23_下白水北地区 出前トーク要約記録(令和4年度)

ページ番号1010986  更新日 令和4年10月31日

※ 報告書原文をそのまま掲載しています。

意見1

新型コロナウイルスの感染状況を県内の自治体別に見ると、春日市は、福岡市、北九州市、久留米市に次いで4番目に感染者が多い。

最近では隣接している大野城市も増加傾向であり、心配している。

県全体で、新型コロナウイルスによる死者や入院者数、自宅待機者数が公表されているが、春日市では同様の情報が発表されていないので、教えてほしい。

感染から死亡に至るケースとして、デルタ株が流行していたときは肺炎が多かったように思うが、オミクロン株は原因が分からず、怖いと感じている。

回答1

(健康スポーツ課 健康づくり担当)

現在、陽性者情報は、医療機関から筑紫保健福祉環境事務所に届けられ、県下の保健所の情報を県で集約し、公表されています。

県が公表する情報は、年代と性別、職業のみとなっており、これを受けて市でも年齢と性別のみウェブサイト等で公表しているところです。

このため、春日市民が何人入院し、自宅待機をしているのかという情報も、市では把握できないため提供できません。

ご意見のように、死亡に至るまでの傾向が変化してきています。

オミクロン株が流行し始めた当初は、10代以下の若い方やその保護者が感染の中心でしたが、8月のお盆前から50代以上の感染者も増えており、これに伴って死亡者数も増加しているようです。

特に、高齢者や基礎疾患がある50代以上の方が重症化して亡くなるケースが多いようです。

4回目のワクチン接種は、感染予防よりも重症化予防を重点においており、高齢者や妊婦、基礎疾患をお持ちの方を対象としています。

ご意見を参考に、今後も市で知り得る情報は積極的に市民の皆さんへ発信するとともに、ワクチン接種を推進していきたいと考えています。

回答1の経過・補足

(健康スポーツ課 健康づくり担当)

令和4年9月26日から、全国一律で陽性者の全数届出が見直されたことに伴い、これまで県から発表されていた市町村ごとの陽性者数の公表が終了しました。

このため、同日公表分をもって、春日市内の陽性者情報の公表を終了しています。

意見2

市内の各自治会で新型コロナウイルスへの対応がバラバラである。

地区によって夏祭り等の行事を実施した自治会と中止した自治会がある。

自治会が個別に判断するのではなく、市として統一的に方針を示す方がよいと思う。

回答2

(地域づくり課 協働推進・文化振興担当)

夏祭りの時期は、感染が特に拡大した時期と重なり、各自治会も苦慮された上で判断されたものと思います。

国や県は、「基本的な感染対策を徹底し、社会経済活動は出来る限り止めない」との方針で動いており、市としても同様に考え、自治会にお伝えしているところではありますが、最終的な判断はお住まいの方々の合意形成の元、各自治会で行っていただくものと考えています。

意見3

市内6カ所に道路冠水表示システムがあると聞いたが、その位置が分からない。

これから台風の時期となるため大雨も予想されると思うが、市民に対して当システムの位置等について周知しているのか確認したい。

もししていないのであれば、早期に広く周知する必要があると考える。

回答3

(安全安心課 消防防災担当、道路管理課 道路管理担当)

市内北部を中心に、次の6カ所に設置しています。

  • 日の出町2丁目のアンダーパス
  • 日の出小学校のサンビオ公民館付近
  • 大和町親和陸橋の交差点
  • 小倉東公民館前
  • 春日北小学校近付近の水路
  • すくすくプラザと須玖小学校の間

設置場所については、防災ガイドブックに示し、全世帯に配布している他、転入者に渡しています。

意見4

(意見3関連)

防災ガイドブックのマップでは、情報が非常に細かくて、道路冠水表示システムの位置が高齢者には分かりにくいと思う。

「地図を見てください」という周知は不親切に思うので、これからの台風シーズンを見越し、改めて設置箇所を知らせることが必要ではないかと思う。

回答4

(安全安心課 消防防災担当、道路管理課 道路管理担当)

