14_須玖南地区 出前トーク要約記録(令和5年度)

ページ番号1013029  更新日 令和5年10月12日

※ 報告書原文をそのまま掲載しています。

意見1

奴国の丘歴史資料館は、長崎県壱岐市の壱岐市立一支国博物館と比較して、展示している資料等が少なく、寂しい印象である。

ぜひ視察も検討いただきながら、資料館の充実をお願いしたい。

回答1

対応の内容

(文化財課 整備活用担当、調査保存担当)

ご意見も参考にしながら、展示物の充実については引き続き検討します。

なお、現在予定している事業として、令和5年度には、王墓から出土した多くの銅鏡や勾玉(まがたま)、銅矛の再現品を作成し、副葬品の多さを表現して、王墓の価値づけを高めるような展示をしていきたいと考えています。

その後の対応

(文化財課 整備活用担当、調査保存担当)

当日回答を行った令和5年度に作成予定の王墓の副葬品の再現品については、令和5年9月5日の新聞朝刊に大きく掲載されました。

意見2

「こども基本法」が令和5年4月1日から施行されたが、春日市には「こども基本条例」のようなものがない。このことについてどのように考えているか。

回答2

対応の内容

(人権男女共同参画課 人権男女共同参画担当)

春日市では、条例の制定よりも施策の充実を重視しています。

条例の制定については、ご意見も踏まえて検討していきたいと思います。

その後の対応

(人権男女共同参画課 人権男女共同参画担当)

春日市においては、子どもの人権に関して規定した「子ども基本条例」は制定していませんが、子どもの人権や権利を保障することは、行政運営の最も基本的な原則であり、この原則に沿って、様々な施策を行っています。

また、行政や学校だけでなく、地域や団体の皆様も連携、協働し、例えば、子ども食堂・フリースクール・子どもの居場所づくり、地域での子どもへの声掛けや見守り等、意識せずとも「子どもの人権の尊重」を根底にして、多くの皆様が子どもに関わってくださっています。

条例は、制定することそのものが目的になり、形式的に作っただけのものになることもあります。国の施策や方向性、子どもが置かれている状況、地域や団体等の皆様が子どもにどのように関わってくださっているのか等を十分に把握したうえで、条例制定の必要性も含めて考えていきたいと思います。

意見3

子どもに対するボランティア等の活動に対して、助成や支援など、支える仕組みづくりを検討してほしい。

回答3

(子育て支援課 子育て支援担当、福祉支援課 地域福祉担当、地域づくり課 協働推進担当)

対応の内容

社会福祉協議会内のボランティアセンターでは、ボランティア活動のマッチングやボランティア講座等を開催しています。具体的には、点字ボランティア、中学生の勉強の手伝い等様々な活動への支援を実施しています。

また、市民が公益活動を行う場として「まちづくり支援センター・ぶどうの庭」があります。ぜひこれらの施設をご利用をいただければと思います。
ヤングケアラー、引きこもり、子どもの居場所づくりなどの諸問題に対し、行政だけでは対応できないものを、ボランティアの皆さんに支えていただいています。市もボランティア団体との連携をさらに深めていきたいと思っています。

意見4

なぎの木通りについて、春日中前交差点より南側については、歩道が狭く歩きづらい場所がある。

歩道の幅を拡げるのは難しいかもしれないが、昇町1丁目にあるコンビニ店舗前に設置されているポールを撤去すれば、歩きやすくなり、シニアカーや車イスの人も安心して通行出来るようになると思う。

回答4

(道路管理課 道路管理担当)

対応の内容

ご指摘のポールについては、車両の進入を防ぐ目的で設置しているものと思います。現地を調査し、対応を検討します。

その後の対応

車両の進入を防止する目的で、コンビニ店舗前の市道にポールを設置しているところですが、ポール部分の通行幅が狭く通りにくいため、ポールの移設を行う予定です。

意見5

須玖南5丁目のやよいバス停付近から須玖南4丁目の中心部まで通っている道路は、抜け道として通行する車両が多い。

通学路にもなっているが車のスピードが速く、危険な道路となっている。

この道路について、以前は信号が設置されていたと思うが、それが撤去された理由を教えてほしい。

また、時速30kmの速度制限を設け、その標識を立てて欲しい。

回答5

(道路管理課 道路管理担当、安全安心課 防犯防災担当)

