天神ノ木遺跡出土後漢鏡
ページID:1002308 更新日 令和4年8月2日

- 読み方
- てんじんのきいせきしゅつどごかんきょう
- 区分
- 市指定 有形文化財
- 指定年月日
- 平成18年1月25日
- 所蔵場所
- 春日市奴国の丘歴史資料館(福岡県春日市岡本3-57)
- 概要
- 上白水の天神ノ木遺跡において、弥生時代後期の竪穴住居跡から出土した、中国後漢時代の青銅鏡です。面径は13.9センチメートルほどに復元され、鏡の縁部が残っており、残された文様から内行花文鏡(ないこうかもんきょう)だと推測されます。後漢鏡は墳墓内に副葬したり、ペンダント状に加工したりすることがありますが、本例のように鏡縁だけを竪穴住居に廃棄した例はなく、特別な祭祀(さいし)儀礼に関するのではないかと推測される興味深い鏡です。
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