17_昇町地区 出前トーク要約記録(令和4年度)

ページ番号1010746  更新日 令和4年9月5日

※ 報告書原文をそのまま掲載しています。

意見1

ナギの木苑は設置から41年が経過し、老朽化が進んでいる。

3年程前に「同施設はコンクリートで出来ているので、建て替えはまだ早い」と市から説明があったが、最近の市議会で建て替えの話が出たと聞いた。

ナギの木苑の建替えについて、現在の方針を聞きたい。

回答1

(経営企画課 企画担当)

市制50周年を機に、今後50年先を見据え、市が抱えている課題や懸案事項等を解消するよう検討しています。

この中で、都市基盤や公共設備の整備の分野では、公共施設の集約や機能の充実について検討を進めており、主に社会福祉センターの大谷ふれあい公園への移転を考えています。

この移転に合わせ、大谷エリアに様々な機能を集約していくよう検討しており、集約候補の1つにナギの木苑も挙がっています。

具体的な計画については、様々な機会を通して皆様にお伝えしていきたいと考えています。

意見2

西鉄電車の高架事業の中では、2年後に春日原駅と雑餉隈駅間に新駅が開業予定で、これに伴いバス路線を大幅に拡充する予定と聞いた。

コミュニティバスやよいは、新駅まで運行する予定はあるのか。

回答2

(都市計画課 計画担当)

コミュニティバスやよいは、市内を周回することを目的としており、市外へのアクセスを目的としていません。

また、現在、バスセンターから7路線のバスが同時に発車して、ほぼ同時に帰ってくるような運用を行い、これによって乗継ぎもできる仕組みにしています。このうち、1つの路線が市外や遠方に行くことになり、周回時間が掛かってしまうと、乗継ぎの利便性が悪くなるという状況にもなります。

これらの理由により、新駅までやよいバスの路線を延長することは難しい状況です。

意見3

公民館の改修に伴う調整を市と行った際、自治会の積立金を拠出してでも公民館にエレベーター又は簡易型の昇降機を設置したいとお願いしたが、市からは「前例がないのでできません」という回答だった。

前例がないからできない、というのは理由になっていない。

回答3

(地域づくり課 協働推進・文化振興担当)

公民館へのエレベーター設置は、次の2点の理由により実施していません。

  • 設置費用や維持費用が高額である。
  • 管理者の不在時に事故があった場合、危険である。

また、簡易型昇降機の設置は、次の2点の理由により実施していません。

  • 設置に伴い階段の幅が狭くなり、階段利用者が交錯する危険性が高まる。
  • 災害時等に、昇降機の接触事故等の危険性がある。

以上のことが理由であり、「前例がないのでできない」ということではありません。

意見3の経過・補足

(地域づくり課 協働推進・文化振興担当)

公民館については、自治会活動の活発化などにより、非常に多くの方にご利用いただいており、集会室等も1階、2階に関わらず、施設そのものが、手狭な状況がでてきています。

このため、小中学校の多目的教室に空調設備を整備し、地域の皆さまに活用していただけるよう、具体的な検討を進めているところです。

意見4

30年前ほど前に、一の谷3丁目は校区変更が行われ、春日西小学校区・春日西中学校区となった。

しかしその後、春日小学校区・春日中学校区に変更された。

変更されたことで、通学に要する時間は、一の谷3丁目から春日西小・中学校へは5分ほどで行けたのに対し、春日小・中学校へは20~30分かかるようになった。

さらに、校区変更によって、子どもと学校との関係性が希薄になっていると感じている。

なぜ校区が変わったのか、経緯を知りたい。

また、一の谷から春日小・中学校までの通学路には危険な箇所も多いため、急ぎ校区の見直しをしてほしい。

回答4

(学校教育課 学校教育担当)

コミュニティ・スクールの推進を目的として、全市的に「地域とともにある学校」にふさわしい校区のあり方として議論を進め、保護者や地域の理解と協力を得ながら順次再編を行い、多くの校区で自治会区域と一体性を高めてきました。