対応の内容

以前設置されていた一灯式の信号についいては、他県のドライバーにとって分かりづらいという課題があったため、福岡県警が減らしているところです。

減らした箇所には、一時停止の停止線を強調して引いたり、交差点内を赤く着色したりと、新たな対策がされています。

速度制限については、自治会から要望書をいただき、春日警察署に進達しています。要望の結果については分かり次第報告します。

また、警察の巡回や立哨などの対策ができないか、併せて協議したいと思います。

その後の対応

当該道路の時速30kmの速度制限は、令和5年度中に実施される予定です。

また、警察による巡廻や立哨を春日警察署に依頼しました。

意見6

川久保川の水が大変汚く、臭いもしている。掃除をしてほしい。

回答6

(下水道課 施設担当)

対応の内容

定期的に清掃をしていますが、降雨や土砂の状況によって、汚れてしまうことがあります。

現地を確認し、対応を検討したいと思います。

その後の対応

令和5年8月24日に現地を確認しましたが、特に臭いはしていませんでした。

令和6年度に清掃を予定しています。

意見7

なぎの木通りは車両の交通量が多いため、横断歩道がないと道路を横断するのが危ない。

須玖南4丁目の「クリニックホームドクターズ(旧:みやい内科クリニック)」の前に横断歩道を設置してほしい。

回答7

(道路管理課 道路管理担当)

対応の内容

ご要望の件については、令和3年4月に警察と協議したところ、すぐ近くに別の横断歩道が設置されているため、難しいとの回答でした。

再度、春日警察署に相談したいと思います。

その後の対応

当該箇所への横断歩道設置について、春日警察署に確認しましたが、クリニックホームドクターズの駐車場に面しており、危険なため設置できないとのことです。

意見8

春日市内の中学校では、昼食は弁当持参か仕出し弁当かを選択する方式となっており、給食がない。

弁当は、共働き世代が増えた現代では保護者の負担が大きく、季節によっては傷みやすいと思う。

どうにか給食を導入できないだろうか。

回答8

(教育総務課 教育総務担当 )

対応の内容

市内中学校で提供している給食は、仕出し弁当ではなく、学校給食法に基づく「給食」です。

春日市の学校給食の基本的な考え方は、児童生徒の発達段階を踏まえて、自己選択・自己決定する機会を設けることにより、「生きる力」としての自立心の育成や食に対する自己管理能力(栄養バランスの良いものや自分の健康状態に合わせた量などを選択する能力)の育成を目指すものです。

このことから、小学校段階では一律に「全員給食」、中学校段階では「選択制」、高等学校段階以降は「完全自主選択制」といった段階を踏まえて給食の方式を採用しています。

なお、選択制の弁当給食も小学校と同様に管理栄養士が栄養価を踏まえ献立を作成しています。

一方で、現在の中学校給食は、平成11年度から4年間かけて協議検討してきた経緯がありますが、その後約20年経過しており、保護者の就労状況等も変容しています。加えて、国が策定している「こども未来戦略方針」の中でも、学校給食費の無償化の実現に関する記述があり、市としても今後の給食の在り方について注視しているところです。

仮に春日市が無償化した場合、市の負担は約6億4千万円を見込んでいるところです。

その後の対応

中学校給食については、新1年生の保護者を対象に入学説明会で毎年説明を行っています。また、小学校6年生の保護者を対象に中学校給食試食会を開催しています。

なお、コロナ禍においては調理の工程など中学校給食を紹介する動画を作成し、中学校給食への理解を深めていただきました。

意見9

(意見8関連)

弁当給食を頼んでいない生徒の中には、「美味しくないから」という意見もあるようだ。また、弁当の量が足りず、自分で別に持ってきている子もいると聞く。

今一度、選択制の弁当給食についてアンケートを実施してはどうか。

回答9

(教育総務課 教育総務担当 )

