01_平田台地区 出前トーク要約記録(令和5年度)
ページ番号1012600 更新日 令和5年7月21日
※ 報告書原文をそのまま掲載しています。
意見1
平田台第1児童遊園内に、山桃の木と思われる樹木が2本並んでいる。どちらも幹回りが1メートルほどあり、かなり大きいものとなっている。
この樹木について、どのような目的で植樹されたのか分からない。また、剪定も行われておらず、茂っている。
台風等による倒木の被害も想定されるので、根元から切った方がよいのではないか。
また、公園西側には同様に植栽が生い茂っている。これらの植栽と併せて伐採することで、見通しを良くすることができる。防犯上も良いと思うが、いかがか。
回答1
(都市計画課 公園担当)
対応の内容
現地を確認し、枝落とし等の剪定とするか、樹木そのものを伐採する必要があるのか判断し、自治会長に報告します。
また、茂っている植栽については市で適切に管理するべきものであるため、こちらも併せて対応していきたいと思います。
その後の対応状況
令和5年7月4日に現地確認を行い、対象となる樹木を確認してきました。
ご指摘のとおり、同児童遊園内の樹木(ヤマモモ及び生垣)が茂っていましたが、樹木の状態は健全であったため、倒木等の危険性は低いと判断されます。
そのため、ご指摘のあった樹木については、維持管理の一環として、太い枝を短く切りつめ樹高を低くする強剪定を実施する予定です。
意見2
近所の家に植えている樹木が生い茂り、2階の屋根まで達しているものがある。剪定も行われておらず、家が見えない状態になっている。また、樹木の所有者が高齢で、自治会も退会しているため、居住状況の確認もできないと聞いている。
このことについて、次の点を心配している。
- 当該樹木は、隣接している道路の真ん中まで垂れ下がっている。台風等によって倒木等の危険性がある。
- 当該樹木の中には、電線や電話線が入り込んでいる。倒木した場合には、平田台地区の多くの家庭で停電や電話が繋がらない状態になると思う。
- 当該家屋の居住者について、日頃から誰も安否確認ができていない状況であれば、平常時・有事問わず、居住者の生存等を把握できない。
回答2
(道路管理課 道路管理担当)
対応の内容
ご指摘の家屋及び樹木等については、市にも「道路標識が隠れている」などの問い合わせをいただいているところです。
これまで所有者の方に数回お会いできており、樹木の剪定をしていただいたこともあります。
しかしながら最近は連絡がつかなくなり、樹木が茂っている状態であったため、職員がご自宅に伺ったところです。お会いすることはできませんでしたが、現在もお住まいであることは確認できております。
また、警察にも巡回時に適宜訪問いただくよう相談しているところです。
なお、道路に覆い被さっている樹木について、市が勝手に剪定することは難しく、引き続き、お手紙等を通してお願いしていきます。
その後の対応状況
樹木の剪定については、自治会及び民生委員と協力しながら、所有者にお願いしてまいります。
また、令和5年7月4日、電線を管理している九州電力株式会社に、電線の現状を報告しています。
意見3
(意見2関連)
民生委員をしており、ご指摘の家屋の居住者については、公共施設等に外出しているところを確認している。
また、家や樹木などの環境整備については、地域包括支援センターとも連携しながら検討しているところである。
周辺にお住まいの方には、ご心配をお掛けしているが、ご理解をお願いしたい。
回答3
(道路管理課 道路管理担当)
回答なし
意見4
公民館が手狭になっており、増築するのか新築するのかという検討を市がしているところだと聞いている。
増築の場合には、隣接している公園側に公民館を拡げることになると思うが、公園用地が狭まり、駐車場としてグラウンド部分を使用することも考慮すると、公園の環境がさらに悪化してしまうのではないかと心配している。
最近、かなりきつい言葉で「近所のお子様たちが遊びができない、危ない」という意見を自治会にいただいている。
このことから、個人的には増築ではなく新築にしてほしいと思っている。
また、現状調査の時期や工事の開始時期など、詳しいことも伺いたい。
回答4
(地域づくり課 協働推進担当、経営企画課 企画担当)
