27_春日公園地区 出前トーク要約記録(令和4年度)

ページ番号1011343  更新日 令和4年12月2日

※ 報告書原文をそのまま掲載しています。

意見1

第6次春日市総合計画では、自主財源の確保として、「ふるさと納税の推進」と「適正な受益者負担」を掲げているが、これらの施策について具体的な方針を教えてほしい。

回答1

(経営企画課 企画担当)

春日市では、57の事業者に協力をいただきながら、ふるさと納税事業を実施しているところです。

平成30年度の寄附額は約12億5000万円と最も多かったのですが、令和2年度は5億3000万円、令和3年度は5億1000万円と年々減少しています。一方で、春日市民が市外にふるさと納税をされている額は、令和3年度で2億3000万円となっており、差し引くとプラスにはなっていますが、返礼品にかかる経費などを市が負担しているため、収支は相殺されている状況です。

このため、法人を対象とした「企業版ふるさと納税」を推進したり、商品ではなく事業に対する寄付を募る「クラウドファンディング」などの取組を進めているところです。

また、春日市にとって最も重要なのは、市に住んでいただき、納税いただくことだと考えています。現在、市税等の税収については、コロナ禍でも大きく減少することなく、例年通りの額を確保できています。

市民の皆さんに住んでよかったと思っていただき、納税をしていただくのが望ましいため、今後も、子育て支援や高齢者支援に取り組み、魅力的なまちを形成していきたいと考えています。

意見2

市の職員と協働のまちづくりの一環でさまざまな活動を行っている。

職員の方と一緒に思いを分かち合いたく、関係者で親睦会等をしたいが、市職員はコロナ禍で制限があるとのことで、飲み会ができないとのことである。

制限を緩和できないだろうか。

回答2

(人事法制課 人事担当)

現在は新型コロナウイルスの感染が落ちついていますが、感染の波は繰り返される傾向があります。

このため、市としては職員に対し、気を緩めずに一層の緊張感を持って感染防止に取り組むよう通知し、特に市民の皆様にご迷惑をおかけしないよう、組織的な感染を避けるよう取り組んでいるところですので、ご理解をお願いします。

意見3

出前トークの内容は大変充実していると感じているが、参加者が少ないと感じている。

ぜひ他の方にも市の施策や事業などを伝えたいと考えているが、特定の事業等について説明してほしい場合、公民館などに来ていただくことは出来るのか。

回答3

(地域づくり課 協働推進・文化振興担当)

市では、「市職員出前講座 あすか市民塾」を実施しており、市職員が講師となって春日市の行政について分かりやすく説明します。

市内に居住または勤務する人で作る10人以上のグループであれば申込可能です(無料)。

講座内容や申込書は市ウェブサイトに掲載していますので、ぜひご活用ください。

意見4

春日野中学校前に設置されている信号機は、平田ナーセリーの電気が消えると真っ暗になっていた。

確認に行くと、信号の上に配線がされて電気がついていた。

これは市が設置したのか。

回答4

(道路管理課 道路管理担当)

現地等を確認の上、後日回答します。

回答4の経過・補足

(道路管理課 道路管理担当)

現地を確認したところ、春日野中学校前交差点の平田ナーセリー前は道路照明灯があり、道路管理者である福岡県那珂県土整備事務所が管理しております。

意見5

春日公園の公衆トイレは壊れている箇所が多く、公園内で持久走大会や運動会があるときには、小さい子どもが使えずに列ができていた。

春日公園は春日市の象徴でもあると思うので、使いやすくしていただきたい。

回答5

(都市計画課 公園担当)

春日公園は県営となっているため、管理している県に対し、早急に修理を依頼します。

回答5の経過・補足

(都市計画課 公園担当)

春日公園を管理している福岡県那珂県土整備事務所に使用禁止中の公衆トイレが多い理由を確認したところ、公衆トイレの便器等に支障があるのではなく、下水道管の老朽化が著しいため、公衆トイレを使用可能にするには春日公園内の下水道管を計画的に改修する必要があるとのことでした。

