08_岡本地区 出前トーク要約記録(令和5年度)

ページ番号1012754  更新日 令和5年8月25日

※ 報告書原文をそのまま掲載しています。

意見1

防犯機能付き電話機器「まっ太フォン」について、春日市は何台を確保しているのか。

また、そのうち貸出用は何台あり、現在何台分の余裕があるのか。

回答1

(安全安心課 防犯防災担当)

対応の内容

市では、「まっ太フォン」を20台確保しており、先着順で貸し出しています。

速やかに貸し出しができるかについては、その時点の状況によります。

意見2

(意見1関連)

1年程前、いたずら電話が多くて悩んでいた時に、「まっ太フォン」について市に問い合わせたところ、電話口で長時間待たされた上、窓口もたらい回しのような状態になった。

さらに、貸出に係る申請手続きが高齢者には難しかったり、貸出期間は3カ月しかなかったりと、貸出体制に不満を感じた。

加えて、設置は借りた人が自分で行う必要もあり、高齢者や機械に不慣れな人にはハードルがあると思った。

回答2

(安全安心課 防犯防災担当)

対応の内容

3カ月の貸出期間については、その期間中に機能や使用方法などを把握してもらえるよう設定しているものです。

この期間の後、機能に納得いただいているようであれば、購入をお勧めしています。

また、機能の使い方などが分からない場合もあるかと考え、市の職員が直接ご自宅まで伺い、設置も含め、使い方を案内しており、安心してお使いいただいています。

ニセ電話詐欺は増加傾向にあるため、今後も啓発に努めていきたいと思います。 

意見3

遺跡地について、市が公有地化して空き地になっている部分には雑草が繁茂し、市が草刈りをしている。

ついては、史跡地の草刈りに係っている費用について教えてほしい。

また、この草刈りに係る費用は市の費用か、国の費用か。

さらに、市費で行う場合に国から補助があるのか、単費となるのか。

回答3

(文化財課 整備活用担当)

対応の内容

雑草の草刈りは年5回行っています。繁茂するスピードに追いつかず、周辺の皆さんにはご迷惑をおかけしている場合もあり、申し訳ございません。

市内に点在する史跡地(11箇所)の草刈りや清掃に係る費用の合計は、大土居・天神山水城跡や日拝塚古墳なども含めて、年間で約1,000万円で、全て市費で支出しており、国からの補助はございません。

市としましても、現在のように須玖岡本遺跡の史跡地の一部でロープで囲っているだけの状況が見受けられるのは、景観上好ましくないと考えています。

地域の皆さんに憩いの場として活用していただき、国史跡須玖岡本遺跡の価値を伝えることができるような整備を研究していますので、今しばらくお待ちいただければと思います。

意見4

(意見3関連)

公有地化し空き地になっている土地が年々増加し続けている。

これによって目減りした市の固定資産税収入について、その分が市民の固定資産税(課税)に転嫁されているのではないか。

回答4

(税務課 資産税担当)

対応の内容

公有地化した土地が増えたことで減収となる固定資産税を市民の皆さまの固定資産税(課税)に転嫁することはございません。

引き続き、適正課税に努めてまいります。

意見5

(意見3、意見4関連)

史跡地の活用について市が自由にできないよう文化庁から制約しているにも関わらず、史跡地の樹木・雑草の管理料をはじめとする必要経費や損失について、全て市が負担させられている現状に納得がいかない。

例えば、有料駐車場として整備すれば、市にも一定のメリットが生まれるのではないだろうか。

回答5

(文化財課 整備活用担当、文化財課 調査保存担当)

対応の内容

現状としては、公有地化に当たり土地を買い上げる際には、国がその費用の大部分を負担しますが、その後に発生する雑草等の管理費用は全て市が負担している状況です。

市としましては、史跡が国民共有の財産である以上、史跡地は歴史公園などとして整備をしていかなければなりません。

地元の皆様に「須玖岡本遺跡の近くに住んで良かった」と感じていただけるような整備を目指したいと考えています。

意見6

朝、渋滞を回避するための抜け道として、岡本地区を多くの車が通行している。

通学路になっているにも関わらず、狭い道を速度を上げて走行しており、危険である。

対策をお願いしたい。

また、岡本地区内には、消えかかっている路側帯が多数ある。

回答6

(道路管理課 道路管理担当、道路管理課 道路建設担当)

対応の内容

歩行者の安全性を高めるため、グリーンベルトの設置や路面標示などを実施しています。時速30キロまでの速度制限については、春日警察署の担当者に相談したいと思います。

なお、一方通行などの規制には、周辺住民のほぼ100%の同意が必要となり、難しい状況です。また、この件については、県道31号線の渋滞が影響しているため、抜本的な解決には、都市計画道路長浜太宰府線の早期完成が重要と考えています。

現在、都市計画道路長浜太宰府線の整備に向けて県が用地買収を進めています。道路の完成までは時間が掛かる見込みですが、市としても早期の供用開始に向けて要望を続けてまいります。