隣の公園との間に段差があるため、公民館の増築が技術的に可能なのか調査する予定です。増築が困難な場合には、移転をする方向性になると思います。
なお、この調査には経費が必要になるため、議会で補正予算を計上する予定ですが、現時点では調査の時期等にお答えすることができません。
今後、自治会の方にも、移転や増築となる場合の案を市から提示させていただき、ご意見をいただければと考えています。
また、公共施設マネジメント計画に基づき、公民館の長寿命化を目指した予防修繕や大規模修繕を進めています。平田台地区においては令和9年度頃を目途としていますが、現時点では明確な時期についてお答えできません。
駐車場に関しては、平田台地区に限らず、他地区でも不足している公民館が多数あります。市域が狭い春日市において、駐車場を新たに確保することは困難だと考えていますが、その対応については引き続き検討してまいります。
意見5
もし、新築(移転)する場合、現在の公民館はどうする予定なのか。
この土地を民間に売却したりするのか、このまま地域の財産として使えるものとするのか、案があれば教えてほしい。
回答5
(地域づくり課 協働推進担当、経営企画課 企画担当)
移転となった場合には、建物や土地をどうのようにするのか考えていく必要があると思っていますが、現段階では移転後の活用案等はありません。
意見6
平田台地区では、ほとんどの家庭が車を所有し、通勤や買い物などの生活の足としている。私も車を所有していたが、高齢になり5年前に運転免許を返納した。
しかしながら、私が住む4丁目には西鉄バスが通っておらず、また一番近いバス停まで歩くことも困難で困っている。西鉄バスが4丁目まで通ってくることは今後もないのか、確認したい。
また、大野城市や太宰府市などの近隣自治体が運営しているコミュニティバスは、乗り換え券をバス車内で発行しているが、春日市においてはバスセンターまで行く必要があり、なぜこのような運用としているのかお聞きしたい。
さらに、コミュニティバスで近くの大土居地区に行こうとしても、大谷のバスセンターで乗り換える必要がある。バスは2時間に1本しか運行しておらず、利便性が悪い。
回答6
(都市計画課 計画担当)
当日の対応
現在のところ、西鉄バスの路線が平田台4丁目まで繋がるとの話はありません。
また、コミュニティバスやよいの運行ルートについては、他の利用者への影響等も考えられることから、自治会でご意見を取りまとめていただき、都市計画課にご相談いただきますようお願いします。
コミュニティバスの乗り継ぎについては、乗車した路線と違う路線に乗り継ぐ際には、バスセンターに到着直後、バスセンターにて乗り継ぐ場合に限り、乗り継ぎを無料としています。
これは、各路線ともに市のバスセンターを始点・終点としており、同時刻に出発し、ほぼ同時刻にバスセンターに到着するようにダイヤを設定することにより、バスセンターにてスムーズに乗り継ぎができるようにしているためです。
その後の対応状況
春日市のコミュニティバスは、全路線バスセンターを始点・終点として、市内を偏りなく巡ることをコンセプトの1つとして事業を運用しており、その性質上、目的地に到着するまでに時間を要する場合があります。
意見7
(意見6関連)
コミュニティバスについて、特に若い人にとっては駅への接続が重要だと思う。
また、若い人以外でも、例えば市役所にさっと行こうと思っても、一度大谷のバスセンターまで行って乗り換えて移動する必要があり、とても時間がかかると知った。市民の住みよさや地域活性化を考える上で、交通インフラはとても大事なことだと思うので、どうか改善をお願いしたい。
回答7
(都市計画課 計画担当)
福岡都市圏内の各自治体のバス路線と比べても、春日市の路線図は突出して市域を網羅している状況です。現在、「春日市立地適正化計画」を策定しており、この中で西鉄バス路線との連携ができないか等、市内の交通ネットワークの改善を検討しています。
また、70歳以上の方のコミュニティバス無料化についても、できるだけ早く実施できるよう進めていますので、今しばらくお待ちください。
意見8
(意見6関連)
市中央部エリアの整備に関する説明会等で、特にふれあい文化センターの利用者から、コミュニティバスに関する意見を多く聞いている。