しかし、地区が二つに分かれている一の谷は、昇町地区である1~3丁目と4・6丁目の一部が春日小(春日中)校区、下白水南地区であるその他の番地は、春日西小(春日西中)校区と、校区が分かれていることは認識しています。

今後、少子化に伴い、将来的には児童生徒数が減少することも想定されますので、常に校区の見直しの観点を持ちながら取り組んでいきたいと考えております。

回答4の経過・補足

(学校教育課 学校教育担当)

校区再編を行う場合は、主に次の3つの要因があります。

  • 学校の開設・廃止をした場合
  • 学校規模の適正化が図れない場合
  • コミュニティ・スクールにかかる小中学校区、自治会区との合一性(連携のしやすさ)等を図る必要がある場合

教育委員会が校区再編を実施する際は、学識経験者、教育委員会以外の関係者による『通学区域審議会』の意見を踏まえることになっています。

校区再編は、教育環境の整備や、地域との共育推進のための取組となりますので、ぜひともご理解をお願いします。

意見5

春日市には「陸上自衛隊春日駐屯地」と「航空自衛隊春日基地」の2つの国防の要となる施設がある。

県内で一番小さい市に、国の大きな施設が2つもあることによって、春日市の発展が阻害されていないだろうか。

以前の出前トークで、駐屯地の他自治体への移転について質問があったが、市からは「国の施設だからできない」と回答があった。

特に、駐屯地は一等地に立地している。春日市にとって、駐屯地があり続ける意味は何か。

回答5

(総務課 総務担当)

陸上自衛隊春日駐屯地、航空自衛隊春日基地はいずれも武器弾薬などの危険物を扱ってはおりません。また、これらの施設があることにより、春日市は次のような恩恵を受けています。

  • 基地交付金を受け取っている。
  • 駐屯地近くの地区公民館は、防衛庁が建設費を出している。
  • 市が行う防災訓練等に必ず参加(協力)いただいている。
  • 自衛隊関係者の方や、自衛隊OBの方が春日市に住み、自治会活動などのまちづくりに協力いただいている。

現在の国際情勢を見ても、これらの施設は国にとって非常に重要な施設であり、迷惑施設であるとの認識はしていません。

回答5の経過・補足

(総務課 総務担当)

春日市は、陸上自衛隊福岡駐屯地、航空自衛隊春日基地、自衛隊福岡病院を抱える「基地のまち」です。

毎年行われる春日市の総合防災訓練には、陸上、航空、自衛隊福岡病院の各自衛隊も参加し、自治会の自主防災組織と連携して救助訓練を行うなど、地域住民との協力関係が築かれています。

また、基地を開放して行われる、開設記念行事や夏祭りは好評で、多くの市民でにぎわっています。

さらに、「防衛施設周辺の生活環境の整備等に関する法律」に基づく、民生安定施設の助成で市内8ヶ所にコミュニティ供用施設(地区公民館)を設置しております。

これらに加え、自衛隊福岡病院の一般開放により、地域医療にも大きく貢献いただいているところです。

このように、自衛隊としての役割を担っていただいている他にも、様々な地域貢献活動を通して、まちづくりにご協力いただいています。

意見6

(意見5関連)

自衛隊の基地等が市内にあるメリットについては理解した。

しかしながら、駐屯地と佐賀県の目達原(めたばる)駐屯地の間を頻繁にヘリコプターが行き来していることが気になっている。

佐賀県はオスプレイ配備を認めているため、オスプレイが春日市内に飛んでくる可能性や、飛んできた場合の危険性についてはどのように考えているか。

また、航空自衛隊春日基地は移動式のレーダーを所持しており、佐賀のレーダー基地を補完する役割を担っているため、春日市が攻撃対象となる可能性も危惧している。

回答6

(総務課 総務担当)

市内に自衛隊施設があれば危険だと思われる人がいることは理解しています。

安全保障に対する考え方は人それぞれだと思いますが、近年の国際情勢を見ても、国家の安全は国民一人ひとりの問題としてしっかり考えていく必要がある、重要なものとなってきています。

なお、現時点ではオスプレイが春日市内に飛んでくることはないと考えてるところです。

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