20_塚原台地区 出前トーク要約記録(令和5年度)
ページ番号1013455 更新日 令和5年11月6日
※ 報告書原文をそのまま掲載しています。
意見1
子どもが春日南小学校の放課後児童クラブ(学童保育)を利用している。
以前、市に放課後児童クラブの運営状況を示す決算書の公開を求めた際、“黒塗り”が多かったが減るようになった。
今後は適正なチェックが必要である。
ただし、未だ保護者が安心して預けられるような環境が整っている状況にあるとは言い難いと思う。
春日市における、今後の放課後児童クラブの状況と、今後の改善についてどのように考えているか教えてほしい。
回答1
対応の内容
(地域教育課 地域教育担当)
令和5年4月、市職員が春日南小学校の放課後児童クラブを視察し、子どもたちが充実した有意義な活動をしていることを確認しています。
また、迎えに来られた数名の保護者にお尋ねしたところ、満足度が高い状況であることが分かりました。
このような状況と今回いただいたご意見では、その内容が乖離していることから、個別に具体的な話をさせていただきたいと思います。
その後の対応
(地域教育課 地域教育担当)
令和5年10月12日に発言者と面会し、個別具体的な案件について、意見を伺いました。いただいた意見に対しては、事実確認及び指定管理者への見解照会などを行った上で、10月25日に発言者に回答しています。
なお、放課後児童クラブに満足していない保護者の方がいらっしゃることを否定するものではありませんが、以下の客観的事実に鑑み、保護者が安心して預けられる環境は一定整っているものと認識しています。
- 令和4年度利用者アンケートにおける保護者の満足度に関する回答結果(「満足」及び「概ね満足」との回答が79%、「どちらともいえない」を含めると97%)
- 5つの放課後児童クラブに対する現地視察において子ども、支援員、保護者の様子から確認した保育状況(特に、春日南小学校は2回実施し、充実した活動をしていることを確認)
- 放課後児童クラブ事務局及び指定管理者本社への立入検査の結果(大きな指摘事項なし)
- 欠員を生じさせない安定的な支援員の配置
もちろん、放課後児童クラブが人が行う事業である以上、個々の案件について不手際やミスなどが生じるのは避けられないことですので、そのような場合には、指定管理者に問題点を厳格に指摘し、しっかりと改善を求めていかなければならないと考えています。
しかしながら、その点だけを切り取って指定管理者を評価してしまうと本質を見誤ってしまいかねません。そうならないよう、指定管理者の評価を総合的かつ客観的に行い、優れている点は優れていると正当に認めながら、子どもや保護者の満足度をより一層高めるための改善を求めていくことが大切です。また、そのことが、指定管理者の積極的な改善を促すことにもつながるものと考えています。
意見2
特別支援学級を利用している児童数に対し、支援員が少ないと感じている。
学校現場からも支援員が不足しているという声を聞く。
令和5年になり人員が増えたと聞いたが、利用児童数も増えているため、実態としては変化がない。
支援員の人数について、どのように考えているか。
回答2
対応の内容
(学校教育課 学校教育担当、子育て支援課 発達支援担当)
全国的に、特別支援学級を利用している児童数は増加しています。
特別支援学級の運営は、各学級の担当の先生が担っていますが、春日市では、その先生たちのスキルアップを図るため、令和5年度新たに指導主幹を配置し、特別支援教育に係る教員の指導力向上(巡回指導含む)を図っています。
福岡県全体で見ると、教員採用に欠員が出ていることや、経験が浅い教員が増えていることから、スキルアップが不可欠と考えています。このことから、特別支援教育に長けている職員の育成を第一に行っているところです。
その後の対応
(学校教育課 学校教育担当、子育て支援課 発達支援担当)
特別支援教育支援員の配置について、令和5年度は令和4年度と比較し、全校合わせて12人増員し、計65人を配置しています(令和5年10月20日現在)。
また、学校ごとの人数は、毎年学校訪問を行い、総合的に判断して決定しております。
今後も、各学校の状況等に応じた、適切な配置に努めてまいります。
意見3
塚原台3丁目に新たにマンションが出来たが、自治会に加入されるのか、心配している。
(自治会長・補足)
現在、全58戸のうち31戸から加入の意向をいただいている。以前は地域づくり課から転入者情報を入手できていたが、個人情報保護の関係でそれができなくなった。