消えかかっている路側帯については、現地を確認し対応したいと思います。

その後の対応

令和5年8月8日、自治会長に抜け道として利用されている道路や区画線等の道路補修が必要な場所を確認しました。

今後、現場調査し、計画的に道路補修を行います。

スピード抑制対策については、路面標示を検討します。

意見7

岡本地区内の道路舗装は、ほとんど傷んでいる。おそらく十数年間改修されていないと思う。

道路の補修をお願いしたい。

回答7

(道路管理課 道路管理担当)

対応の内容

現地を確認し、対応を検討します。

その後の対応

(意見6参照)

意見8

(意見7関連)

岡本地区内の道路にある側溝の蓋は、通行するとガタガタ音を立てている状況である。

こちらも長い間点検をされていないようなので、道路の補修と合わせて確認をお願いしたい。

回答8

(道路管理課 道路管理担当)

対応の内容

現地を確認し、対応を検討します。

その後の対応

(意見6参照)

意見9

(意見7、意見8関連)

道路舗装や側溝のがたつきについては、通行量の多い道だけでなく、地区内の隅々まで点検してほしい。

岡本地区内のあちこちで道路や側溝の劣化が起きている。

側溝の蓋が空いていて子どもが足を突っ込んでしまったとも聞いている。

回答

(道路管理課 道路管理担当)

対応の内容

車の交通量が多い場所に限らず、現地を確認して対応したいと思います。

その後の対応

(意見6参照)

意見10

中央エリアの整備時期や周辺の構想などについて教えてほしい。

回答10

(経営企画課 企画担当)

対応の内容

新50年プランにおける中央エリアでは、複合施設の施設整備における基本構想を作成しているところです。

現在の予定では、令和8年から9年にかけて整備を完了できるよう準備を進めているところです。

また、周辺の環境整備について、コミュニティバスのバスセンター裏手の森については、自然環境を生かしながら、開発を進めていくよう考えていますが、貴重な遺跡等が埋まっている可能性もありますので、慎重に整備を進めていく必要があると考えています。

意見11

近年、春日市は余りにも緑(自然)を減らし過ぎだと感じている。

市中央部の複合施設整備に伴い、大谷エリアの自然が失われるようであるが、できれば、手つかずの自然を後世の未来の子どもたちのために残すべきだと思う。

雑草も含めて自然は、空気を大気を浄化してくれるだけでなく、地球温暖化を食い止める冷却装置でもある。

このような自然を残すことは、春日市においても大事なことではないか。

市は、複合施設整備に当たり、「緑を生かす」と言っているが、具体的にどのような構想を考えているのか教えてほしい。

回答11

(経営企画課 企画担当、都市計画課 公園担当)

対応の内容

市中央部の新たな複合施設は、現在森がある部分ではなく、バスセンターとその裏の部分に整備する予定です。

森の部分については、市中央部に「ゆっくり安らげる場所がない」という声も多数あることから、自然を生かしながら、人が立ち入り、木陰で休憩できるようなものにしていきたいと考えています。

都市の中に手つかずの自然が残っていることは、自然景観としての価値があるものの、枯れ葉の飛散、老木化による倒木の危険性、死角ができて犯罪の発生につながる恐れがあるなどのリスクもあります。

このため、今の市民や次の世代、未来の春日市にとって何が必要なのか、緑や自然をどのように残していくべきか、ということについて、総合的な視点で検討してまいります。

その後の対応

手つかずの自然は貴重な存在である一方、現在の大谷ふれあい公園の森林部分は鬱蒼としており、高低差も激しいことから立入禁止となっており、市民が親しめる緑とはなっていません。また、見通しが悪く、防犯面の課題などもあります。

令和5年1月に実施した市中央部エリアに関する市民アンケートでは、「自然に親しみ、くつろげる空間」を求める声が多くなっており、これらのことを踏まえ、今回の整備計画の中で、森林部分については、木陰でくつろげる緑地とするなど、あり方を変えることを検討しています。

この市中央部エリアについては、自然環境の保全はもとより、地域共生社会の実現(地域福祉の充実)、公共施設の維持費用の抑制など、様々な観点から、次の50年を見据え、多くの方の声を聴きながら、 総合的に検討していきます。

なお、地球温暖化に影響があるCO₂については、施設の複合化により排出量が減ることから、森林部分のCO₂吸収量が減っても、市全体のCO₂排出量は減らせると見込んでいます。

また、市中央部においては、国の交付金を活用して、大谷小学校西側の大谷緑地を将来にわたって保全したり、公共施設敷地の緑化や大南公園の再整備も進める計画となっています。

春日市は、福岡県内において市街地における公園や緑地の面積割合(緑被率)が30.5%と、最も高くなっており、緑を大切にしています。

今回の市中央部エリアの整備をきっかけに、さらに満足度の高い緑のまちづくりを進めていきたいと考えております。

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