年末年始に向けて感染防止対策の徹底を（令和2年12月15日）

新型コロナウイルス感染症につきましては、11月から全国的な感染再拡大が続き、福岡県では、医療提供体制がひっ迫する事態を避けるため、12月12日に「福岡コロナ警報」が再発動されました。また、12月14日には、国の観光支援策「Go To トラベル」事業を、今月28日から来年1月11日まで全国一斉に停止することが決定されました。

これから、年末年始に向けて、人の移動が活発化することから、適切な感染防止対策が徹底されなければ、爆発的な感染拡大に至るおそれがあります。

市民の皆様は、外出する場合には、混雑する時期や場所を避け、発熱などの症状がある場合は、外出を控えてください。

年末年始には、飲酒を伴う会食の機会も増えることと思います。その際は、感染防止対策が徹底されている店舗を利用するとともに、（1）少人数・短時間で、（2）なるべく普段一緒にいる人と、（3）深酒・はしご酒などはひかえ適度な酒量で、など感染のリスクを下げる工夫をお願いします。

発熱などの症状がある場合は、かかりつけの病院など、地域で身近な医療機関に電話で相談してください。相談する医療機関に迷ったり、相談した医療機関で診断・検査ができない場合などは、筑紫保健福祉環境事務所「受診・相談センター」（電話：092-707-0524）にご相談ください。

年末年始に新型コロナウイルスへの感染が疑われる発熱などの症状があった場合、24時間対応の「受診・相談センター」（電話：092-643-3288）にご相談ください。

一人一人が「人にうつさない」、「人からうつされない」、「自分が感染しているかもしれない」という意識を常に持ち、引き続き、マスクの着用や手洗い、適切な換気の確保、三密（密閉、密集、密接）の回避など、基本的な感染予防対策を徹底していただきますようお願いいたします。

令和2年12月15日　春日市長　井上　澄和（いのうえ　すみかず）