60_全体トーク要約記録(令和4年度)
ページID:1011516 更新日 令和5年1月13日
※ 報告書原文をそのまま掲載しています。
意見1
令和4年10月25日の午前10時ごろ、春日3丁目にある下の川公園の入口にブルーシートが設置され、公園内に立ち入ることができないようになっていた。
公園を占有していた春日地区のグラウンドゴルフのクラブ会員に、公園を封鎖している理由を尋ねたところ、「市との取り決めで占有できる」と回答された。
特定の団体が公共のスペースである公園を占有することに疑問を持ち、市に尋ねたところ、「使用許可は出しているが、他の来園者がある場合は共用することとしている」との回答であった。
市との取り決めを都合よく解釈し、公園を占有する春日地区のグラウンドゴルフクラブに対し、下の川公園の永久的な使用禁止を求めたい。
使用禁止ができない場合には、その根拠を教えてほしい。
回答1
(都市計画課 公園担当、高齢課 高齢者支援担当)
市では、当該団体の公園利用に関し、「使用許可」をしています。許可の条件には「他の利用者に迷惑にならないようにすること」を付し、公園の占有は認めていません。
団体が使用する中で、苦情が多発する、改善が見られない、指導を無視する、ということがあれば、この使用許可を取り消すことがあります。
今回は、市から注意・指導をしたところ、公園入口の封鎖を解除し、他の利用者の出入りが可能となりました。
このように改善措置をされたことを踏まえ、許可の取消は行っていません。
また、市として当該団体に対して、シニアクラブ活動補助金を支給し活動を支援をしているところです。この補助金についても、同様に改善措置されたことを踏まえて、返還を求めることは考えていません。
なお、本件に対して、当該団体への罰則等はありません。
意見2
春日地区公民館について質問、要望する。
- 私的な施設である若水会館と併設されている理由を知りたい。
- 若水会館が納めるべき税金が免税されていることはないか。
- 春日地区の公民館について、併設ではなく、新たに建て替えてほしい。
回答2
(地域づくり課 協働推進・文化振興担当)
市として、若水会館の一部をお借りして公民館と位置付け、自治会の活動に利用させていただいております。
固定資産税については、公共的な自治会活動の範囲内について減免を行っています。
現在、新たな公民館の建設を行う考えはございません。
意見3
春日地区の出前トークの際に、アンケートを提出したが、その後1カ月経過しても市から回答がなかった。
回答3
(秘書広報課 広報広聴担当)
アンケートについては、順番に回答をさせていただいており、遅くなることがあります。
事前に遅くなる旨の連絡をせず、申し訳ございませんでした。
意見4
国土調査の説明に当たって、春日市から用地課長が自宅に来た。
後日、耳が遠く名前が聞こえなかったため、名刺をお願いしたが、もらえなかった。
またこのとき、用地課の担当係長や人事の担当者にも本件について話しており、情報は共有されているものと考えるが、未だに持ってきてもらえない。
市役所に再度取りにいかなくてはいけないのか。
回答4
(用地課 地籍調査担当)
国土調査の件でご自宅に伺った際には名刺のことを言われていなかったため、名刺をお渡ししていなかった経緯があります。
その後、用地課に来られた時には用地課長が不在だったため、お渡しできませんでした。
名刺については、お手数ですが市役所にご用の際、用地課までお越しいただきますようお願いします。
名刺を渡すことを拒否しているわけではありません。ご理解いただきますようお願いします。
意見5
令和3年12月頃に実施された汚水管の改築工事で、騒音や悪臭が発生していた。このことについて春日地区の出前トークで質問したことろ、「人体に影響はない」と市から回答があった。
人体に影響がないのであれば、当時発生していたガスの異臭を、市長室で市長及び市の経営層で吸って体験してほしい。
回答5
(下水道課 施設担当)
当時、工事に伴い発生したスチレンガスの濃度については、現場で測定を行い、基準値以下となっていたことから問題があったとは考えておりません。
なお、この工法は市内全域で同様に実施しているものです。
また、市長室で工事を再現することは行いません。
意見6
春日地区公民館(若水会館)に設置されているエレベーターの使用に係る電気代は、誰が払っているのか。
