首都圏への緊急事態宣言発令と成人式の実施について（令和3年1月8日）

新型コロナウイルスの感染再拡大に伴い、1月7日、首都圏（1都3県）に特別措置法に基づく緊急事態宣言が発令されました。

社会経済活動への影響をできるだけ抑えながら、爆発的な感染拡大を防止するため、昨年4月の宣言時と比べ、地域、期限、制限内容を限定して、集中的に対策を行うこととされています。

福岡県は、今回の緊急事態宣言の対象地域に含まれていませんが、急激に新規感染者が増えており、予断を許さない状況です。

私たち一人一人が危機感を持って、改めて感染防止対策を徹底していくことが求められており、福岡県知事から県民と県内の事業者に対し、緊急事態宣言の対象地域への移動を自粛することなどの要請が出されていますので、ぜひご協力ください。

新型コロナウイルス感染症への対応は、効果的なワクチンや治療薬が普及するまで、息の長い取組みが求められます。

今後とも地域の感染状況を見極め、可能な社会経済活動については、工夫しながら続けていくことも、必要になってまいります。

本市では、1月11日（月曜日）に成人式を開催します。

新成人の皆さんにとって一生に一度の機会であり、感染防止対策として、従来より広い会場を確保し、2部制にして、短時間で実施します。

参加者は、成人式の会場で密になることを避け、式の後は、会食等の参加者同士の集まりを控えていただくことを、切にお願いします。

新成人の皆様が、我慢するところは我慢し、コロナ禍という苦境の中でも実施できて本当に良かったと、後々振り返ることのできる成人式にしたいと考えています。ご理解とご協力をいただきますようお願いいたします。

令和3年1月8日　春日市長　井上　澄和（いのうえ　すみかず）