05_塚原台地区 出前トーク要約記録(令和4年度)
ページID:1010463 更新日 令和4年7月4日
※ 報告書原文をそのまま掲載しています。
意見1
令和4年5月から、市役所でキャッシュレス決済が始まった。
現在の取組は試行段階と認識しているが、今後、地域のデジタル化の取組などを自治会なども巻き込みながら市全体に広げていくことが、市の価値を高める一助になるのではないか。
技術革新のスピードは早いので、市として素早い対応をお願いしたい。
回答1
(市民課 市民窓口担当、総務課 IT推進担当)
令和4年5月17日から、市窓口で発行する証明書の発行手数料について、キャッシュレス決済を試行的に導入しています。
また、市役所窓口等で支払う使用料等についても、今後研究していきたいと思います。
なお、地域のデジタル化の取り組みとしては、2年前にLINE公式アカウントを取得し、市の人口の半数を占める約6万人の方に利用していただいています。LINEでは、災害などの情報発信やAIによるチャットボットなどのサービスを提供しています。
デジタル化を地域に広げていくため、令和3年度にデジタル初心者を対象した講座を開催したところ、大変好評をいただきました。
今後もこのような講座の開催を継続していくとともに、地域のデジタル化をどのように推進していくか、自治会長をはじめ、地域の皆さんと相談しながら検討していきたいと思います。
意見2
春日南中学校区では、「なんちゅうカレッジ」という面白い取組をしている。
今後、教育におけるさらなる地域参加を具現化する取組の一つとして、学校のクラブ活動の地域移行をどのように進めていくのか、見解を伺いたい。
なお、春日南中学校は、教職員も大変優秀なため、春日市における地域移行の拠点として進めることも検討できると思う。
回答2
(学校教育課 学校保健担当)
スポーツ庁では、休日の部活動の地域移行を令和7年度までを目標に進める方針です。
しかしながら、地域移行にはさまざまな課題があります。
学習指導要領で定める学校教育の一環とされる部活動の位置付けをどのように整理するのか、指導者をどう確保するのか、また指導者の持つさまざまな資格をどのように整理するのかなど、まだ具体的な方向性が見えず、今後議論を進めることになります。
さらに、休日の部活動を行う場合の費用負担の問題や事故・けがが発生した場合の保険の問題など、さまざまな課題がありますが、国からは具体的な制度設計が示されておりません。
現時点では、指導する人材確保の面から、市内の団体等との体制構築に向け、協議をはじめたところです。地域移行ができる部活動から順次進めていきたいと考えています。
なお、文科系部活動においても、7月頃文化庁からの方針が示される予定です。
部活動の在り方が大きく変わる転換期となるため、腰を据えて議論していくよう考えています。
意見3
塚原台第2公園の中央にある看板が老朽化し、危険な状態になっていた。
市に問い合わせたところすぐ対応していただいた。お礼申し上げたい。
回答3
(都市計画課 公園担当)
危険な状況を市に速やかに連絡いただき、ありがとうございます。
子ども等が立ち入らないように措置をしているところですが、看板の高さが危険な位置にあることから、看板全体の改修工事をしていきたいと思っております。
意見3の経過・補足
(都市計画課 公園担当)
塚原台第2公園の看板は、地表から看板下部までの高さが150cmしかなく、利用者が通行する場所に設置されておりました。そのため、老朽化も著しい同看板を撤去し、今後事故が発生しないように高さを180cm以上確保した上で、別の安全な場所に看板を新設する工事を令和4年7月31日までに行います。
また、市内の他の公園等の看板も同様の危険性がないか調査を行っており、事故の危険性がある看板については、改修工事等の対応を行なっていきます。
意見4
児童の登下校の見守りをしている。
塚原台入口の交差点にて、塚原台側に横断歩道がなく、危険である。
このことについては以前から市に要望しているが、一向に改善されていない。
回答4
(道路管理課 道路建設担当)
塚原台入口の交差点については、令和4~5年度で、県による交差点改良工事が行われる予定です。
しかしながら、お尋ねの横断歩道が出来るかどうかは現在のところ確認できておりませんので、分かり次第報告します。
