熱中症の予防と対処法

ページID:1001798  更新日 令和8年5月1日

熱中症とは、高温多湿な環境に長くいることで、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。

主な症状は次のとおりです。

  • 軽度:めまい、立ちくらみ、筋肉痛、汗が止まらない
  • 中度:頭痛、吐き気、体がだるい、虚脱感
  • 重度:意識がない、けいれん、高い体温である、呼び掛けに対し返事がおかしい、まっすぐに歩けない・走れない

高齢者や子ども、障がいのある人は熱中症になりやすいといわれています。また、過度な飲酒も脱水を招くため注意が必要です。

正しい予防法を知り、普段から気を付けて行動することで、熱中症を防ぐことができます。

暑熱順化(しょねつじゅんか)で暑さに負けない体づくり

「汗をかかない生活」が、真夏の熱中症のリスクを高めます

本格的な夏を迎える前に、暑さに強いカラダづくりを始めましょう。

熱中症は真夏だけでなく、梅雨の晴れ間や急に気温が上がる日にも多く発生します。

人の体は、汗をかいて体温を下げることで暑さに対応できます。大切なのは、しっかりと汗をかくことができる体を「今から」少しずつ作っていくことです。

今から始める暑熱順化のポイント

  1. 少し早足(ややきついと感じる速さ)でウォーキングやジョギングなどを、1日30分程度行う。
  2. 屋内での筋力トレーニングや足踏み運動、ラジオ体操などを行う。
  3. ぬるめ(38~40度)の湯船にゆっくりと浸かる(シャワーのみで済ませない)。
  4. エアコンを上手に使う。クーラーが効きすぎた部屋で、長時間過ごすことは要注意。
  5. 無理のない範囲で、自然な暑さに体を少しずつ慣らす。
  6. バランスの良い食生活、十分な睡眠など、規則正しい生活習慣を心掛ける。

本格的な夏を迎えた後の熱中症予防のポイント

  1. バランスの良い食事、十分な睡眠を心掛ける。
  2. のどが渇いていなくても、こまめに水分を補給する
    ※ 1日1,200ml程度、1回にコップ1杯程度を1日に6杯を目安に。入浴前後や就寝前起床時も忘れずに水分補給しましょう。
  3. たくさんの汗をかいた時は、塩分も補給する。
    ※ 食塩水(水1リットルに1~2グラムの食塩)やイオン水がお薦めです。
  4. エアコンを上手に活用する。
    ※ 救急搬送の発生場所で最も多いのは屋内です。
  5. 外出時は、帽子や風通しの良い服を着用し、日傘を使用する。
  6. 今自分がいる環境の気温や湿度を確認する習慣を付ける。
  7. 冷却グッズ(保冷材や氷枕など)を活用する。
  8. 熱中症警戒アラートが発表されている時は、できるだけ外出を控える。

熱中症予防

高齢者は特に注意が必要です

救急搬送者の約半数は高齢者となっており、特に注意が必要です。

  1. 体内の水分量が少ないため、体内の水分が不足しがちです。
  2. 加齢により暑さや水分不足に対する感覚機能が鈍くなっています。
  3. 暑さに対するからだの調整機能が低下しているので、体内に熱がたまりやすくなっています。

高齢者の周りにいる人は、こまめな声かけや見守りをお願いします。

高齢者のための熱中症対策

高齢者のための熱中症対策

スポーツをする時の留意点

  1. 猛暑を我慢しない
    • 気温31度を超えたら激しい運動はしない
    • 気温35度を超えたら運動は中止する
    • のどの渇きを我慢しない
  2. こまめに水分補給をしよう
    • スポーツドリンクなどで失われた水分と塩分を一緒に取る
  3. 体調が悪いときは我慢しない
    • 体調不良の時のスポーツは事故のもと。無理をしないことが大事

熱中症を疑ったときは

1.涼しい環境への避難

風通しのよい日陰や、できればエアコンが効いている室内などに避難させましょう。

2.衣服をゆるめ、からだを冷やす

衣服を脱がせて、体から熱の放散を助けます。露出させた皮膚に水をかけて、うちわや扇風機などで扇ぐことにより体を冷やします。

体温の冷却はできるだけ早く行う必要があります。重症者を救命できるかどうかは、いかに早く体温を下げることができるかにかかっています。救急隊を要請したとしても、救急隊の到着前から冷却を開始することが求められます。

3.水分・塩分・経口補水液などの補給

冷たい水を与えます。

冷たい飲み物は胃の表面で熱を奪います。大量の発汗があった場合は汗で失われた塩分を適切に補えるイオン水や食塩水(水1リットルに1~2グラムの食塩)も有効です。

応答が明確で、意識がはっきりしているなら、水分の経口摂取は可能です。

「呼び掛けや刺激に対する反応がおかしい」「応えない」(意識障害がある)時には誤って水分が気道に流れ込む可能性があります。また、「吐き気を訴える」または「吐く」という症状は、すでに胃腸の動きが鈍っている証拠です。これらの場合は、経口で水分を入れるのは禁物です。

4.医療機関へ運ぶ

意識がない時や自力で水分が摂取できない時は、救急車を呼びましょう。

応急処置

情報収集で命を守る

日頃からニュースや天気予報を確認し、気温上昇などの情報を収集しましょう。

  •  環境省「熱中症予防情報サイト」で全国の熱中症警戒情報を確認できます。
  • 環境省による、「暑さ指数(WBGT」や「熱中症警戒アラート」などの情報をメールやLINEで受け取れるサービスもあります。
    ※ メール配信サービスは前年に登録・利用した場合でも再度申し込みが必要です。注意してください。
  • 「熱中症特別警戒アラート」発表時は、市公式LINEアカウントからも配信を行いますので、登録してください。

春日市熱中症アンケート結果

市民の熱中症に関する認識や予防の実態を把握し、今後の対策立案に役立てることを目的として、令和5年に九州大学と春日市による共同学術調査を行いました。

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健康課 健康づくり担当
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