その中で最も多い意見は、コミュニティバスの使い勝手が悪いというものである。
特に、平田台地区からコミュニティバスでふれあい文化センターに行っても、帰るためのダイヤがない場合があることなどが指摘されている。
市中央部に社協が入るなど、さまざまな機能が集約され、新しくなることはとても良いことだと思うが、それには移動手段も一緒に考えていくことが必要だと思う。
先日行われた、ふれあい文化センターへの移動手段についてのアンケートにおいて、ほとんどが自家用車の利用という結果だったことからも、コミュニティバスの今の在り方はもったいないと思う。
回答8
(都市計画課 計画担当)
対応の内容
周辺の自治体では、西鉄バスが通ってないところがあるため、通勤・通学用にコミュニティバスを運行しているところもあります。
春日市においては、市内の公共施設や大型の病院へのアクセスを目的としていることから、循環型の運行をしています。
全体で年間9,000万円ほどの支出となっておりますが、交通弱者の方々のためにこれまで運行を継続してきました。
市民の皆さまが不便に感じてあることは市でも把握しておりますので、持ち帰って検討していきたいと思います。
70歳以上の方の無料化をはじめとして、バスを利用していただくような手段を講じていきたいと思っています。
その後の対応状況
運営費やバス乗務員の労働環境の観点から、現状ではダイヤを増便することは難しいですが、今後、70歳以上の方の無料化と併せて、コミュニティバスの利便性向上のためにバス路線の増設について検討を行っていきます。
意見9
平田台交差点で、春日3丁目側からリサイクルプラザ入口交差点に向かう右折車が滞留し、渋滞することが多い。
特に雨の日はよく渋滞している。
交差点の手前に右折レーンを設置することができれば、多少は渋滞を緩和することができるのではないかと思う。
検討をお願いしたい。
回答9
(道路管理課 道路建設担当)
対応の内容
当道路については、車道部分は片側1車線となっており、道路そのものは狭くありません。
右折車両の滞留に対する対策として、ご提案のように右折レーンを設けて直進車の通行をしやすくする方法がありますが、その場合、歩道を左右1メートルずつ狭める必要があります。しかしながら、この歩道は両側が通学路となっており、子どもの交通安全を考慮すると歩道を狭めることは難しいと考えています。
また、別の対策として交差点の信号を時差式信号に変更することも検討しましたが、春日警察署からは「時差式信号は三差路の交差点が原則で、四差路の交差点には設置できない」と言われています。
これら2つの手法以外には現状効果的な対策は考えられず、引き続き研究していきたいと思います。
その後の対応状況
まずは当該交差点の右折車両による渋滞状況を把握するため、特に混雑が予想される朝夕について、渋滞状況の確認と交通量調査の実施を検討する予定です。
状況によって対応可能な手法があるか研究します。
意見10
平田台地区は、史跡や商店街などの人が集まるようなものはないが、閑静な住宅地として人口は増え続けており、今後も発展していくと思う。
平田台地区には、春日運動広場の今後についてや、地域住民が集まりやすい公民館をどう実現するかといった課題があり、現在は住民の意見もまとまっていない状態である。
また、意見交換で出たようにコミュニティバスなど交通アクセスの課題もある。
さらに、小中学校の多目的ホールに空調を整備し、地域行事に活用していく話があったが、この地区から小学校には県道31号線を越えていく必要があり、現実的ではないと思っている。
このような課題がある平田台地区で、いかに住みやすい地域を実現していくのか、私自身も勉強していきたい。
回答10
(秘書広報課 広報広聴担当)
平田台地区は、高級住宅地としてテレビで紹介されていたこともあるほど、良好な環境にあるものと思っていますが、年月とともに環境の変化があることも考えていく必要があると思っています。
市としても、時代に応じた取り組みをこれからもしっかり行っていきたいと思います。
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