06_惣利地区 出前トーク要約記録(令和4年度)

ページ番号1010464  更新日 令和4年7月4日

※ 報告書原文をそのまま掲載しています。

意見1

平田台の運動広場における土地の等価交換について、地域住民からは「桜の木が失われて、憩いの場がなくなる」、「災害時に仮設住宅を建てることも見込めたのではないか」、「地元説明会で、市の明確な回答がなかった」などの意見を聞いている。

また、同広場で野球の練習をしていた子どもたちも、今は大野城市や那珂川市で練習をしている状況である。

さらに、等価交換した土地を整備し、健康公園みたいなものを作るようだが、「春日市には春日公園や総合スポーツセンターもあり、十分ではないか」、「市の端に位置するため、市民から遠い」などの意見も聞いている。

等価交換により、市民にとって何が利益になるのだろうか。

回答1

(健康スポーツ課 スポーツ担当)

等価交換の主な理由は次の5点です。

  • 平田台の運動広場は、学校用地として購入したものだが、学校建設の予定はなく、活用方法が明確ではなかったこと。
  • 平田台の運動広場周辺は都市計画上、本格的なスポーツ施設を建設できないこと。
  • 西日本鉄道株式会社が西野球場(白水ヶ丘)北側の土地を購入し、住宅を建築する計画が浮上したが、もし建築されれば、照明や騒音等の問題が懸念され、野球場として使用できなくなる可能性があったこと。
  • 西日本鉄道株式会社に対し、住宅を整備する場合、西野球場と住宅の間に騒音対策等のための緩衝地帯を設置するよう申し入れ、協議を行ったが整わなかったこと。
  • 西野球場の約8割が借地であり、毎年多額の借地料が発生していること。

このような理由から、西野球場及び北側隣接地については、近隣住民、地元自治会及びスポーツ関係団体等とこれまで協議を重ね、市民に身近なスポーツ・レクリエーション施設となるよう、西野球場の保全を図るとともに、防災機能の維持・向上と市指定史跡「原遺跡」の活用を図り、多目的広場を中心とした都市計画公園(地区公園)として一体的に整備する予定です。

また、平田台の運動広場については、開発された敷地内に公園が整備され、下段は引き続き広域避難場所として指定しています。下段の今後の活用については、現在庁内で検討を進めています。

意見2

2年前に放課後児童クラブの運営が株式会社テノ.サポートに変更されたが、次の点を不満に感じている。

  • 以前は支援員から、保護者との会話や連絡帳などを通して子どもの様子を伝えてもらっていたが、今ではそのようなことがなくなり、また子どもも「楽しい」というような話をしなくなった。
  • 先日、新1年生の歓迎会が開催されたが、保護者に案内を出すのを忘れられており、保護者は1人しか参加できなかった。子どもたちが歓迎会で披露する出し物を見るのを楽しみにしていた保護者たちは落胆している。
  • 同社が、保護者会の意見等を受け入れる姿勢がなく、壁を感じる。

回答2

(こども未来課 保育担当)

株式会社テノ.サポートが指定管理者になった当時は、既にコロナ禍となっており、人との接触や、イベント・行事の実施に規制がありましたが、近頃はコロナの波も収まりつつあり、制約が減ってきているので、今後、本格的な活動が始まっていくのではないかと期待しています。

ご指摘の、会話がなくなった、ミスがあった等は、決して良いことではありません。しかしながら、この情報だけで同社を判断するのはやや早計かと考えています。

そのため、まずは事情を双方で確認する機会を設けるよう調整しているところです。

なお、令和3年1月のアンケートでは、「支援員の子どもに対する接し方」や「保護者からの意見の対応」などの項目に対し、「とても良い」から「普通」と回答した保護者の割合がいずれも約9割となっています。

意見2の経過・補足

(こども未来課 保育担当)

春日南小学校の放課後児童クラブの保護者会から、放課後児童クラブの現状を記した文書を受け取りましたので、春日市と指定管理者間で現在、内容を確認しているところです。

令和4年6月18日に、保護者会と指定管理者等で協議を行い、意見交換を行いました。2回目の意見交換の実施も予定しています。

また、本アンケートの開示の可否、範囲や無資格者の派遣についても、事実確認し保護者会との協議を進めていきます。

意見3

意見2の、アンケート結果等の開示は可能か。

また、以前の出前トークで、支援員の人員を増やしていく計画があると回答があったが、支援員の人数が足りない日があったり、無資格者を派遣して人数だけ確保するという日があったりするようだ。

