークでは、「福岡徳洲会病院まで直接行ける、コミュニティバスのルート追加は考えていない」とのことだった。

しかし、やはり不便を感じている。

また、8時や9時台に到着できるような便は設置できないのか。

回答4

(都市計画課 計画担当)

対応の内容

現状では、春日原から徳洲会病院まで直接行くことができるルート追加は考えていませんので、バスセンターにて乗り継ぎをお願いします。

なお、朝の時間帯の便は、通勤・通学時間であり、渋滞等も想定されるため、バスセンターでの同時発車に支障がでることや、バス運転手の不足などの理由から、増便などは困難です。

意見5

西鉄春日原駅の高架化により、春日市と大野城市の市境(旧春日原2号踏切)の踏切がなくなった。

このことによって、大野城市方面に向かう車の速度が出やすくなっている。

実際に事故も発生していることから、点滅信号を設置することはできないか。

回答5

(道路管理課 道路建設担当)

対応の内容

ご指摘の場所は大野城市の市道です。

大野城市が警察に対して信号機の設置を要望したところ、設置の予定はないとの回答を得たとのことです。

福岡県内では頻繁に目にする点滅信号は、他県ではほとんど設置例が無いことから、点滅信号のルールを知らない人もおり、撤去を進めている状況のようです。

大野城市では、一時停止の標示や、交差点内を赤色に着色して目立たせるなどの対策を検討しています。

その後の対応

令和5年8月16日、大野城市に確認したところ、事故の発生は把握しており、交差点の安全対策について警察と協議を行っているとのことです。

なお、当該箇所の工事は令和6~7年度に実施予定とのことです。

意見6

自治会役員をしている。学校運営協議会にも参加しており、地域連携を進めたいと考えている。

その中で、地域の子どもたちと留学生が地域の食べ物や遊びを通して交流ができれば、お互いに刺激になって特色のある地域づくりができると考えている。

実施するに当たって、どの機関に相談したらいいか教えてほしい。

回答6

(経営企画課 企画担当)

対応の内容

市では、九州大学と知的・人的・物的に協力ができるよう連携協定を締結しているところです。

この他にも、放送大学、春日高校、福岡女学院大学ともそれぞれ協定を締結しています。

市を通して大学につなげることができるので、まずは経営企画課で相談をお受けしたいと思います。

その後の対応

九州大学筑紫キャンパスに確認したところ、留学生との交流については、日程や内容などの計画案ができた段階で相談対応いただける旨、確認しています。

また、相談については、市役所を通さず自治会から直接、大学に連絡されても差し支えないとのことでした。

意見7

災害が起きると、まず地区公民館が避難所になる。

災害時に限らず、日常においても、地域外の人が春日原南地区公民館の場所を分かるよう、対策ができないか。

回答7

(地域づくり課 協働推進担当、安全安心課 防犯防災担当)

対応の内容

長くお住まいの人は公民館の場所は分かると思いますが、ご意見のとおり、さまざまな場面で転入したばかりの人や地域外の人の利用も考えられ、周知が必要だと考えています。

なお、災害の発生が見込まれる時は、市LINE公式アカウントの避難所検索機能により、開設している最寄りの避難所までのルートを案内しています。

その後の対応

転入者向けに、転入手続き時にお渡しする「自治会加入案内チラシ」に市内の自治会(公民館)の概略位置図と、連絡先を掲載しています。

また、詳細な位置について、市ウェブサイトで確認していただくことができるよう、同チラシに二次元バーコードを掲載するなどの案内を行っています。

さらに、転入世帯に配布している防災ガイドマップにも、一時避難所として公民館の場所を掲載するなど、周知に努めているところです。

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