そのため、多額の費用と期間を要するので使用禁止の状態が長期間継続しているとのことでした。

市から正式にトイレの修理を要望していきます。

意見6

春日市は、自主財源が50%に満たないとのことだが、他の市町村における市民税等の収入状況はどうなのか。

回答6

(財政課 財政担当)

令和3年度の春日市の自主財源は41.3%で、ご指摘のとおり50%に満たない状況です。春日市は住宅都市ですので、市民税、固定資産税などの市税が自主財源の大部分を占めており、基本的に安定した収入が見込めています。

他自治体と比較する情報は持ち合わせていませんが、現在、健全な財政運営ができている状態です。財政の構造の弾力性を示す「経常収支比率」は低い方が健全性が高く、春日市は令和3年度で84.2%となっており、前年と比較して3.0ポイント改善しています。

意見6の経過・補足

(財政課 財政担当)

筑紫地区の令和3年度地方税(市民税等)の収入状況(収入全体、地方税収入と割合)は次のとおりです。

  • 春日市 440億円、135億円(30.6%)
  • 筑紫野市 401億円、137億円(34.2%)
  • 大野城市 437億円、139億円(31.8%)
  • 太宰府市 307億円、83億円(27.0%)
  • 那珂川市 230億円、63億円(27.4%)

なお、新型コロナウイルス対策による国の交付金の影響もあり、自主財源の割合は低くなっています。

意見7

学力調査では、春日市の小中学校の児童・生徒の平均は、全国平均を上回っている。

学力調査対策のテストを実施しているのか。

回答7

(学校教育課 学校教育担当)

春日市では「全国学力学習状況調査等」に対して、過去問などの対策はしていません。

学力調査の趣旨は、子どもの学びの分析と対策であり、日頃の授業を充実させることが主目的となります。

なお、平均を下回る子どもへのアプローチを充実させるため、市独自で知識の定着を確認するための通過テストを実施しています。

意見8

西鉄春日原駅の高架切替が完了したが、駅舎の完成には2年、周辺整備に4年を要するとのことである。

もう少し早期の整備ができないか。

回答8

(道路管理課 街路担当)

今後の予定として、駅舎の工事が令和6年11月完成予定、連続立体交差事業が令和7年3月完成予定となっています。

この後に現在の仮駅舎を撤去し、駅前広場の整備に着手するため、周辺整備は令和9年3月完成予定です。

事業の早期完成を目指し、県と市で力を合わせて取り組んでまいります。

意見9

ロシアや中国で騒動が起きている。

春日市には航空自衛隊の基地や陸上自衛隊の駐屯地があるが、これらの施設への攻撃があった場合、周辺住民への被害を心配している。

空壕やシェルターの整備を検討していただきたい。

回答9

(安全安心課 消防防災担当、総務課 総務担当)

現在の国際情勢から、「市内の自衛隊施設が攻撃対象となるのではないか」と心配される人がいらっしゃることは理解しています。

しかしながら、航空自衛隊にはミサイルを打ち落とす「PAC-3ミサイル」があり、命中率も高いものであるため、自衛隊施設があるから危険だとは必ずしも言い切れないと考えています。

国家の安全については、政府としても国際情勢が緊迫しないよう外交に取り組んでいるようです。春日市だけでは解決できない実情があることをご理解いただければと思います。

意見9の経過・補足

(安全安心課 消防防災担当、総務課 総務担当)

春日市で武力攻撃等の事態が発生した際は、春日市国民保護計画に基づき、国、県や関係機関と連携し、事案ごとに想定した避難実施要領により、住民の避難誘導等を行います。

計画では、お尋ねの防空壕やシェルターの整備は想定していませんが、市民の皆さまの避難誘導を的確かつ迅速に行うとともに、市民の皆さまのご協力を得ながら、その生命・安全を守ることとなります。

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