DREAM1 春日市長 井上 澄和(いのうえ すみかず)
ページ番号1004738 更新日 令和2年1月14日
DREAM1 市民一人一人の幸せ 春日市長 井上 澄和(いのうえ すみかず)
第1回目は春日市の井上 澄和(いのうえ すみかず)市長です。
野球選手に憧れてソフトボールに熱中していた少年が、大学時代の「人との出会い」を境として政界への一歩を踏み出しました。
「出会いや経験を積み重ねて成長することで、幼少期には思いもしなかった「夢」に出会うことができました」という井上市長の今の夢は…。
今でこそ都市化が進んだ春日市ですが、当時は田畑が多く、自然に囲まれた景色が広がっていました。友達と繁みをかき分けて走り回るような少年時代です。プロ野球が最も盛んな時代でしたので、野球選手は子どもたちの憧れの存在でした。私も毎日のようにソフトボールをしており、「将来は野球選手になるのかな」と漠然と思っていました(笑)
しかし、最初の夢を実現できる人は、そう多くはありませんよね。私は、多くの人との出会いによって夢が変わっていって、子どもの頃には想像もしなかった職に就いています。
究極の夢は「市民一人一人が幸せになること」です。その夢に向かう第一歩として、「安心して暮らすことができる、このまちに住んでよかった」と、感じてもらえるまちづくりを進めています。
また、市長という立場は、市民の負託を受けて、市民の幸せのために尽力しなければなりませんので、私は「市民の声に常に誠実であること」を政治信条にしています。
春日市では、「行政が主導するまちづくり」ではなく、市民が主体的に「こんなまちにしたい」という提案をして、市民と行政が一体となってまちの課題に取り組む「協働のまちづくり」を行っています。
私が重視するのは「市民との対話」です。19年間継続している「出前トーク 市長と語る」では、春日市内の35地区全ての自治会で市民との意見交換を行っています。実はこの出前トークを始めた当初は、苦情やお叱りをいただくことが多く、首長として反省の日々が続いていました。しかし、いただいた意見に真摯に対応し、継続して取り組んできたところ、年を追うごとに、まちづくりに対する建設的な意見が増えてきました。「市民一人一人が幸せになる」ためには、市民と行政の信頼関係が不可欠ですので、これからも「市民との対話」を継続していきます。
子どもの頃から夢を持ち続け、その実現に向けて努力し、夢を叶えることはとても素晴らしいことです。しかし、夢を持って生きていく中で、どこかで壁にぶつかることがあるかと思います。壁に圧倒され「大きすぎて乗り越えることができない」と目の前が暗くなるかもしれません。しかし、経験を重ね、視野を広げ、新たな知識を得ていくことで、いつの間にか「あの壁を乗り越えていた」と実感できることがあります。これまで感じていた苦労を、苦労と感じなくなったことは成長の証なのです。
夢を実現するためにも、多くの人との出会いを経験しながら、目の前のやるべきことを積み重ねていってください。
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