また、支払った電気代の請求書(明細)は、請求すれば閲覧できるか。
回答6
(地域づくり課 協働推進・文化振興担当)
自治会が使用する電気代などの支払いは、自治会が行っています。
詳細については春日地区自治会にご確認ください。
意見7
(意見6関連)
春日地区公民館に設置されているエレベーターの固定資産税は減免されているのか、減免されていないのであれば誰が払っているのか。
また、春日地区公民館の2階には、個人で借りている部屋がある。これについては公共的ではないが、減免の対象となっていないか。
回答7
(税務課 資産税担当)
税金に関しては、過去の出前トークでも回答いたしましたとおり、個別の案件が個人情報となるため回答が出来ません。
なお、一般的に公益のために使用される施設等については減免しています。
意見8
白水大池公園の東側にはトイレが4カ所あるのに対して、西側は1カ所もない。
このため、高齢者等でウォーキングをする際、我慢できずに立ち小便をしている人もいた。
西側にトイレを作ってほしい。
回答8
(都市計画課 公園担当)
白水大池公園西側は地形的に低く、下水道管の勾配を確保することが困難です。
北、東、南側に計4カ所トイレを設置しておりますので、こちらをご利用ください。
意見9
出前トークについて、市民の参加人数が少なく、年齢層が高いと感じる。
高齢者が多いと、「公民館にエレベーターを設置してほしい」や「コミュニティバスを増やして欲しい」など、納税者の視点では不要と感じられるような意見が強くなり、若い人は発言しづらい。
また、参加者に対し多くの職員が出席しており、市の負担が大きいと感じる。
これらのことから、年齢ごとに参加者を分けて開催することや、2地区で合同開催するなど、運営方法の見直しや周知の強化を検討して欲しい。
回答9
(秘書広報課 広報広聴担当)
市としても、出前トークに多くの方が参加してほしいと思っています。一方で、若い世代は仕事や家事で多忙なため、参加しづらいと考えています。
例えば、地域に限定することなく、PTAなどのグループで、声を掛けていただければ、ぜひ参加し意見を伺いたいと考えています。
いただいたご意見は、今後の参考にさせていただきます。
意見9の経過・補足
(秘書広報課 広報広聴担当)
出前トークは、働く世代が仕事の後に参加できるよう午後7時から開催しているところです。
また、市報やメール、LINE、回覧板等で幅広くお知らせするなど、さまざまに工夫しているところですが、ご指摘のとおり若い世代の参加は少ない現状となっています。
ご意見のように、若い世代は仕事や家事、育児等に多忙であることから、時間や場所を指定する現在の開催形態には馴染まない人も一定いらっしゃることと考えています。
そのため、24時間365日、自宅にいても外出中でも、いつでもどこでも市に対し意見・要望・通報等ができるサービスを市ウェブサイトやLINEで実施しています。
市ウェブサイトの「問い合わせフォーム」では、年間1,700件を超えるご意見等をいただき、必要に応じ回答・案内をしています。
また、LINEの「通報機能」では道路や公園、河川などに関する不具合等の報告を受け付けており、令和4年度は4月から10月までに約70件の通報をいただき、随時対応しています。
意見10
(意見9関連)
20代や30代などの若い世代は、平日忙しいのはもちろん、休日も家族や友達と出かけたりして過ごすと思う。
高齢になって初めて、時間に余裕ができて自分が住むまちに興味を持ち、出前トークなどの行事にも参加し始めると思う。
また、出前トークの広報については、市報等に掲載しても、若い人などは目にとめない。スマートフォンへの通知を利用することが効果的だと思う。
なお、少子高齢化がもっと進展し、若い人が危機感をより強く持つようになれば、こういう場にも参加するようになるかもしれない。
回答10
(秘書広報課 広報広聴担当)
市としても、若い世代に関心を持ってもらうために何をしたらよいか、しっかりと検討したいと思います。
なお、若い人の自治会への参加が徐々に増えてきており、例えば天神山小学校のおやじの会は、「天友会(てんゆうかい・天神山友の会)」との名称で、子どもが小学校を卒業した後も保護者が地域の一員として活動を継続していくと聞いています。
地域の餅つき大会などの行事にも、最近は若い方々が積極的に参加している様子を見るようになりました。
