04_春日公園地区 出前トーク要約記録(令和5年度)
ページ番号1012640 更新日 令和5年8月4日
※ 報告書原文をそのまま掲載しています。
意見1
行政サービスの領域において、今後ますますAIをはじめとしたデジタル技術を活用する機会が増えていくと思う。
しかしながら、行政の中でも特に福祉や教育などの分野に関しては、全てデジタル技術で置き換えていくことに疑問を感じている。
デジタルではなく、直接人と人が触れ合い、つながりを持つことが大切なのではないかと考えているが、市におけるデジタル政策に対する基本的な考え方を聞きたい。
回答1
(デジタル政策課 デジタル政策担当)
対応の内容
春日市におけるDX推進の目的は「ICT技術を活用して行政サービスを市民目線で再構築することで、人材・時間・資金を捻出し、将来的な市民サービスの維持・向上を目指す」というもので、行財政改革の一環と言えます。
市のあらゆる業務でデジタル化に向けた見直しを行うとともに、デジタル化技術を地域課題の解決に活用できないかと検討しているところです。
また、DXの推進によって生み出した人的・経済的・資金的な資源を、対面業務の充実や地域における協働の推進などに活用していきます。
さらに、デジタル化によって市民サービスが低下しないように、インターネット環境がない人にも十分配慮していくこととしています。
意見2
市議会の定例会をオンラインで傍聴したが、議会用語などが分かりづらく聞き取れないことがあった。議会内の発言について、字幕を出すことができないだろうか。
また、議会を傍聴した場合に、傍聴者がその場で意見や質問ができるようにしてほしい。
回答2
(議事課 議事担当)
対応の内容
聞き取りづらかったこと、字幕をつけることのご要望については、議会の方にお伝えいたします。
なお、市議会の会議を傍聴中、傍聴者が発言を行うことはできません。もしご意見等がある場合には、今後開催が検討されている議会報告会などでご意見を伝えることができると思います。
意見3
春日公園地区では、コミュニティ・スクールの一環として、子どもたちに体験の機会を提供したり、夏祭りなどのブースの企画・運営を任せたりすることで、主体性や社会性を学んでもらおうと取り組んでいる。
他の地区でも、地域の子どもたちを地域で育てていこうと、さまざまな取組をされていると思う。
特に、自治会と中学生の関わりの事例があれば参考に教えてほしい。
回答3
(地域教育課 地域教育担当)
対応の内容
春日公園地区以外の地区でも、中学生が「参加」ではなく「参画」するような取組が広がってきていると思います。
例えば、下白水南地区の秋祭りでは、中学生がイベントブースの運営を仕入れから販売まで行っています。お客さんは小学生で、高校生は中学生たちのアドバイスに来ている、とのことでした。
また、市内の「こども食堂」では、中学生のボランティアが配膳に協力しているところもあります。
高等学校の先生とお話しすると、春日市の子どもは春日市外の子どもと比べて、文化祭などの学校行事等に対する積極的な協力姿勢が見られるとのことでした。
春日市がコミュニティ・スクールで積み上げてきた歴史の上に、このような「利他の精神」、「市民性」とも言える部分の育ちが見られているところです。
意見4
市議会の中で、委員会委員の任命について、同意が必要な委員とそうでない委員がいた。なぜこのような違いがあるのか、教えてほしい。
回答4
(議事課 議事担当)
対応の内容
議会に出される人事案件については、法律等に基づいて議会の同意が必要なものになります。同意が必要ないものは、議会での審議はありません。
意見5
(意見4関連)
同意を必要とするかしないかについて、どのように法律で定められているのか、教えてほしい。
回答5
(議事課 議事担当)
対応の内容
例えば、監査委員については、地方自治法で「議会の同意を得て選任する」と定められています。
同様に、市長が農業委員を任命する場合には、農業委員会法で議会の同意が必要と定められています。
これらの場合、市長から議会に議案を上げ、議会で同意をいただき、市長が任命する流れとなります。
意見6
市報かすが4月1日号で「令和5年度組織」が紹介されていた。
この中で、議会事務局の中に農業委員会事務局が入っているように見えるが、なぜか。
回答6
(秘書広報課 広報広聴担当)
対応の内容
議会事務局と農業委員会は別の組織です。
ご指摘の組織図については、議会事務局は赤い帯で強調している一方で、選挙管理委員会、監査委員、農業委員会、固定資産評価審査委員会について、それらを括る帯を同様に設けていないため、誤解を与えてしまったものと思います。
誤解を与えないよう表現方法について検討したいと思います。
意見7
先日、宝町交差点から春日小学校まで、2列になって車が渋滞している光景を見た。
渋滞の解消ができないか。
回答7
(道路管理課 道路建設担当)
対応の内容
都市計画道路那珂川宇美線については、泉入口交差点から那珂川市境までの約500mが未整備となっています。
県からは、令和9年3月までに整備完了すると言われていますが、1年でも早く終わるよう、要望を続けているところです。
意見8
一の谷3丁目付近から都市計画道路那珂川宇美線までの道路は交通量が少ない。
都市計画道路長浜太宰府線の道路が寺田池側で止まっているので、整備を進めてほしい。
回答8
(道路管理課 道路建設担当)
対応の内容
都市計画道路長浜太宰府線については、未整備となっている路線が約1.9kmあります。
これは県事業でありますが、用地取得については市が委託を受けており、現在、福岡市境から春日市側へ約420mの区間について用地買収を行っているところです。
残り約1.5kmは事業化の目途が立っていませんが、県に対して一刻も早く実現するよう度々要望しているところです。
なお、当事業を促進するため、春日市の負担金を基金として確保しています。
意見9
行政サービスの向上は喜ばしいが、市の職員もお金も有限なので、ビルドアンドスクラップが大事だと思う。
市民として、事業のスクラップによって税金が安くなるような努力もお願いしたい。
回答9
(経営企画課 企画担当)
対応の内容
少子高齢化や人口減少社会の到来、行政需要の多様化などの社会情勢に適切に対応できるよう、限られた財源をどう使うかが重要です。
一つ一つの事業について検証と見直しに取り組み、最少の経費で最大の効果を発揮するよう努めています。
例えば、「春日新50年プラン」の中では、国の補助を受けながら、市の中央部に施設を集約する予定です。既存の施設をそれぞれ建て直した場合に比べて、財政面でプラスとなることを見込んでいます。
意見10
「春日新50年プラン」における、市中央部の複合施設の構想について、市長から、『総合スポーツセンターで運動をした後、集約した「ナギの木苑」の大きなお風呂で気持ちよく帰ってもらいたい』という話があった。
ぜひ、そこにサウナも整備してほしい。
回答10
(経営企画課 企画担当)
対応の内容
複合施設の基本構想で集約する施設の1つとして考えている「ナギの木苑」には、今もお風呂があり、特に好評いただいている設備となっているので、集約後も継続していきたいと考えています。
サウナの設置については、今この場で約束することはできませんが、ご意見の1つとして参考にさせていただきます。
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