市からは、警察署に対し横断歩道の要望は出していますが、未だ対応されていません。今後も粘り強く要望を続けます。
意見4の経過・補足
(道路管理課 道路建設担当)
ご要望の横断歩道設置については、県が行う道路改良工事で対応する予定となっています。
県では、令和4年度中に工事完了できるよう関係機関と最終調整しているとのことです。
意見5
市が、災害時を想定してブロック塀の安全性について調査をしていたと思うが、調査後の対応はどうなっているのか。
危険だと思う民家が複数あるので、確認したい。
回答5
(都市計画課 計画担当)
個人宅におけるブロック塀は個人の財産となるため、危険と判断された場合、個人で除却することとなります。
なお、この除却には市からの補助金があり、市報やウェブサイトで案内しているところです。
意見5の経過・補足
(都市計画課 計画担当)
当日ご質問いただいた、調査後の対応について確認しました。
平成30年度に各学校の通学路におけるブロック塀を調査後、危険性の高い箇所については、市の職員がご自宅を訪問し、福岡県建築指導課から提供された安全対策依頼文書を渡しています。
意見6
塚原台交差点から北東側に続く道路において、南側の歩道には歩行者を守るガードレールがなく、危険だと感じている。
事故が起こる前に設置してほしい。
回答6
(道路管理課 道路管理担当、道路建設担当)
当該道路は県道のため、現地確認を行い、市から県に対して要望を伝えたいと思います。
なお、自治会から要望書を出していただくと一緒に進達することも可能です。
意見6の経過・補足
(道路管理課 道路管理担当、道路建設担当)
令和4年6月15日に、那珂県土整備事務所に当該要望内容を伝えました。
また、6月20日に自治会長より要望書を受け取りましたので、県に進達します。
質問7
総合スポーツセンターのグラウンドから、時計が見づらい状況である。
なぜ広いグラウンドに、あのような見づらい時計を設置しているのか、疑問である。
回答7
(健康スポーツ課 スポーツ担当)
ご指摘の時計は、以前、市に寄贈された時計をそのまま設置している状況です。
経緯等について今一度確認し、検討します。
意見7の経過・補足
(健康スポーツ課 スポーツ担当)
ご指摘の時計は、総合スポーツセンター建築前に寄贈を受け設置したものでした。
グラウンドの時計は、北側(大谷側)に設置しており、南側(体育館)からは遠い位置となっています。
施設改修計画等の際に追加設置等について検討します。
意見8
塚原台3丁目にマンションが建設される予定となっている。
立地環境から見た場合に、新たな住民との地域コミュニティの形成について、課題を感じている。
自治会としては、市に対して新たな出入り口となる道の設置を長年要望してきている。
このことを認識しているにも関わらず、最終的に建築許可は県が行うとはいえ、市として開発事業者に対し、道路の設置などを開発条件に加える等の対策を検討しなかったのか。
マンションの建設計画を認識した際に、市としてどのように考えたのか、改めて伺いたい。
回答8
(都市計画課 計画担当、地域づくり課 協働推進・文化振興担当)
新しいマンションの建設に伴い、若いファミリーの世帯が多く入居されるのではないかと予想しています。
安全安心の観点では、避難所となる公民館との距離が生じることで、さまざまな課題が生じることと思いますが、市としても自治会と共に解決の道を探っていきたいと思います。
なお、マンション建設等の開発行為の申請があった場合は、開発行為者による地域への説明が義務付けられており、地域にお住まいの皆さんの理解のもと、開発行為者は申請を行い、その後開発工事を行う流れとなっています。
また、ご指摘のように、塚原台地区全体が袋小路のようになっていることは認識しています。今後、どのように改善していくことが可能か、自治会と意見交換を重ねていきたいと思います。
意見8の経過・補足
(都市計画課 計画担当、地域づくり課 協働推進・文化振興担当)
ご指摘の内容については認識していますが、道路を設置することなどをマンション建設の条件とすることはできず、あくまでも要望となるため、強制力がなく、実施するか否かについては、事業者の判断になることをご理解ください。