春日市内の地域の交流の輪は、若い世代にも広まってきているのではないかと感じています。
意見10の経過・補足
(秘書広報課 広報広聴担当)
意見9参照
意見11
若い人に、春日市に対する誇りと夢を持ってもらいたい。
このためには、春日市を「奴国の王都」と認識してもらうことが効果的だと考える。
そこで、春日市のシンボルとなるよう、市内各地に「奴国王」の立像を設置してほしい。
言葉で言うよりも形ある方が効果的だと考える。
回答11
(文化財課 整備活用担当、経営企画課 企画担当)
春日市の文化財行政は、今まで発掘と保存が中心となっていました。
今後は、文化財資源をまちづくりに生かすよう検討しており、奴国の丘歴史公園を中心にハード整備を行っていきたいと考えています。
なお、令和4年11月3日に開催した市制50周年記念式典では、来場者に勾玉のデザインや「奴国の王都」、「須玖岡本遺跡」の文言を盛り込んだペーパーウエイトを記念品として配布し、PRしました。
意見11の経過・補足
(文化財課 整備活用担当、経営企画課 企画担当)
須玖岡本遺跡や大土居・天神山水城跡につきましては、今後も史跡としての整備を進め、若い方だけでなく、さまざまな世代の方が利用しやすく、郷土の誇りとなるような環境を整えたいと考えております。
また、令和3年度から福岡大学名誉教授の武末純一氏を奴国の丘歴史資料館の名誉館長として迎えています。
なお、「奴国王」の立像は難しいと思いますが、
武末館長の知見や助言に基づき、「奴国の王都」について、分かりやすく情報発信してまいります。
意見12
(意見11関連)
市が作成したというペーパーウエイトについて、とても良いPRになると感じた。また、春日市の文化財を詳しく知ることで、「自分がすごいところに住んでいる」と改めて実感している。
子どもが奴国の丘歴史資料館に気軽に足を運ぶよう、コミュニティバスで同資料館行きの便があることをもっとアピールしてはどうか。
回答12
(文化財課 整備活用担当)
コミュニティバスは、奴国の丘歴史資料館の正面に停車します。
コミュニティバスの案内などについて、工夫できないか検討したいと思います。
意見12の経過・補足
(文化財課 整備活用担当)
令和4年11月29日、コミュニティバス、コミュニティバスのバスセンター、ふれあい文化センターに奴国の丘歴史資料館の案内ポスターを掲示しております。
今後も引き続き、市の文化財に関する情報発信を行うとともに、資料館に来ていただけるよう積極的なPRに努めてまいります。
意見13
奴国の丘歴史資料館に車で行く際、県道31号線に案内のための標識がない。
回答13
(文化財課 整備活用担当)
現状について確認し、適切に対応したいと思います。
意見13の経過・補足
(文化財課 整備活用担当)
県道31号線にある奴国の丘歴史資料館への案内標識は、資料館に一番近い市道入口に1箇所設置しています。
資料館は住宅地内に位置することから、県道31号線から乗用車でご来館いただく際には住宅地内の安全に配慮して、岡本交差点からの進路をご案内しています。
このため、県道大野城二丈線側に誘導サインを設置しています。今後も、分かりやすい案内表示の検討を行ってまいります。
意見14
奴国の丘歴史資料館をはじめ、市が設置する標識は優しい色を使っていると思う。もう少しはっきりした色を使い、目立つような標識に変えていってほしい。
回答14
(都市計画課 計画担当)
標識の色については、約30年前に統一した色で設定しています。
この色について、標識設置から時間が経過する中で色も褪せているため、見にくいというご意見を多数いただいています。
今後、公共施設の案内標識については見直しを検討していきたいと思います。
意見15
ふれあい文化センターのスプリングホールは大変立派な会場だと感じている。
大谷小学校は、合唱コンクールでこのホールを利用しているが、他の小学校でもぜひ利用してほしい。
回答15
(学校教育課 学校教育担当)
スプリングホールの使用については、行政や学校が利用する場合であっても、使用料が発生します。
学校の方針として、合唱などの発表会に重点を置いている場合には、スプリングホールの使用料に予算を充てることができます。
意見16
市制50周年記念式典のパネルディスカッションで、春日西中学校の生徒会長が「すみませんではなく、ありがとうの社会をつくりたい」と夢を語っていて感心した。
