03_須玖南地区 出前トーク要約記録(令和4年度)
ページID:1010414 更新日 令和4年6月24日
※ 報告書原文をそのまま掲載しています。
意見1
現在、学校における体育の授業や野外活動で、児童・生徒がマスクを着用していると聞いている。先日開催された体育祭でも、児童はマスク着用で競技をしており、酸欠や熱中症などのリスクもあるため、健康面で心配だった。
また、自分の容姿を気にしてマスクを外すのを躊躇している子もいるが、子どもの間は、相手の表情などを見て人と接することを学ぶのも大事ではないかと思っている。
なお、学校に確認したところ、先生から「マスクを外してよい」と児童に伝えてはいるようだが、外さない子どももいるようで、学校現場でも悩んでいるとのことであった。
文部科学省からもマスクを外すことについて通達があったと聞いている。
児童生徒の、学校内におけるマスク着用について、市の方針を確認したい。
回答1
(学校教育課 学校保健担当)
市や学校の中に、感染症に対する専門的な知見を持ち、方針を出すことができる者はいません。このため、厚生労働省や文部科学省による、学校内におけるマスク着脱の方針は、大変参考になります。
令和4年4月2日付で、文部科学省から「室内・室外において体育の時間や登下校時には、密集しない限りマスクを外してよい」との文書が来ています。
この方針に基づき、市教育委員会からこれまでに3回、学校へ通知を出しているところです。
なお、ご指摘のとおり、子ども同士でお互いマスクを外すことを牽制し合うようなことも考えられます。さらに、小学校低学年の間は、登下校時に友人と遊びながら帰ることも想定されることから、対応については引き続き検討していきたいと考えています。
意見1の経過・補足
(学校教育課 学校保健担当)
令和4年5月23日に、政府における「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」が変更されました。
特に、これから夏季を迎えるに当たり、児童生徒の熱中症予防の観点から、5月27日に「学校生活における児童生徒等のマスクの着用について」を各学校に示したところです。
また、併せて各学校長は、保護者に対し、学校では「三つの密(密閉空間、密集場所、密接場面)を避けた上で、体育の授業(準備、片付け、更衣等を除く。)、昼休みの外遊び、部活動(準備、片付け、更衣等を除く。)、登下校時(会話をしない場合に限る。)の場面では、マスクをはずしましょう。」と指導する旨を文書で周知しています。
意見2
学校内で陽性者(感染者)が発生した場合の、学級閉鎖を行う判断や期間の設定については、自治体によって方針が異なるようだが、どのような基準を設けているのか。
子どもが通う小学校では、3年生が初めての体育祭なのに参加できなかった、とも聞いている。
回答2
(学校教育課 学校保健担当)
学校内で、陽性者が判明した場合、その人数や他の児童生徒の体調不良者の状況などにもよりますが、判明した時点で下校を決定し、翌日を学級閉鎖としています。
また、陽性が判明した場合、発症した時点から2日前まで遡って校内等での活動を確認し、濃厚接触者の特定をしています。
また、濃厚接触者(濃厚接触者等の候補者)になった場合は、国の基準に従い、感染者と接触した日の翌日から原則として7日間を出席停止期間としています。
なお、感染者や濃厚接触者が複数いた場合には、子どもの学びに支障が生じないよう、タブレット端末によるオンライン授業に切り替えることもあります。
意見3
約10年前に、当地区で開催された県道「長浜太宰府線」の整備に関する説明会に参加した。
その後、自宅の改修工事を行うため、市に当道路の整備時期について確認したところ、10年先との案内を受けた。その後、3年後に改めて時期を確認したところ、同様に10年先とのことであった。
本当にできるのかできないのか、よく分からない。
また、少子高齢化が進み、福祉・医療への需要が高まっている中、膨大な期間と予算を投じてまでこの道路を整備することが本当に市民にとって必要なのか、疑問である。
回答3
(道路管理課 街路担当)
現在、市を通る南北方向の幹線道路は、県道31号線と県道板付・牛頸・筑紫野線しかなく、渋滞緩和のためには長浜太宰府線の少しでも早い開通が待たれます。
福岡市方面へ通勤・通学される春日市民は非常に多く、市民意識調査においても、最も大きい課題と市民が感じているのが交通渋滞であり、市としても、当事業は非常に重要なものと認識しているところです。
当事業は県道のため、県が主体であり、平成28年度から北側の外環状線から大野城二丈線までの約420メートルの区間について事業に着手していますが、用地買収などが進んでいない状況で、道路工事には至っていません。