マンションは役員が各戸の前まで行くことができず、セキュリティの関係で物理的に接触することが難しい。こうした状況から、転入者情報が無い中で自治会加入を進めていくことに苦慮している。
回答3
(地域づくり課 協働推進担当)
対応の内容
(当日の回答なし。)
その後の対応
日頃より、自治会への加入促進にご尽力いただき、誠にありがとうございます。
マンション等の集合住宅では戸別の加入促進は苦慮されていることと存じます。
マンション等居住者への自治会の情報提供や加入の呼び掛けについては、マンションの管理組合等を通じて行うことも可能かと思います。その際は、ご要望に応じて、地域づくり課の職員も同行しますので、ご検討ください。
また、市では、転入時に自治会加入を呼び掛けるチラシ等を作成し、お渡ししています。自治会でもご活用いただければと思います。
意見4
令和4年度の出前トークで、塚原台交差点から北東側に続く道路にガードレールの設置を要望したところ、県に働きかけて対応いただいた。
子どもの見守りを安心して行うことができるようになった。お礼を申し上げたい。
回答4
(道路管理課 道路管理担当)
対応の内容
(お礼のため回答なし。)
意見5
現在、グラウンド・ゴルフの大会等で総合スポーツセンターに行く際、多くの人は自家用車で集まっている。
しかしながら、高齢化に伴い免許返納を検討している人も増えており、もし返納した場合はコミュニティバスで移動せざるを得ないと考えている。
例えば、朝9時頃から大会が始まると想定されるので、当地区を午前8時30分に出発できるような運行ダイヤを設けていただきたい。また、イベント時等に臨時バスを出すなど、さらに利便性を高めるような運用方法を検討してほしい。
なお、現在はコミュニティバスの始発の到着時間を考慮し、大会の開催時間を遅らせるなど、対策を講じている。
回答5
(都市計画課 計画担当)
対応の内容
日頃より大会の開催時間についてご配慮いただきありがとうございます。
市のコミュニティバスは、通勤時間の渋滞や時間による一方通行の規制などを考慮し、始発の発車時間を午前8時30分としています。
また、コミュニティバスは365日運行しており、台数にも限りがあるため、臨時バスの運行は困難です。
市としては、バスの時間を変更することは難しいため、イベント等の開催時間を調整するなど対応いただければと考えています。
意見6
先日オープンした「新幹線の見える丘」は、JR西日本による宣伝が行われれば、インバウンドや地域経済の活性化を期待できるものになると思う。
この機会に、市内の小・中学校で金融教育等を行い、将来的に市民が自分たちの力で市内経済を活性化していくように働きかけてはどうか。
回答6
(秘書広報課 広報広聴担当)
対応の内容
春日市では、自治会を中心として子どもたちの社会性を培っていくような環境づくりが進んでいます。地域との関わりが非常に増えた結果として、子どもたちの市民性が高まっていることを実感しています。
小・中学生に金融や経済の教育をすることも大切なことですが、市では特に、感謝の気持ちや思いやりの気持ちなど、子どもたちの市民性の向上を重視しているところです。
意見7
市内では樹木の伐採が進み、緑が減っているように感じる。
この時期、ケヤキは紅葉によって景観にもいいと感じているが、県道においては、那珂県土整備事務所に「ケヤキの木が落葉する前に枝葉の剪定をしてほしい」という要望が入っているとも聞く。
塚原台第一公園でも、花芽を切ってしまうほど、ツツジをかなり深く剪定していたことがあった。
回答7
(都市計画課 公園担当)
対応の内容
市では、台風シーズンの前などに、樹木の健全度調査を実施しています。調査の結果、樹木内に空洞があるなど、問題があった場合には伐採をしているところです。
市では、安全性の確保と併せて、道路等の景観を維持することも重要なことだと考えており、民間のノウハウも取り入れながら検討しているところです。
また、県道については、いただいたご意見を県にも伝えます。
なお、低木であるツツジは年に2回剪定しています。
その後の対応
道路沿いや公園内の樹木については、景観と安全性を両立できるよう維持管理を行う必要があります。
道路沿いの街路樹については、沿道住民等の要望を考慮し、管理者の判断のもと、剪定等を実施しています。
なお、公園内のツツジ(低木)については、花を楽しむことができるよう、花芽の形成以後は深く切り込むような剪定をできるだけ行わないように業者に対して指導しています。
現在、市内の公園については、見通しの確保を目的に、年に2回剪定を行っています。花芽を残すためには剪定回数を年に1回とすることなどが考えられますが、公園内の安全性を維持していく必要があるため、引き続き年に2回、剪定を行っていきたいと考えています。
