静かな年の始めをお過ごしください（令和3年1月1日）

新年あけまして、おめでとうございます。

この年末年始は、九州北部でも大雪となることが懸念されていましたが、今のところ大きな影響はないようです。

一方で、新型コロナウイルス感染症は、全国的に感染拡大の勢いを増しており、昨日（令和2年12月31日）は、新規感染者数が全国で4,500人を超え、これまでで最も多くなりました。

このままでは、爆発的な感染拡大や緊急事態宣言の再発令に至ることも懸念されています。

本市においても連日、新たな感染者が発生するとともに、高齢者の介護事業所においてクラスター（感染者の集団）が発生するなど、予断を許さない状況です。

世界的には、いくつかの国ですでにワクチンの接種が始まり、我が国でも本年の早い時期に接種が開始される見込みです。

有効な治療薬やワクチンが行きわたるまで、何としてでも爆発的に感染が拡大することを防がなければなりません。

市民の皆様、新たな年の始めではありますが、外出は、混雑する時期や場所を避けるなど慎重にしていただき、ぜひとも、静かな年始をお過ごしください。

また、引き続き、マスクの着用や手洗い、人との適切な距離の確保、三密（密閉、密集、密接）の回避など、基本的な感染防止対策を徹底していただきますようお願いいたします。

自分自身の行動が、自分と大切な人を守ることにつながります。

ぜひ、ご理解とご協力をいただきますよう、お願いいたします。

令和3年1月1日　春日市長　井上　澄和（いのうえ　すみかず）