市としても、少しでも早い開通が実現するよう、県に対し要望を続けるとともに、整備に充てる事業費として約26億円の基金を確保しています。
なお、当事業については、いつ頃完成するのか、見込みを立てることが難しく、市職員も完成時期をお伝えすることが難しい状況ですので、ご理解いただきますようお願いします。
意見4
政府は2020年までに指導的地位に占める女性の割合を30%とする目標を掲げている。
しかしながら、市の経営層(三役及び部長級)における女性職員の割合は約16%である。
女性の登用における計画・展望について伺いたい。
回答4
(人事法制課 人事担当)
過去、育児休業などの制度が整っておらず、また、職員の意識醸成が不十分だった時代にあっては、女性職員が結婚・出産を機に退職したり、管理監督職になることを希望しなかったりする状況はありました。
しかしながら、時代とともに職員の意識も変わり、制度も整ってきたこともあり、徐々に女性の職員の比率は上がっています。課長級では25.6%、課長補佐級では38.5%となっています。
ポストへの登用は能力主義としており、男女関係なく登用しています。
また、新規採用職員については、女性が多い年もあれば男性が多い年もあります。
意見5
須玖小学校の南東に、栴檀(センダン)の木が茂っており、カーブミラーが見えづらくなくなっている。
剪定をお願いしたい。
回答5
(教務課 施設計画担当)
現地確認の上、対応します。
意見5の経過・補足
(教務課 施設計画担当)
令和4年5月26日、現場を確認し、カーブミラーにかかる枝の剪定を行いました。
意見6
岡本地区にある盤石池は、植物が繁茂し、排水管付近には土砂も堆積しており、一部にはヘドロも見られるなど、手入れがなされていない。夏場には異臭もしている状態である。
以前、市に確認したところ、池の管理は水利組合が行っているとのことであり、市に情報公開請求をしても池の排水等に関する図面等はなかった。
地元の人に聞くと、現在は泥の影響もあり、水の貯・排水機能は失われているとの話もあった。
市として「溜池保全条例」を掲げ、その条文には「良好な自然環境を継承できるよう、何人も、適切な溜池の保全に努めなければならない」と明記していること等と、実際の市の姿勢について整合性が取れていないと感じている。
回答6
(文化財課 整備活用担当)
現地を確認し、対応を検討します。
意見6の経過・補足
(文化財課 整備活用担当)
盤石池の周辺部は、奴国の丘歴史公園の一部として市が借上げていますが、池面部分については水利組合が管理していることから、池に堆積した土砂の除去などに取り組むことができるのは水利組合になります。
このため、ご意見の内容を令和4年5月27日に水利組合にお伝えしましたが、「現状では対応が難しい」との回答でした。水利組合としても池の現状は認識されていることから、対応について引き続き協議してまいります。
現在、盤石池は土砂が堆積し、植物が繁茂していますが、池からの異臭は感じられません。また、マガモの繁殖地になっており、子ガモの姿を楽しみにしておられる市民の方も数多くいらっしゃいます。
なお、盤石池は本来、調整池として整備されたものではありませんが、一定の雨水調整機能は確保できています。
今回、貴重なご提言をいただいたことから、池の環境面については、引き続き注意して点検を行うと共に、盤石池も含めて、奴国の丘歴史公園がさらに市民の皆さまの憩いの場となるよう、必要な対応を今後も検討してまいります。
上記内容について、令和4年6月6日に発言者に、6月7日に自治会長に説明しました。
質問7
春日市民図書館の盗難防止装置は機能しているのか。
以前、誤って本をバックに入れたままゲートを通過したことがあるが、総合スポーツセンター側の装置とふれあい文化センター側の装置、いずれも反応がなかった。
疑問に感じ、図書館の職員に「盗難防止装置が機能していないのではないか」と尋ねたところ、無言で笑っていた。
那珂川市など他自治体の図書館では、盗難防止装置が機能し、処理をせず通過した場合にはブザーが鳴る仕組みだと聞いた。
春日市民図書館は、他自治体の図書館と比べて市史・町史関連本が少ないと感じており、これは、盗難防止装置が機能していないために持ち去られたからではないか、と危惧している。
回答7
(地域教育課 社会教育・読書推進担当)
春日市民図書館は、図書館流通センターという民間企業によって管理・運営しています。
盗難防止装置については、確認の上回答します。