なお、令和5年10月20日に那珂県土整備事務所道路課にいただいたご意見を伝えています。
意見8
公園愛護会で、地域の公園の清掃や草刈り等の作業をしている。
愛護会のメンバーは70~80歳代の15人で構成されており、年齢的にも法面部分の作業などが困難であることから、法面部分の低木については、年に2回、市が派遣した業者に剪定してもらうこととなっている。
業者による剪定が行われるのであれば、法面だけでなく、併せて法面の内側(公園の平地部分)についても、低木の剪定もお願いしたい。
回答8
(都市計画課 公園担当)
対応の内容
市が委託している造園業者に、法面部分の剪定と併せて、その他の植栽等についても剪定を行うよう伝えます。
その後の対応
日頃から公園の維持管理にご尽力いただき、感謝いたします。
市内にある数多くある公園等は、愛護会の皆さまの活動によって、気持ち良く利用できる状態を保つことができています。
愛護会活動では主に公園等の除草や低木の剪定を行っていただいていますが、公園内の地形的な特性等により、業者による作業が必要な箇所は、協議を行い管理区分を決めています。
管理区分は愛護会活動に対する謝金に影響するため、現地確認及び協議を実施させていただく必要があります。
意見9
(意見8関連)
令和5年6月に、市が委託している業者が剪定されていたが、かなり荒削りな作業になっていた。
結果として、法面部分の低木の枝が、フェンス越しに園内に入っており、困っている。
(自治会長)
剪定のための高所作業は、愛護会の人員では危険である。業者に行ってもらう必要があると思う。
回答9
(都市計画課 公園担当)
対応の内容
(回答8参照)
その後の対応
(回答8参照)
業者の管理区分における作業が愛護会活動に影響することがないよう、指導を徹底していきます。
意見10
都市計画道路長浜太宰府線の整備が成就することを祈っている。
工事の計画や進捗を教えてほしい。
回答10
(道路管理課 道路建設担当)
対応の内容
都市計画道路長浜太宰府線については、未整備となっている路線が約1.9kmあります。
現在、福岡市境から春日市側へ420mの区間で、福岡県が整備事業を行っています。
用地取得については市が委託を受けており、現在約50%の用地を買収しています。
また、残りの区間約1.5kmは事業化の目途が立っていませんが、地元説明会と共に、県に対して一刻も早く着手するよう要望しているところです。
その後の対応
令和5年10月6日、自治会に事業概要を示した図面を渡しました。
意見11
公民館の中で行政と建設的な意見交換ができ、良かったと感じている。
お礼を申し上げたい。
回答11
(秘書広報課 広報広聴担当)
対応の内容
(お礼のため回答なし。)
意見12
都市計画道路長浜太宰府線の整備が成就することを祈っている。
当地区では、地区公民館に隣接する公園がない。イベント等を実施する際には、公民館から200mほど離れた塚原台第1公園まで、リヤカー等人力で機材を運ぶ必要があり、苦慮している。
市では現在、審議会を設置し、令和6年度末までに市内の溜め池の構想を定めていくと聞いている。公園用地となることも期待される惣利池(重池の部分)の今後の方向性については、自治会として重要な事項だと考えている。
また、空調が稼働している春日南中学校で地域の防災訓練をしようにも、高齢者の移動が困難などの課題もある。
これらの課題をはじめとして、地域のさまざまな課題を、「塚原台を考える会」で検討している。課題事項については、令和5年度中に各部長に伝えたいと思っている。
回答12
(都市計画課 公園担当)
対応の内容
(当日の回答なし。)
その後の対応
春日市は、春日市溜池保全条例に基づき、都市部における貴重な水と緑の自然環境を保全してきました。
しかし、近年の豪雨災害の頻発や宅地開発によって市域全体が市街化している現状を受け、これまでの環境保全の観点に加え、防災面や親水空間の利活用を踏まえた「ため池に関する具体的な方向性」を示す必要があると考えています。
現在、学識経験者やため池関係者などとの会議を重ねながら「春日市ため池保全等基本計画」の策定に着手しています。
また、市内のため池の多くは民有地であり、計画策定にあたっては土地所有者の意向確認を同時並行で実施しています。
計画は令和5年度末に完了する予定であり、策定後はこの基本計画に基づき、ため池の望ましい姿の実現に向けて、土地所有者等と更なる協議を行う予定です。
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