新型コロナウイルス感染症の状況などについて（令和2年7月21日）

新型コロナウイルス感染症については、本年5月25日に「緊急事態宣言」が全国的に解除された後、7月に入って、東京都を中心に再び全国的に感染が広がり、福岡県内の感染者数も増えてきました。

このような状況の中、感染の再拡大をできるだけ抑えながら、社会経済活動のレベルを徐々に引き上げていくことが求められており、プロスポーツなどのイベントは段階的に観客を増やし、7月22日からは国内観光需要の喚起を目的とした支援事業（Go To トラベル キャンペーン）が開始されます。

一方で、これらの取組は、感染防止策を徹底することが前提となっています。市民の皆様には、次の点にご留意くださいますようお願いします。

発熱等の症状がある場合は、外出を控え、催物には参加しない。

外出の際は、マスクの着用や手指の消毒など「新しい生活様式」に基づく行動を実践する。

感染防止策が徹底されていない施設等への外出を控える。

観光地では、人と人との間隔を確保する。

催物への参加等の際は、三密（密閉、密集、密接）の環境を避ける。

その他、施設の管理者などから示される感染防止策を守る。

社会経済活動のレベルが上がるに従い、いつ、どこで感染者が発生してもおかしくない状況になっています。

有効な治療薬やワクチンができるまで、新型コロナウイルス感染症とは、長く向き合っていく必要があります。市民の皆様一人一人の意識と行動で、感染の再拡大をできるだけ抑えながら、日常の生活・活動を徐々に取り戻していきましょう。引き続き、ご理解とご協力をお願いいたします。

令和2年7月21日　春日市長　井上　澄和（いのうえ　すみかず）