須玖タカウタ遺跡2・5次調査出土青銅器生産関連遺物および土器類

ページ番号1006247  更新日 令和4年8月2日

画像:タカウタ遺跡出土多紐鏡鋳型の写真
タカウタ遺跡出土多紐鏡鋳型
画像:タカウタ遺跡出土銅戈鋳型の写真
タカウタ遺跡出土銅戈鋳型
読み方

すぐタカウタいせきに・ごじちょうさしゅつどせいどうきせいさんかんれんいぶつおよびどきるい

区分

市指定 有形文化財

指定年月日

令和2年2月21日

所蔵場所

春日市奴国の丘歴史資料館(福岡県春日市岡本3-57)

概要
須玖タカウタ遺跡5次調査の1号竪穴建物などからは、土製鋳型26点、石製鋳型9点が出土しました。土製鋳型は九州で殆ど例がなく、銅戈の鋳型などは類例が殆どない一対のものでした。石製鋳型は朝鮮半島にも見られる滑石系の石材を使用しており、日本初出土の多鈕鏡の鋳型も含まれます。さらに一緒に出た土器からは、日本最古級の青銅器生産に関する遺物ということが分かりました。以上のことから、5次調査の鋳型と土器など122点と距離や時期の近い2次調査の鋳型、土器など15点、合計137点を指定しました。

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