さらに、自分の子どもも、学童は楽しい会話もなく、休みたいと言っている。

このように保護者や現場の支援員が感じていることが、正しく市や株式会社テノ.サポートに伝わっていないように感じる。

回答3

(こども未来課 保育担当)

本アンケートは、株式会社テノ.サポートが独自に実施したものなので、開示の可否や範囲について、同社と協議します。

また、資格を持っている支援員は、十分に確保できているところですが、無資格者が派遣されているといわれた点については、事実確認し保護者との協議の場で報告したいと思います。

意見4

コミュニティバス「やよい」の各バス停に、座るためのベンチ等があれば、高齢者、障がい者、持病がある人、妊婦など多くの利用者の利便性が高まるものと考える。また、街路樹でもいいので、日陰があるとよりよいのではないか。

さらに、西日本鉄道株式会社にも要望を出し、路線バスのバス停にも、設置いただいてはどうかと考えている。

回答4

(都市計画課 計画担当)

コミュニティバスは、住宅地内の狭い道路の中を走っている性質上、ベンチ等を設置した場合に、歩行者の事故の原因につながりかねず、また夜間は特に危険であると思われます。

路線バスにおいても、春日市内では、駅部以外では座るところを設けるのは難しい状況のようですが、ご意見につきましては西日本鉄道株式会社にお伝えします。

意見4の経過・補足

(都市計画課 計画担当)

ベンチ等の設置については、安全上や道路交通法などの法的な問題等も考えられることから、他市町村のコミュニティバスのバス停の事例等について、市で情報を収集しながら調査研究を行います。

意見5、6

意見5

惣利南口のバス停を利用している。

このバス停の付近には横断歩道がないことから、車の流れが切れるのを待ち、走って道路を横断しているが、高齢のため厳しい状況である。

安心して道路を渡ることができるように、バス停付近に車両の一時停止線を設置してほしい。

意見6

(意見5に関して)信号は設置に多額の費用が掛かるため設置が困難であることは理解しているが、ただ横断歩道を作っただけでは車は止まらないだろう。

ドライバーの意識が重要であるのは当然だが、歩行者側も気を付けるべきである。

まして横断歩道がないところを渡るのは大変危険である。

回答5、6

(道路管理課 道路管理担当、安全安心課 防犯安全担当)

横断歩道の設置は警察署が行っているため、いただいた要望を基に春日警察署に協議を行いたいと思います。

また、協議の結果については、後日自治会にも報告をします。

なお、横断歩道のない現状では、特に、当該道路のように幅員が広いところを横断するのは大変危険です。少し遠回りにはなりますが、信号のある横断歩道を渡るようお願いします。

意見5、6の経過・補足

(道路管理課 道路管理担当、安全安心課防犯安全担当)

令和4年6月15日に春日警察署と協議しました。

この道路は、片側2車線の県道で、車両の交通量、速度ともに非常に大きい幹線道路です。

ご希望の場所は、この道路を横断することになるため、信号機のない横断歩道は危険であるため設置できないとの回答でした。

また信号機についても、惣利交差点からの距離が近く、渋滞の原因になることから設置はできないとの回答でした。

警察からは横断歩道のない場所で道路を横断することは大変危険ですので、信号のある横断歩道を渡るようにとのことです。

意見7

4年前から、コミュニティバス「やよい」の車内放送で、ニセ電話詐欺の啓発を行っていただいている。

春日市が啓発を始めて半年後には、那珂川市にもこの話が伝わり、かわせみ号の車内で同様に車内放送が行われている。

このような啓発は、広域で実施することで効果が高まると思われるので、ぜひ大野城市、筑紫野市、太宰府市にも、この取組を周知いただけないだろうか。

回答7

(都市計画課 計画担当、安全安心課 防犯安全担当)

詐欺被害は増加傾向にあるため、市としても今後も継続していく方向で考えています。

ご案内のように、筑紫地区を上げて取り組んでいくことも重要と思われることから、筑紫地区の担当者会議の中で、他市にも呼び掛けたいと思います。

また、警察署の方でもニセ電話詐欺に対しては特に警戒、危惧をしているところです。警察と連携しながら啓発の取り組みを広げていきたいと思います。

意見7の経過・補足

(都市計画課 計画担当、安全安心課 防犯安全担当)

令和4年6月23日に、筑紫地区の各市防犯担当者が集まる会議がありましたので、コミュニティバスでの啓発事業の取り組みを紹介しました。

今後とも、ニセ電話詐欺に対し効果的な啓発活動を検討していきたいと思います。

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