対応の内容

現在の弁当給食を提供に至る検討議論の中では、中学校敷地内に、給食室を作るスペースがないことや、当時子どもと保護者にそれぞれアンケートを実施したところ、親の弁当を望む子どもの意見と、給食を望む保護者の意見で大きく乖離があったことから、「選択制の弁当給食」を導入した経緯があります。

ただし、弁当給食の導入から約20年が経過していること等から、保護者へのアンケートの実施を検討しています。

なお、弁当給食は、管理栄養士が栄養価を踏まえながら、美味しく楽しんでもらうえるよう日々努力しております。

意見10

先日、春日中学校の体育館に行った際、たばこ臭かった。

付近にいた中学生に聞いたところ、先生が部室で吸っているとのことだった。

回答10

(教育総務課 教育総務担当 )

対応の内容

学校敷地内は全面禁煙となっており、教職員も例外ではありません。

また、校外に外出しての喫煙も、近隣住民への影響が生じることから認めていません。

いただいたご意見を踏まえ、校長会で厳重に注意したいと思います。

その後の対応

令和5年8月25日付けで、各学校長に対して「学校における受動喫煙防止対策について」を発出し、同通知の徹底を図っています。

意見11

市内に多くの放課後等デイサービスを見かける。公的には放課後児童クラブがあるのに、民間で運営されている放課後デイサービスはどのような位置付けとなっているのか、知りたい。

また、民間のクラブのスタッフが、子どもたちを移動させる際、手をつなぐのではなく手首を持っている姿を見るが、なぜそのような接し方をしているのかと不思議だった。

親に代わって子どもを見る責任がある児童クラブが、簡単に設置されていいのか、と疑問に思っている。

回答11

(福祉支援課 障がい福祉担当)

対応の内容

放課後児童クラブと放課後等デイサービスは、どちらも子供たちが学校の放課後に利用することができる施設ですが、その目的や運営方法に違いがあります。

放課後児童クラブ(通称:学童保育)は、主に共働き世帯などで、放課後の子どもの居場所、生活の場として市が設置し、指定管理者が運営しています。

一方、放課後等デイサービスは、障がいのある子どもや、発達に特性のある子どもたちを対象にした通所支援サービスで、療育の訓練等をする場所となっています。

設置には基準があり、県の指定を受けて設置されています。

どちらも、利用申請は市に行い、市で利用決定して利用するようになっています。

その後の対応

放課後等デイサービスは、児童福祉法第6条の2の2第4項の規定に基づいて設置されています。

障がいのある子どもや、発達に特性のあることにより療育の必要性がある子どもたちを対象としており、学校の授業の終了後又は休業日に、生活能力の向上のために必要な訓練などを受けています。

意見12

宝町の交差点など、市内のいくつかの箇所で、花壇がきれいに手入れされていて、ありがたいと思っている。

市の委託業者の方にも感謝の気持ちを伝えてほしい。

回答12

(都市計画課 公園担当)

(お礼のため回答なし)

意見13

須玖南5丁目のやよいバス停付近から須玖南4丁目の中心部まで通っている道路について、一時停止線が分かりづらく、交差点の出会い頭に衝突しそうになったことがある。

(自治会長)

警察との協議会でも写真等を示しながらお願いをしているところである。

回答13

(道路管理課 道路管理担当)

対応の内容

(当日の回答なし)

その後の対応

令和5年9月20日、一時停止線が分かりにくい交差点の場所を、自治会長に確認しました。

当該交差点には一時停止の標識や停止線が設置されていないため、春日警察署に確認します。

意見14

福岡女学院沿いの市民農園横の水路敷について、雑草が繁茂しているため、除草をお願いしたい。

回答14

(下水道課 施設担当)

対応の内容

現地を確認し、対応します。

その後の対応

令和5年9月15日に現地を確認したところ、市民農園横の水路敷に雑草が繁茂していたため、同年9月19日に除草しました。

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