マップについて、より分かりやすい表示方法を研究するとともに、お知らせの方法についてもご意見を参考に検討したいと思います。

回答4の経過・補足

(安全安心課 消防防災担当、道路管理課 道路管理担当)

道路冠水表示システムの詳細な位置については、市ウェブサイトへの掲載を検討しています。

また、そのお知らせについては、市報への掲載を検討しています。

意見5

県道長浜太宰府線の整備について、令和3年度の進捗実績と通行が可能になる時期について知りたい。

回答5

(道路管理課 街路担当)

県道長浜太宰府線については、未整備となっている路線が約1.9kmあります。

これは県事業でありますが、用地取得については市が委託を受けており、現在、福岡市境から春日市側へ約420mの区間について用地買収を行っているところです。

令和3年度の進捗としては、34%となっております。

また、当路線の完成時期については、県から具体的に示されていません。

残り約1.5kmは県の方で事業化の目途が立っていないため、市としても県に対して一刻も早く実現するよう度々要望しているところです。

さらに、当事業を促進するため、春日市の負担金を基金として確保し準備している他、促進期成会を設置して働きかけをしているところです。

意見6

これまで新型コロナワクチンの接種は集団接種のみとなっていたが、4回目接種から個別接種も可能となり、下白水北地区にお住まいの皆さんが、近くの病院で接種できるようになった。

日頃から通い慣れたかかりつけの病院で接種できるようになった、と周囲の皆さんが喜んでいた。

この場を借りてお礼申し上げたい。

回答6

(健康スポーツ課 健康づくり担当)

お礼のため当日の回答なし

意見7

急な地震などの災害時、足腰が弱っていたり、軽い認知症を患っていたりする独り暮らしの高齢者に対し、家族が近くに住んでいない場合に、どのような体制でサポートするべきなのだろうか。

隣近所の方がサポートしていただけるといいが、それが出来ない場合には民生委員が丁寧に見て回ることになると思う。

しかしながら、その民生委員自身も災害ですぐには動けなかったり、不安に感じたりすることがあると思う。

名簿があっても、とっさの援助ができるか分からないので、心身のケア等について助言をお願いしたい。

回答7

(安全安心課 消防防災担当)

大規模な災害が発生し、市全体が機能しなくなった場合、行政も精一杯のことをしますが、すぐに動き出すことが困難となることも想定されます。

このような場合には、地域にお住まいの方や、民生委員、自治会、消防団など、総動員して行動に当たることになるものと思います。

市内の一部のみで発生した局所的な災害の場合、被害が発生していない地域もあるので、その地域に住む方々の助けもあるかと思います。

ご意見のように、市内には、高齢者や障害のある方、体に不具合のある方、精神的に弱い方、不安を抱える方など、配慮が必要な方が多くいます。

局所災害の場合には市役所も機能していると思いますので、心配ごとがあれば、まずは市に連絡をいただきたいと思います。

また、一人一人がいざというときにどのように避難するのか、日頃から意識し、事前に決めておくようお願いします。

なお、市では、高齢者や障がい者だけでなく、妊産婦等、何らかの配慮が必要な人を対象とした「個別避難計画」の作成を進めているところです。

回答7の経過・補足

(安全安心課 消防防災担当)

自治会を主体とした地域での見守り活動として、「ご近所のつながり活動」に取り組んでいただいています。

その中で、近所の異変に気付いた場合、関係機関にその情報をつなぐ活動を推進しています。

この活動を通して、緊急時に備えて支援者をあらかじめ決めておき、個別に支援できる体制構築を進めていきます。

現在、古墳内に立ち入るなどの公開は行っておりませんが、同古墳を紹介する看板を道路沿いに設置して、来訪者に紹介しております。

同古墳につきましては、十分な調査がされていないことから、先ずは、発掘調査などを行って、古墳の範囲や詳細など、その価値を明らかにしていく必要があります。

意見8

(意見7関連)
災害時に、民生委員が動けない場合や、民生委員自身が危ない状況になっている場合がある。

自治会にしても同様に、自治会長が公民館に必ずいる保障もない。

このような場合には、市に問い合わせて判断を仰げばよいということか。

また、市の判断に従い動く場合には、社会福祉協議会の位置づけはどのようになるのか。

回答8

(安全安心課 消防防災担当、福祉支援課 地域福祉担当)