井上市長の夢やスローガンについて、お聞きしたい。
回答16
(秘書広報課 広報広聴担当)
昔は「若いまち」と言われていた春日市は、転出入が多いなどの理由から、人間関係が希薄になりやすいと感じており、「協働のまちづくり」を推進したい、というのが市長である私の夢でした。
その取組は出前トークから始まり、コミュニティ・スクールなどさまざまな施策に広がっていきました。
今では、自治会やシニアクラブ、春日まちづくり支援センター・ぶどうの庭、中学校のボランティア部など、多くの人々が支え合いの気持ちを持って地域で活動されています。
このように広がってきた協働のまちづくりは、国からも評価され、全国に発信されているところです。
今後も、皆さんと頑張ってきたことをさらに充実させて、皆さんが安心して過ごせる春日市にしていくことが私の思いです。
意見17
北朝鮮から春日市に核ミサイルが飛んできたら、どこに逃げたらいいのか。
回答17
(安全安心課 消防防災担当)
国防に関することについては、国で考えていただくべきことと思います。
なお、春日市では国民保護法に基づき、ミサイルの飛来を想定した避難誘導の計画、春日市国民保護計画を定めており、市ウェブサイトにも公開しています。
実際にミサイルが飛来した等、有事の際は、春日市は国、県の指示及びこの計画に基づいて市民の皆さんの生命と安全を守ります。
意見17の経過・補足
(安全安心課 消防防災担当)
ミサイルは発射前に着弾地域を特定することが困難であり、短時間で到達する可能性があります。
発射後は、エリアメールやテレビ、ラジオなどから情報が流れますので、落ち着いて、屋外にいる場合には近くの堅牢な建物の中や地下に一時避難をしてください。近くに堅牢な建物がない場合は物陰に身を隠すか、地面に伏せて頭部を守ってください。また、屋内にいる場合には、窓から離れるか、窓のない部屋に移動をしてください。
意見18
民生委員の仕事は何か。
私は65歳を超えているが、民生委員が自宅に来ない。
回答18
(福祉支援課 地域福祉担当)
民生委員の仕事は、民生委員法第14条に掲げてあり、「地域にいる住民の生活状態を把握すること」、「地域住民の相談や福祉サービスを的確にお伝えすること」、「地域の出来事に対して、関係機関と連携をとること」の3つが主な仕事となっています。
意見19
春日市の総合情報メールで行方不明となった高齢者の情報が届く。
その際、行方不明者の写真を見たくとも、その写真を見るためにはお金が発生すると案内がある。
こういう情報こそ無料にして市民が助け合うべきではないか。できないなら通信料を補助すべきだと思う。
回答19
(高齢課 高齢者支援担当)
「閲覧には別途通信料がかかる」と案内しているものです。
この案内に限らず、全てのメッセージには通信料が発生していますが、画像のため、通信データ量が多くなることが想定されるため、案内しています。
なお、市として個人の携帯電話等の通信料を補助する予定はありません。
意見20
春日市内にある陸上自衛隊福岡駐屯地と航空自衛隊春日基地に、市外に出て行ってもらうことはできないか。
駐屯地や基地が標的になることで、周辺の住民が被害に遭ってしまうことはあり得ると思う。
回答20
(総務課 総務担当)
市として、そのような考えはありません。
意見20の経過・補足
(総務課 総務担当)
春日市が毎年実施している総合防災訓練には、陸上自衛隊、航空自衛隊、自衛隊福岡病院も参加し、自治会の自主防災組織と連携して救助訓練を行うなど、地域住民との協力関係が築かれています。
また、基地を開放して行われる行事や夏祭りは、多くの市民でにぎわっています。
これらに加え、自衛隊福岡病院の一般開放により、地域医療にも貢献いただいているところです。
このように、自衛隊は、春日市にとって大変重要な役割を果たしていただいているところです。
なお、「市内の自衛隊施設が攻撃対象となる」と心配の声もありますが、航空自衛隊には高い命中率でミサイルを打ち落とす「PAC-3ミサイル」があることから、自衛隊施設があるから危険だとは必ずしも言い切れないと考えています。
国家の安全については、春日市だけでは解決できない実情があることをご理解いただければと思います。
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