九州大学との共同研究について
ページ番号1014519 更新日 令和6年5月7日
「保健医療データベース利用による行動変容に向けたフィードバック手法の開発」に関する研究についてのお知らせ
はじめに
市では、地域住民の健康寿命を延伸させるために、さまざまな保健事業を実施しています。今後、より多くの市民に保健事業を受診してもらうために、効果的な事業案内の方法について探っています。
市は九州大学と共同で住民の健康改善に資するエビデンス創出を目指した多地域コホート研究に参加してきました。今回新たに特定健診、歯科健診の対象の住民の皆さまに対して効果的な勧奨方法を明らかにするための研究を行うことになりました。この研究によって、今後の保健事業に関する政策立案の基礎資料を構築するとともに、地域住民の健康増進に資する根拠や解決策を創出していきます。
研究の対象者
【運動勧奨】
春日市在住で、2023年度に特定健診を受診し、運動習慣がないと回答した人の中から無作為に選んだ約1500人を対象にします。
【歯科健診勧奨】
春日市在住で、2024年度に歯科健診の対象者の中から無作為に選んだ約1500人を対象にします。
研究の実施方法
研究の対象者になった人に、2024年度中に、「運動勧奨」「歯科健診勧奨」に関して複数のパターン(従来通り通知なし、単純な通知、健康面などを強調した通知、医療費メリットを強調した通知)の通知を、対象者から無作為に抽出して郵送します。どのパターンの通知が最も効果的に運動実施や歯科健診受診を改善させるのかなどを検証します。検証にあたっては、市が保有する市民の健康に関するデータを利用します。この研究を行うことで住民の皆さんに余分な負担が生じることはありません。
研究の対象者となることを希望しない人または研究対象者の家族などの代理人は、研究機関事務局まで連絡してください。
個人情報の管理について
個人情報漏洩を防ぐため、市役所内において個人を特定できる情報を全て削除し、仮名化されたデータを九州大学大学院医学研究院医療経営管理学分野に提供し、統計解析が行われます。本研究の実施過程およびその結果の公表(学会発表や論文等)の際には、対象者を特定できる情報は一切含まれません。
研究期間
研究承認日から2028年3月31日までです。
医学上の貢献
本研究成果は住民の健康寿命の延伸と健康格差の解消に役立つ成果が期待できるため、将来の多くの住民の皆さんの健康に貢献できる可能性が高いと考えられます。
研究機関
(データの管理について責任を有する機関)
福岡県福岡市西区元岡744
国立大学法人九州大学
(データの管理責任者)九州大学大学院医学研究院・准教授 福田治久
連絡先:〒812-8582 福岡市東区馬出3-1-1
電話:092-642-6960(平日 9時00分 〜 17時00分)
このページに関するお問い合わせ
健康課 健康づくり担当
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福岡県春日市昇町1-120
いきいきプラザ2階
電話:092-501-1134
ファクス:092-501-1135
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