市の担当所管である安全安心課に連絡していただければ、必要に応じて、自治会長、関係機関と調整のうえ、対応することにしています。

社会福祉協議会は、地域福祉の推進のため、例えば、市と市民の間を埋めるような団体として位置づけられるものと捉えています。

大規模な災害が発生した場合には、市は社会福祉協議会に対し、個別な家族への支援等について協力や連携をしていくなどの関わりとなります。

意見9

自治会によって、公民館に災害時の宿泊に必要な布団等が揃っている地区とそうでない地区があると聞く。

これらの体制整備については、市が統一的にお願いをしているのではないのか。

回答9

(安全安心課 消防防災担当)

公民館は災害時の一時避難所として位置付けています。

このため、泊まれない地区公民館はないと考えています。

寝具等の物品が不足している場合には、自治会長から市に相談いただければ災害対応物品を準備します。

意見10

出前トークの参加者は高齢者が多く、若い方が少ないと感じる。

せっかく市長をはじめ市の幹部職員が公民館に来るので、もっと若い人が来るよう働きかけてはどうか。

回答10

(秘書広報課 広報広聴担当)

若い方の参加が少ないことについては市でも認識しています。

一方で、地域によっては小学生や中学生が参加するようなところも増えてきており、行政が見過ごしていた鋭い意見を多数いただいているところです。

これは、コミュニティ・スクールの推進によって、子どもたちの意識が社会に目を向けるように変わってきたことによるものだろうと考えています。

今後も徐々にこの意識が広がり、行動に変化も出てくるものと期待しているところです。

意見11

西鉄電車の高架切り替えが完了した。

春日市の玄関口に当たる春日原駅周辺の整備について、その予定や実施状況を知りたい。

回答11

(道路管理課 街路担当)

西鉄電車について、鉄道部分の切り替えは完了しましたが、駅舎は仮のままとなっています。

新駅舎の完成は令和6年11月ごろ、連続立体交差事業の完了予定は令和7年3月となっています。

その後、市の取り組みとしまして、その周辺に東西に新たに駅前広場を設けます。

西口は、バスのロータリーやタクシー等が乗り入れる広場を設けます。

東口は一般車両の利用になるよう計画しております。西口駅前については、現在かなり狭い道路になっているので、幹線道路として17mの幅員を確保し、交互通行できるよう整備していく予定です。

駅前広場や道路整備等の最終的な完了時期は令和9年3月を予定しています。

意見12

街路樹にピンク色や青色のテープが付けられているが、これは伐採するための目印となっているのか。

回答12

(都市計画課 公園担当)

テープを巻いている街路樹は、樹木診断の対象木です。

樹木診断では、樹木の外観や空洞の状況、腐食の状況を調査しており、倒木の危険性がある場合には速やかに伐採しています。

回答12の経過・補足

(都市計画課 公園担当)

テープの色の種別については、調査した業者によって使い分けが異なっています。

基本的には伐採か剪定する樹木に判別しやすいようにテープを巻いて管理しております。

意見13

下白水第2公園の桜の木は、植樹から60年近く経過していると思う。

桜の木は台風が来たら折れてしまう。そろそろ新しい桜を植えるべきではないだろうか。

回答13

(都市計画課 公園担当)

下白水第2公園の桜は、概ねソメイヨシノとなっています。

ソメイヨシノは一般的に平均寿命が60年と言われています。

しかしながら、桜の木は、多くの地域の皆さんに愛されているものと思いますので、それを切るのは慎重に判断していく必要があります。

このため、現在の桜の木を可能な限り維持するよう、樹木医と言われる、専門の造園業者による診断等を実施していき、危険性があると判断された場合には、必要に応じて植え替え等を検討していきたいと思います。

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