25_小倉東地区 出前トーク要約記録(令和5年度)

ページ番号1013612  更新日 令和5年12月4日

※ 報告書原文をそのまま掲載しています。

意見1

春日市では、職員採用における障がい者の雇用について法定雇用率を満たしているものと思うが、車いす利用者など重度の障がいがある人も採用しているのか聞きたい。

回答1

(人事課 人事担当)

令和5年6月1日現在、春日市職員には、重度障がい者が5人、それ以外の障がい者が10人います。

このうち、車いすを利用する職員は1人です。

意見2

(意見1関連)

春日市役所や社会福祉協議会などの事務室内は、文書棚や物が置かれ、車いす利用者の通行に十分な幅が確保できていない場所があるように見受けられる。

このことについてどのように考えているのか。

回答2

(管財課 管財担当、福祉支援課 地域福祉担当)

対応の内容

春日市役所では、車いすを利用する職員の通行を考慮した通路や駐車場の確保に努めています。

ただし、一部の執務室においては、通行が難しい箇所も見受けられます。

今後、車いすを利用する職員の意見を聞きながら改善していきたいと思います。

意見3

(意見2関連)

市中央部に新たに整備される予定の複合施設には社会福祉協議会が移転すると聞いている。

複合施設についても、車いすを利用する職員の通行を考慮したものとしてほしい。

また、ボランティアを行うグループの中には、活動のために使用する荷物が多いところもある。こういった荷物を収納できる倉庫のスペースも確保してほしい。

なお、年々物が増えていくことを考慮して整備当初は使用予定よりも30%程度は広く事務室のスペースを確保した方がいいのではないかと思う。

回答3

(経営企画課 企画担当)

対応の内容

市中央部に整備予定の複合施設については、今後50年の利用を見越したものとなるよう計画しています。

同施設には社会福祉センター(社会福祉協議会)や老人福祉センター(ナギの木苑)などさまざまな施設が入る予定ですが、それぞれの関係団体には個別にヒアリングを行っています。このヒアリングでのご意見も参考に必要な規模について調整していく予定です。

併せて、総合スポーツセンターやふれあい文化センターとの一体的な利用を考慮し、それらの施設に関連する団体ともヒアリングを行い、こちらにつきましても同様にヒアリングでのご意見も参考に調整していきたいと思います。

職員や一般利用者へのバリアフリー対応等についても、十分に配慮していきたいと思います。

収納スペースについても、利用団体の意見を踏まえ、調整していきたいと思います。

意見4

市中央部に新たに整備される複合施設の規模について、現時点での予定を教えてほしい。

50年後は、高齢者がさらに増えることが見込まれる。介護予防の観点から、体育施設や文化施設を利用する高齢者が増えることも想定されると思う。

この利用増を見越したスペースの確保ができているのか確認したい。

回答4

(経営企画課 企画担当)

対応の内容

基本構想第1版(令和5年6月24日時点)では、全体の延べ床面積を約5,000㎡程度と案内していました。

第2版については、公表できるようになった段階(令和6年1月頃)で、自治会にも説明していきたいと思います。

意見5

ふれあい文化センターで開催されているさまざまな催し物について、いつも楽しみに案内を見ているが、なかなか魅力的なものがない。

文化芸術活動について、料金は上がってもいいので、テレビ等で見かけるような著名な方を招いてほしい。

また、以前は定期的に文化講演会が開催されていたと思うが、ぜひ再開してほしい。

特に有名な人のコンサートを希望する。

回答5

(文化スポーツ課 文化担当)

対応の内容

ふれあい文化センターの催し物は、指定管理者による事業と市の直営事業などを実施しているところです。

ふれあい文化センター指定管理者とは、定期的に会議で意見交換を行っております。

今回いただいたご意見につきましても、指定管理者に情報提供する予定です。

その後の対応

現在もクラシック音楽では仲道 郁代(なかみち いくよ)さん、落語では春風亭 昇太(しゅんぷうてい しょうた)さん、歌舞伎では中村 獅童(なかむら しどう)さんなど、様々なジャンルの著名なアーティストを招聘した公演を実施しています。

