平成28年度公の施設の指定管理に係る監査結果報告

平成28年度公の施設の指定管理に係る監査結果について

地方自治法（昭和22年法律第67号）第199条第7項の規定に基づき、公の施設の指定管理に係る監査を実施した結果、監査委員から春日市議会議長および市長に対し報告書を提出しました。概要は次のとおりです。

記

1　監査の実施期間

平成28年12月13日から平成29年3月10日まで

2　監査対象および実地監査日

（1）放課後児童クラブ（春日市放課後児童クラブ設置条例別表第1に定める児童クラブ全て）

• ア　所管課：福祉支援部こども未来課
• イ　指定管理者：特定非営利活動法人子ども未来ネットワーク春日
• ウ　指定期間：平成27年4月1日から平成32年3月31日まで
• エ　実地監査施設：つくしんぼクラブおよびつくしんぼ第2クラブ
• オ　実地監査日：平成29年2月16日

3　監査範囲

平成27年度及び平成28年度のうち4月1日から9月30日までの期間に係る監査対象の公の施設の指定管理に関する事務の執行および管理業務の実施状況

4　監査方法

監査に当たっては、所管課からあらかじめ契約・協定に係る一連の書類および利用状況調書などの資料提出を求め、必要に応じ関係職員からの事情聴取などによる予備監査を行いました。また、指定管理者に対する事情聴取および実地監査を行いました。

5　監査結果

監査の結果、前回の平成24年度の指摘事項については、適正に改善がなされており、今回の監査範囲である公の施設の指定管理に関する事務の執行および管理業務の実施状況などについては、ほぼ適正に実施されているものと認められました。ただし、以下の事項については、改善または補正の処置を執られるよう要請しました。

1. 放課後児童クラブ
   • （ア）各クラブのクラブ運営費（消耗品費、行事費など）については、必要な額を前月に仮払いで支出し、各クラブの現金出納簿で管理後、月末までに事務局へ精算する手続きとなっている。今回、精算時において、各クラブの現金出納簿から事務局で管理している帳簿への転記の際に金額、クラブ名の誤りが一部生じていた。
     また、クラブの現金出納簿について、経理記録の訂正が適切に行われていないのが一部見受けられた。