また、蔵書については、利用者のニーズに基づき検討しています。市史・町史等の設置について希望があれば、いつでも市民図書館にお伝えいただきますようお願いします。
意見7の経過・補足
(地域教育課 社会教育・読書推進担当)
盗難防止装置に反応するICタグは、現時点では全ての書籍に貼り付けると、膨大な経費がかかるため、一部の持ち出しを禁止している書籍を中心に貼り付けています。
ご紹介のように、他市の公立図書館では盗難防止装置がセットになっている自動貸出機を導入しているところもありますが、この場合、返却した書籍の破損・汚損の確認などに課題があるため、本市においては慎重に検討しているところです。
また、市史・町史関連本は多数所蔵していますが、スペースに限りがあるため、利用者が多いものを1階フロア(開架書庫)に置いており、その他は2階のスペース(閉架書庫)に置いています。なお、春日市民図書館の蔵書数は、全体で約34万3千冊あり、県内で3番目に多い蔵書数となっています。
ご利用の際には、図書館スタッフにお気軽にお声掛けいただくようお願いします。
上記内容について、令和4年6月6日に発言者に、6月7日に自治会長に説明しています。
上記については、後日発言者に伝え、了承いただいています。
意見8
燃えないごみの収集は、ビンと缶を一緒に「ビン・カン」の袋に入れてよいとされ、同様に、アルミもスチールも一緒に「陶器・金属類」の袋に入れてよいとなっている。
ビンと缶、又はアルミとスチールとで袋を分けることで、ごみ処理の効率化が図れると思うのだが、いかがか。
回答8
(環境課 ごみ減量担当)
細かく分別してごみを出していただく方が、ごみ処理が効率化するのは間違いありません。
しかしながら、ごみを分別する市民の皆さんの手間や、誤って入れた場合の対応等もありますので、検討が必要です。
2022年4月は「プラスチック資源循環促進法」が施行されるなど、今後はこれまで以上に分別を強化していくことが求めれられていくものと考えています。
(自治会長)
アルミ缶は、須玖南地区公民館でも回収していますので、いつでも持ってきてください。
意見8の経過・補足
(環境課 ごみ減量担当)
春日大野城リサイクルプラザでは、燃えないごみを30種類以上の資源に分別して、リサイクルなどがされています。
燃えないごみの処理をする際に必ず、爆発等の危険物や中身の入ったままの缶類等の違反物を、機械や手選別で確実に除去する作業を、従業員の安全性も確保しながら実施しています。
処理は株式会社障がい者つくし更生会が行っており、これまで大きな事故もなく、春日大野城リサイクルプラザは全国的にも注目を集めている施設です。
ビンと缶や、アルミとスチールを分けるなどのルールに変更したとしても、爆発事故等の防止のためには、全ての袋の中を確認し、違反物を除去する作業を行う必要があり、必ずしも作業の効率化にはつながりません。
ごみを出す際に、ルール違反のものを混入しないなどのご協力をいただくことがごみ処理の効率化につながりますので、引き続きごみの正しい出し方へのご協力をお願いします。
意見9
須玖南5丁目のやよいバス停付近から須玖南4丁目の中心部まで通っている道路は、通学路にもなっているが速度制限が設けられておらず、危険だと感じている。
警察にも働きかけて、速度制限を設け標識を立てて欲しい。
(自治会長)
自治会としても、車の交通量が多く、速度を出しているため危険である、という認識をしており、警察にパトロールの強化をお願いしているところである。
回答9
(道路管理課 道路管理担当)
現地を確認し、警察と協議をします。
意見9の経過・補足
(道路管理課 道路管理担当)
令和4年5月26日に現地確認し、警察と協議したところ、要望書を提出してもらえれば、県警本部と協議するとの回答をいただきました。
このことについて自治会長に連絡したところ、6月6日に自治会より要望書が提出されましたので、警察へ進達します。
意見10
放課後児童クラブ及び学校におけるクラブ活動について、それぞれの市の担当部署を教えてほしい。
回答10
(こども未来課 保育担当、学校教育課 学校教育担当)
放課後児童クラブ(学童)は、本庁2階こども未来課が担当しています。
また、学校のクラブ活動は、本庁4階学校教育課が担当しています。
意見10の経過・補足
(こども未来課 保育担当)
令和4年5月26日に、発言者に連絡を行ったところ、例年、放課後児童クラブが発言者に依頼している「箸りんぴっく(箸技遊び)」に関する問い合わせであったため、放課後児童クラブ指定管理者から発言者に案内しています。
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