今後の予定としては、令和6年1月に岩崎ひろみさんなどを招聘したコンサートも実施しますので、ぜひご来館ください。

意見6

市町村によって、まちを代表するような名物や特産品、お土産品があると思う。

春日市に住んで50年になるが、これと言って思い浮かばないので、市と地元の事業者で提携してはどうか。

回答6

(経営企画課 企画担当)

対応の内容

先日、新聞紙上でも紹介されましたが、市内の和菓子店とJR西日本がコラボした商品として、ドクターイエロー(点検用新幹線車両)をパッケージにデザインした「博多カステラ」という商品が販売されています。

これは、令和5年12月1日からは、市のふるさと納税の返礼品となることも予定されています。

また、鉄道関連商品として、500系新幹線とコラボした商品をふるさと納税の返礼品として多数出品しています。

市内には他にも、市外からも多くのお客様が来店される和菓子、洋菓子店などもございます。地元の特産として、ぜひ市外にお住まいの方にもお伝えください。

意見7

街路樹が大きく成長し、電線に引っかかっているところを見かける。

台風等による停電の恐れもあるので、対策をしてほしい。

回答7

(都市計画課 公園担当)

対応の内容

九州電力に確認したところ、電線の表面は樹脂で被膜塗装しており、直ちに断線することなどはないとのことです。

なお、現地については市でも確認したいと思います。

その後の対応

ご指摘いただいたサンハイツ第1児童遊園の桜を確認したところ、枝が電線に引っかかっていましたので、令和5年11月30日までに強剪定(多くの枝葉を切り落とす剪定)を実施します。

意見8

出前トーク「市長と語る」では、多忙な部長級職員が全員参加する必要はないと思う。

"市長と語る"という事業名なので、部長級の職員ではなく、なるべく市長の声を聞きたい。

もし当日に回答できないことがあれば、回答は後日でもいいと思っている。

回答8

(秘書広報課 広報広聴担当)

対応の内容

出前トークでいただいた意見や質問を、なるべく持ち帰ることなくお返しできるよう、部長級の職員が全員参加するようにしています。

また、組織の部長が先頭に立って市民の皆さまの声を聞き、誰よりも勉強する姿が、組織の活性化にもつながっているところです。

意見9

ジェンダー平等における市の考え方を聞きたい。

市の部長級職員や地区自治会長、シニアクラブなどを見ても女性の割合は非常に低いと実感している。

女性が参加しやすい、発言しやすい場を作ってほしい。

回答9

(人事課 人事担当、人権男女共同参画課 人権男女共同参画担当)

対応の内容

市における女性職員の割合は年々増えており、令和5年度4月1日現在で、監督職級職員では約3割、それ以外の職員では約半数となっているところです。

また、審議会等における女性委員の割合についても、行政側からその登用について働きかけるよう努めているところです。

時間はかかっていますが、市民の意識、社会の情勢も少しずつ変化してきています。

その後の対応

令和5年4月1日付け新規採用職員23人の内、14人(60.9%)が女性職員となっています。

職員については、性別に関わらず、採用試験の成績で採用しており、役職への昇任についても、能力により登用しています。

引き続き市民の多種多様な考えに対し耳を傾け、協力し合える職員を採用し育成していきたいと考えています。

また、時間はかかりますが、一歩一歩前に進めて、性別等に関係なく、個人の能力や特性が尊重される社会となるように努めていきます。

意見10

ヤングケアラーの問題について、春日市における状況を知りたい。

特に、学校における教育の機会が失われるようなことはあってはならないと思う。

回答10

(子育て支援課 子育て支援担当)

対応の内容

子育て支援課で受け付けた相談のうち、支援が必要であると判断されたものは個別に支援しているところです。

ヤングケアラーの件数については、令和3年6月議会で21人の子どもを把握していました。最新の情報については確認し、後日回答します。

なお、ヤングケアラーの問題について、例えばきょうだい児の世話など家の手伝いをする子どもについて、どこまでをヤングケアラーとして行政が支援していく対象と定義するのか検討が必要と思われます。