意見9
当地区では、地区公民館に隣接する公園がない。
イベント等を実施する際には、公民館から200mほど離れた塚原台第1公園まで、リヤカー等人力で機材を運ぶ必要があり、苦慮している。
また、同公園にはトイレがなく、利用者が公民館まで移動することとなるため不便な状況である。
他のほとんどの公民館では、隣接した公園を保有しているようである。
こうした状況を理解いただき、今後整備について検討いただきたい。
回答9
(都市計画課 公園担当)
公民館に隣接する公園を設置するため、その用地として公民館に隣接している重池を埋め立てることは、当池が私有地となっているため、困難な状況です。
なお、市では、防犯面やいたずら、落書き等を考慮し、トイレの積極的な設置は行っておりません。
ただし、自治会が要望し、また自治会によって清掃・管理ができる場合に設置を検討しているところです。
意見10
総合スポーツセンター横の溜池(小池)は埋め立てられた。
重池についても、市として埋め立てを前向きに推進していただきたい。
回答10
(都市計画課 公園担当)
池の埋め立てについては、地元でも賛否両論あるようです。また、市が所有するものでもありませんので、大変難しい状況です。
小池は、その水を活用されず、管理されていなかった状況であったため、溜池保全審議会に諮り、指定解除したものです。
市内に19ある、残る溜池については水利権の問題等もありますが、現在、溜池のあり方について検討を行っています。
意見11
子どもが春日南小学校の学童(放課後児童クラブ)を利用しているところだが、学童の運営が2年前に変わって以降、辞めたいという子どもたちが増えていると聞いている。
現在の指定管理者は、コロナ禍を理由にイベント・事業をすべて中止し、保護者と支援員とのコミュニケーションを取る機会を設けていただけないような状況が続いている。
「withコロナ」で、子どもたちが少しでも楽しく、安全安心に過ごすことができる環境をつくって欲しいと何度も伝えているが、なかなか解決に至っていない。
2年前に運営が変わる際「子どもの環境は変えない」と案内を受けたのだが、そのようなことはなく、子どもと支援員、保護者と支援員の信頼関係はなくなってきている。
このような中、令和4年度には3年目を迎え、審査の年とはなるが、もう1期、同社が運営を継続するのではないか、という話も聞いている。
これ以上は保護者として我慢できない。
なぜ、同者を選定したのか。また、市として同者に改善してもらうよう働きかけられないか、伺いたい。
回答11
(こども未来課 保育担当)
以前運営をされていたNPO法人を含め、いくつかの事業所について、審査を行い、議会への説明・承認を経て、株式会社テノ.サポートが指定管理者となっているところです。
同社が指定管理者になった当時、既にコロナ禍にあり、人と人との接触ができない、イベント・行事の実施に規制を設ける状態でした。
近頃はコロナの波も収まりつつありますが、市としても、厳しい条件の中にあっても支援員と子どもたちが信頼関係を保とうと頑張っている姿を見ているところです。
令和3年1月に、指定管理者において、保護者と子どもにアンケートを実施されました。
保護者に「支援員の子どもに対する接し方」や「保護者からの意見の対応」などの質問をしたところ、「とても良い」から「普通」と回答した割合がいずれも約9割となっています。
また、子どもの方も「放課後児童クラブが楽しいか」という質問に対し、88%が「楽しい」と回答しています。
その他にもさまざまな質問をしていますが、全体的に「良い」と答えた方が多い傾向でした。
アンケートには見えない課題もあるかと思いますので、市と指定管理者で話し合って必要に応じて改善していきたいと考えています。
意見11の経過・補足
(こども未来課 保育担当)
春日南小学校の放課後児童クラブの保護者会から、放課後児童クラブの現状を記した文書を受け取りましたので、現在、市と指定管理者間で内容を確認しているところです。
令和4年6月18日に、保護者会と指定管理者等で協議を行い、意見交換を行いました。2回目の意見交換の実施も予定しています。
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