また、市では、ヤングケアラーの問題に関連して学習の機会が損なわれることがないよう、こども支援部と教育部で連携しているところです。

その後の対応

令和3年6月議会で報告したヤングケアラーの人数は、文部科学省からの依頼により、当時の小中学生を対象として調査し把握した人数です。

ヤングケアラーの問題については、高齢、障がい、生活困窮など、家庭を取り巻く様々な環境や要因があることから、庁内でも複数の相談窓口が関連しており、全体の把握は難しい状況です。

今後も、ヤングケアラーの問題については、庁内の関係所管と連携し対応してまいります。

意見11

さまざまな自治体で制定されている「こどもの権利条例」について、春日市においても条例を作った方がいいと思う。

このまま条例がない状態よりは、明文化されている方が、子どもが守られる状態に近づくのではないかと思う。

回答11

(人権男女共同参画課 人権男女共同参画担当)

対応の内容

春日市においては、子どもの人権に関して規定した「子ども基本条例」は制定していませんが、子どもの人権や権利を保障することは、行政運営の基本的な原則であり、この原則に沿って、様々な施策を行っています。

条例を制定し明文化しても、市民の十分な理解を進めるには困難です。

地域や個人などによる活動等を見ながら、条例制定の必要性も含めて検討していきたいと思います。

意見12

星見ヶ丘6丁目にある中古車販売店の前について、全国的に問題となっている植栽の伐採と同様の状態が起きている。

半年ほど前に尋ねたところ、「県道のため県に申し入れている。」とのことだった。

市も無関係ではないと思う。調べてほしい。

回答12

(都市計画課 公園担当)

対応の内容

当該箇所について、樹木が伐採されている状況であることは市も把握しています。

県道であるため、状況を県に伝えているところですが、経緯等について市には情報が入っていない状況です。

県に確認し、現在の状況等を自治会に報告します。

その後の対応

星見ヶ丘6丁目にある中古車販売店の前の県道の植栽帯については、市民の方から多くのお問い合わせをいただいているところです。

令和5年11月2日、県道を管理している那珂県土整備事務所に問い合わせたところ、今後の対応を検討しているとのことでした。

市民の方が安心して生活できるよう、今後も那珂県土整備事務所に申し入れをしていきます。

意見13

市から、7回目の新型コロナワクチンの集団接種の案内が届いた。

しかし、知人の中には案内が届いていない人がおり、詳しく聞くと6回目の接種をしていなかったそうである。

6回目の接種をしていないと、それ以降の案内は送付されないルールとなっているのか。

6回目の接種案内を何人に郵送し、何人が接種したのか、また7回目の接種案内を何人に送ったのか、教えてほしい。

回答13

(健康課 健康づくり担当)

対応の内容

秋開始接種の対象は、初回接種(1・2回目)を終えた、生後6カ月以上の希望する市民全員です。

接種券は、初回接種(1・2回目)を終えていない方、春開始接種の対象で接種していない方(春開始接種の対象で、接種券を送付し、接種せず、接種券がお手元にある方)を除き送付しています。(約8万4,000人)

秋開始接種の接種券は、全体で約8万4,000人、65歳以上の高齢者については、全体の約2万5,000人の内、春開始接種をした1万2,800人に接種券を送付しています。令和5年10月末現在約4,700人(16.5%)が接種しています。

春開始接種の対象者の方で、接種されていない方に対し、お手元の接種券で秋開始接種が可能なことを周知してまいります。(当日の回答を修正)

意見14

周囲の開発が進み、自然(森林)がなくなった。

木がなくなることで、信号機の光が家に届く、ほこりが舞う、日射により熱くなるなどの問題が発生しており、木の大切さを実感している。

市中央部の整備でさらに森が消えてしまうので、春日市がコンクリートのまちになってしまうのか、と寂しい思いをしていることを市長にも知ってほしい。

回答14

(経営企画課 企画担当)

対応の内容

市中央部の整備に伴い、雑木林部分は大きく造成していく必要があります。

緑が大切である、というご意見については市も認識しており、雑木林部分は最終的に“自然に親しみながらくつろげる空間”となるよう整備していく予定です。

今の状態とは違う形ではありますが、今後も緑に親しめる環境を整備していきます。

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